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「鉄旅日記」2021年秋 最終日(飯坂温泉-東京)その5 ‐仙台、鹿島、原ノ町、浪江、常陸多賀(常磐線) 【4度目の緊急事態宣言明け。これ以降そのようなものが発令されることはございませんでした。阿武隈急行、峠駅、立石寺。お宿は飯坂温泉。秋の東北を満喫すべく常磐線に乗りました。】

公開日: : 最終更新日:2025/06/12 旅話, 旅話 2021年

鉄旅日記2021年10月10日・・・仙台駅、鹿島駅、原ノ町駅、浪江駅、常陸多賀駅(常磐線)

14:33 仙台(せんだい)駅(東北・北海道新幹線/東北本線/仙山線/常磐線/仙台市地下鉄南北線/仙台市地下鉄東西線/仙台空港線 宮城県)

山寺で過ごした幸せな時間で、仙台駅での食事の必要がなくなった。若干の腹の減りは覚えるが、このままいく。

恋人に「萩の月」を購入して原ノ町行に乗り込むと、ハウウンド・ドッグの「フォルテシモ」のメロディとともにドアが閉まる。

岩沼を過ぎて真正の常磐線内に入れば、車内も空くだろう。酒飲みの本領がそこから始まる。

15:57 鹿島(かしま)駅(常磐線 福島県)

列車行き違い7分の停車。昨日駅舎は写した。去年も写している。

空は晴れて、昨日とも一年前とも違うが、構わない。

車内は亘理あたりから空きはじめ、酒を開けてもよかったが、目の前に3人の子供を連れた同世代の母親がいる。

幼い妹を見守る二人のお兄ちゃんは賢く、彼等に酒を飲む姿を見せることをためらい、結局リュックにしまい込んだまま。

時に眠り、お日様に照らされて息づく大地を眺めていた。

原ノ町に着く。

16:27 原ノ町(はらのまち)駅(常磐線 福島県)

駅のコンビニは営業を見合わせている。新型コロナウイルスの影響がいつをもって終息するのかを旅先で見極める。

駅を降りてしばらく歩いてみた。これまでよりも奥行きを感じた。駅前に工事車両が置かれていたが、確か去年もそうだった。

初めて接した時から変わらない駅の姿。温泉旅館のようなこの姿を愛している。

金町に住まう限り、東北ヘ向かうメインロードの乗継駅の原ノ町はより存在感を増していく。

そんな未来を新鮮に感じている。

16:57 浪江(なみえ)駅(常磐線 福島県)

JR東日本管内で停電騒ぎがあって都内は混乱を極めているようだ。その騒ぎが特急の遅れという形をとって上りにも影響して、ここで10分強の停車。

1年ぶりの浪江。東日本大震災からの復興に関わる象徴的な町とも言えるが、常磐線全線開通から1年を過ぎて、目に見える変化を見つけることは難しかった。

あるいは駅から見えたスナックは、去年にはなかったかもしれない。

魚を食べに戻って来たいよ。心から思う。

19:03 常陸多賀(ひたちたが)駅(常磐線 茨城県)

列車の遅れで、いわきでの乗り継ぎ時間はわずかとなった。酒などを買い込むつもりでいたが叶わず、ひたすらに列車は進み、ここで数分の停車。

この先勝田で乗り継いで、グリーン車のチケットを購入するつもりでいる。

酒の買い置きならある。米沢で得た牛肉弁当がある。旅の終わりが見えている。

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