*

「鉄旅日記」2020年睦月 初日(東京-湯沢)その2‐新白河、郡山、福島、仙台、あおば通(東北本線) 【秋田内陸縦貫鉄道に乗りにいきました。五能線の名所も歩いた旅初めでございます。】

公開日: : 最終更新日:2025/05/06 旅話, 旅話 2020年

鉄旅日記2020年1月11日・・・新白河駅、郡山駅、福島駅、仙台駅、あおば通駅(東北本線)

8:22 新白河(しんしらかわ)駅(東北・北海道新幹線/東北本線 福島県)
白河の関を越えてみちのくに入っている。
土地の高低を明確に感じる機会はなかった。

白河は沿線では比較的大きな街だ。
黒磯あたりよりは余程暖かなように感じる。

白河駅前に建つ復興天守閣がこれまで見てきた記憶よりも立派に見える。
これもまた冬の国が持つ気高さだろうか。

列車は泉崎駅に着こうとしている。
北関東の景色と変わらぬものを車窓から眺めている。

9:23 郡山(こおりやま)駅(東北・北海道新幹線/東北本線/磐越東線/磐越西線/水郡線 福島県)
一番列車で町を出て、ここ郡山駅で美味い駅そばを食べるのが、北へ向かう旅の習慣になっている。

フードコートでは喜多方ラーメンも出すが、そばにしたよ。
今日は肉そば。

郡山に着くと日差しを浴びた。
空は青く、道中に見た寒木の茂みもなく、田野からはすっかり白がとれている。
ただ駅構内の冷気はさすがにみちのくを感じさせるものだった。

鉄路はまた徐々に上り坂をたどっている。

10:40 福島(ふくしま)駅(東北・北海道新幹線/山形新幹線/東北本線/奥羽本線/阿武隈急行/福島交通飯坂線 福島県)
乗り換え時間29分。
駅前通りを歩く。

街中に雪の気配はまるでなく、東に連なる山並にも白いものはなく、信夫山の姿にも寒さを恐れる様子は見えない。

信夫通りを横切った地点で引き返す。
繁華街はそのあたりで終わっていた。

駅の反対側に蔵王が頭を出している。
そして旧福島駅舎と思われる建物を、商業施設を併設した長大な福島駅の片隅に見た。
駅好きのオレには大いなる発見だった。

列車は左に蔵王を眺め、迂回するように福島盆地を上がり、藤田を過ぎると遠ざかった福島盆地を一望する。

福島中通りはこんなにも暖かいのか。
去年の1月はまた違ったはずだけれど。

蔵王は雪をかぶっているが、山頂付近のみで、降雪量は圧倒的に少ない。
噴火を繰り返してきたであろう蔵王の面相は凄まじく、富士山を思わせる噴火口がいぼのように突き出ている。

12:09 あおば通(あおばどおり)駅(仙石線 宮城県)にて

12:45 仙台(せんだい)駅(東北・北海道新幹線/東北本線/仙山線/仙石線/仙台市地下鉄南北線/仙台市地下鉄東西線 宮城県)
恋人へ渡す「萩の月」は福島駅で購入済み。
ついでに喜多方ラーメンもつけた。

だから仙台駅の土産物売場に用はない。
次の下り小牛田行は49分待たなきゃならない。

仙石線ホームへ下りる。
多賀城行に長い列ができている。

ホームにはあおば通まで乗り越し、そのままあおば通始発列車での折り返しを禁じる貼り紙がある。
通勤通学混雑による仙台事情が窺える。

あおば通駅までひと駅を乗車。
あおば通駅は地下駅で、地上に出て振り返ると仙台駅が見えている。
仙台~あおば通間はその程度の距離しかない。

あおば通りと並行するアーケード街を通り仙台駅へ。
列をなす店もあれば、退屈そうに立ち尽くす店主を暖簾越しに覗ける店もある。

横断歩道から眺めた仙台の何気ない街並と青空は美しかった。


意外にも小牛田行の座席は塞がり、立ち客もいる。
塩釜に着いても減ることはなく、むしろ増えている。

関連記事

「鉄旅日記」2021年春 初日(東京-米内沢)その5‐比立内、阿仁合、阿仁前田温泉、合川、米内沢(秋田内陸縦貫鉄道) 【大人の休日倶楽部パスで東北へ。新幹線、在来線特急乗り放題でございます。続くコロナ禍ではございますが、約半年の辛抱の時を過ぎて、天候にも苛まれながら秋田内陸縦貫鉄道に乗りに行きました。】

鉄旅日記2021年4月17日・・・比立内駅、阿仁合駅、阿仁前田温泉駅、合川駅、米内沢駅(秋田内陸縦

記事を読む

「車旅日記」2003年晩秋 初日(奈良-高野山-南紀白浜)走行距離204㎞ -橿原かっぱ寿司、橋本駅、九度山駅、高野山大伽藍、高野山金剛峰寺、龍神、南紀白浜 【紀伊半島に焦がれる日々。南海道を往くのは2度目でございます。】

車旅日記2003年11月22日・・・橿原かっぱ寿司、橋本駅、九度山駅、高野山大伽藍、高野山金剛峰寺、

記事を読む

「鉄旅日記」2019年霜月 最終日(北上-東京)その1‐北上、横手、醍醐、十文字、下湯沢(北上線/奥羽本線) 【津軽鉄道、弘南鉄道に乗りにいきました。羽州街道を歩いた晩秋の旅でございます。】

鉄旅日記2019年11月4日・・・北上駅、横手駅、醍醐駅、十文字駅、下湯沢駅(北上線/奥羽本線)

記事を読む

「鉄旅日記」2022年新春 初日(東京-湯瀬温泉)その1 ‐松戸、神立、友部、水戸、いわき(常磐線) 【巨大な土偶が貼りつく木造駅を見たくて冬の東北を旅しました。】

鉄旅日記2022年1月8日・・・松戸駅、神立駅、友部駅、水戸駅、いわき駅(常磐線) 2022

記事を読む

「車旅日記」2003年夏 2日目(札幌-北見)走行距離431㎞ -岩見沢駅、砂川駅、旭川駅、白滝PA、遠軽駅、サロマ湖、網走刑務所、網走駅、北見東急イン 【北海道初上陸。2,300㎞を移動した5日間の記録でございます。】

鉄旅日記2003年8月14日・・・岩見沢駅、砂川駅、旭川駅、白滝PA、遠軽駅、サロマ湖、網走刑務所、

記事を読む

「車旅日記」2004年夏 最終日(長崎-福岡空港)走行距離291㎞その2-厳木駅、西唐津駅、唐津駅、筑前前原駅、葛飾金町【九州を一周してみよう。そう思いたった、真夏の日々でございます。】

車旅日記2004年8月15日・・・厳木駅、西唐津駅、唐津駅、筑前前原駅、葛飾金町 2004・8・1

記事を読む

「鉄旅日記」2020年晩秋 2日目(砺波-武生)その4‐七尾、金丸、宝達、宇野気、本津幡(七尾線) 【大人の休日倶楽部パスで北陸へ。新幹線、在来線特急乗り放題でございます。魚津、雨晴をめぐり、氷見線、万葉線、城端線、七尾線、えちぜん鉄道、福武線、北陸鉄道との再会でございます。】

鉄旅日記2020年11月22日・・・七尾駅、金丸駅、宝達駅、宇野気駅、本津幡駅(七尾線) 1

記事を読む

「鉄旅日記」2020年弥生 初日(東京-高山)その3‐上諏訪、塩尻、洗馬、中津川(中央本線) 【富山地方鉄道に乗りにまいりました。太多線、高山本線に乗るのも楽しみにしていたのでございます。】

鉄旅日記2020年3月20日・・・上諏訪駅、塩尻駅、洗馬駅、中津川駅(中央本線) 10:27 上諏

記事を読む

「鉄旅日記」2019年如月 初日(東京-安中)その1-金町、熱海、城ヶ崎海岸、伊豆熱川、伊豆稲取、今井浜海岸、河津(常磐線/東海道本線/伊東線/伊豆急行線) 【週末パスで東京から伊豆。そして上州、信州へ。友人は言ったものでございます。何気に大層な移動距離だと。】

鉄旅日記2019年2月9日・・・金町駅、熱海駅、城ヶ崎海岸駅、伊豆熱川駅、伊豆稲取駅、今井浜海岸駅、

記事を読む

「鉄旅日記」2020年盛夏 3日目(肥前鹿島-門司港)その1‐肥前鹿島、肥前大浦、長里、湯江(長崎本線)/鹿島城跡 【コロナ禍の内緒旅VOl.2。宮島へ。錦帯橋へ。筑豊へ。島原へ。千綿駅へ。そして若松~戸畑の渡船。日本晴れの4日間の記録でございます。】

鉄旅日記2020年8月15日・・・肥前鹿島駅、肥前大浦駅、長里駅、湯江駅(長崎本線)/鹿島城跡

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

「鉄旅日記」2001年祇園会【京都の女性に恋をしていた頃がございました。そんなある宵宵々山の記憶でございます。】

鉄旅日記2001年7月15日 2001・7・15の記憶(京都編

「車旅日記」2001年黄金週間 最終日その2(京都-東京)-朝日村栄荘、道の駅親不知ピアパーク、道の駅能生、小千谷駅、月夜野情報サービスセンター、道の駅おかべ、葛飾金町【目指したのは彼女が暮らす京都。この時からしばらく、向かう先は劇的なまでに西になったのでございます。】

車旅日記2001年5月5日・・・朝日村栄荘、道の駅親不知ピアパーク、

「車旅日記」2001年黄金週間 最終日その1(京都-東京)-八坂神社石段下、志賀、道の駅河野、福岡の湯、道の駅ウェーブパークなめりかわ【目指したのは彼女が暮らす京都。この時からしばらく、向かう先は劇的なまでに西になったのでございます。】

車旅日記2001年5月5日・・・八坂神社石段下、志賀、道の駅河野、福

「車旅日記」2001年黄金週間 2日目その2(京都-志賀-京都)-祇園まで彼女をさらいに行ったのでございますが・・・【目指したのは彼女が暮らす京都。この時からしばらく、向かう先は劇的なまでに西になったのでございます。】

車旅日記2001年5月4日 大津方面に向かう161号国道は渋滞

「車旅日記」2001年黄金週間 2日目その1(京都-志賀-京都)-祇園まで彼女をさらいに行ったのでございますが・・・【目指したのは彼女が暮らす京都。この時からしばらく、向かう先は劇的なまでに西になったのでございます。】

車旅日記2001年5月4日 彼女は右手を投げ出してオレの体に置

→もっと見る

    PAGE TOP ↑