*

「鉄旅日記」2020年初秋 2日目(高松)その2 ‐祖谷口駅、小歩危駅、大歩危駅、剣山リフト乗場、恋人峠、穴吹駅、黒田屋高松西インター店 【時空の友を訪ねて讃州高松へ。金比羅さん、瀬戸大橋、大歩危、小歩危などを友とめぐり、義仲寺に寄り、直島に渡り、水島臨海鉄道にも乗った4日間の記録でございます。】

公開日: : 最終更新日:2025/05/04 旅話, 旅話 2020年

車旅日記2020年9月20日・・・祖谷口駅、小歩危駅、大歩危駅、剣山リフト乗場、恋人峠、穴吹駅、黒田屋高松西インター店(友が運転する車でたどった道でございます。

12:15 祖谷口(いやぐち)駅(土讃本線 徳島県)

友が選ぶルートを一応終えますと彼は尋ねたものでございます。「どこへ行きたい?」もちろん高松弁でございます。彼は私のブログをご存知で、駅をこよなく愛していることもよく知っております。2年前にはせがんで屋島駅に車を寄せていただきました。そうした経緯からお伝えした希望は大歩危、小歩危でございました。ルートの最初に現れますのは祖谷口駅でございます。一帯は平家の落人伝説地でございます。

12:38 小歩危(こぼけ)駅(土讃本線 徳島県)

大歩危駅には降りたことがございます。大歩危小歩危とセットで呼ばれることが多く、この駅に寄るのは念願と言っていいものでございました。本来であれば列車で訪ねたいのでございますが、贅沢は言っていられません。何しろ運転本数が悲しいまでに少ないのでございます。急峻な崖に面した小歩危駅。谷が極端なまでに狭まった地点にございます。車を止めるのもひと苦労でしたが、友はここを訪ねたことはなく、とても喜んでくれました。

13:02 大歩危(おおぼけ)駅(土讃本線 徳島県)

続きまして大歩危駅でございます。自身2度目、11年振りの再訪になります。友はこの場所をことのほか気に入られたようで、出迎えてくれる子泣き爺にも興味津々。その後何度も訪ねられて、その度に写真を送ってきたものでございます。ちょうど豪華列車が停車していたこともあり、彼の四国愛は絶頂へと達したかのようでした。駅前の「歩危マート」で軽食。小生は加えてビールを。コロナ禍ではありますが、ちょっとした賑わいが生まれておりました。

大歩危駅に面して遊歩道がございます。20年の年の差を持つ男2人。互いに離婚経験者でございます。様々な共感点に頷きながら大歩危峡を眺め、平家の落人が隠れ住んだ谷を見上げたのでございます。

さらに歩を進め大歩危大橋へ。11年前にここから撮った大歩危駅の写真がございます。あれからスマホの画質は飛躍的に向上しております。そしてまた1枚。加えて何枚か。

16:10 剣山リフト乗場

あれから道は狭くなり、悪路もございました。途中休みもせずに車を走らせ続ける古希を過ぎている友人。驚くほどのタフさでございます。高松商業在学時には陸上競技をされていらっしゃって、いくら走っても疲れなかったとおっしゃる。通り過ぎたかずら橋に人が群がる様を見て、「3密どころか8密や」と大笑。やっとこさ到着した剣山でございますが、リフトの営業は終了しておりました。

途方もない山の中でございます。私に土地勘などはございません。友にすべてを委ねました。どこの町へと下りて、どのように高松を目指すのでしょうか。途中車を止めていただき写した景色でございます。

17:33 恋人峠

難所が続き、悪路が続き、タフで鳴らす友もさすがに休息を欲したようでございます。車を止めた場所は恋人峠。男二人でこの地に立つのも一興。悲しい平家伝説からその名がついた峠。屋島で源義経率いる奇襲部隊に破れた平家軍。全軍海上に去って最終決戦地の壇ノ浦へと向かったものと思っておりましたが、やむなく敗亡の道をたどった者がおり、やがては剣山、大歩危、祖谷へと入っていったのでございましょう。公達を慕った姫が後を追いますが、この峠の険しさに前進を諦め、悲涙に暮れたとのこと。われわれはその道を逆にたどってきたことになります。

17:57 穴吹(あなぶき)駅(徳島本線 徳島県)

下りてきましたのはこちらも11年振りの再訪となる穴吹駅。吉野川を越えた先にはうだつの町並みが残る徳島本線の中心駅でございます。駅前には名物ぶどう饅頭を売るお店。友はそこで恋人のために買い求めました。そして私にもお裾分け。それから3年後に三度この駅に降りることになりましたが、その際は私も恋人への土産としたものでございます。美味なのでございます。

駅前通りは吉野川に面しております。11年前にも確か夕暮れ時でございました。夕焼け、、、鮮やかなものでございます。

そして穴吹橋にも足を踏み入れました。吉野川を写し、友を写し。忘れ得ぬ夕景でございます。

19:19 黒田屋高松西インター店

二人の夕食はここの讃岐うどん屋が定番でございます。うどんとおでん。小生はビール。車を運転される友は、運転とは関係なく酒は嗜みません。うどんを食べるべきなのでしょうが、小生のお気に入りはここのラーメンでございます。天かすと揚げさん、チャーシュー。純和風の出汁。ラーメンを語る資格は持ちませんが、これまでに食した中でも最高の味でございました。翌日もまたこのラーメンを注文したものでございます。

関連記事

「鉄旅日記」2009年晩秋 2日目(倉敷-和田山)その2-郡家、若桜、智頭、京口、福崎、寺前、和田山(因美線/智頭急行/播但線) 【陰陽を行き来した3日間。この国の秋は美しゅうございました。】

鉄旅日記2009年11月22日・・・郡家駅、若桜駅、智頭駅、京口駅、福崎駅、寺前駅、和田山駅(因美線

記事を読む

「鉄旅日記」2019年師走 初日(東京-酒田)その4‐矢島、前郷、金浦、酒田(由利高原鉄道鳥海山ろく線/羽越本線) 【由利高原鉄道鳥海山ろく線に乗りにいきました。初冬の日本海は荒々しく、美しゅうございました。】

鉄旅日記2019年12月7日・・・矢島駅、前郷駅、金浦駅、酒田駅(由利高原鉄道鳥海山ろく線/羽越本線

記事を読む

「鉄旅日記」2020年初秋 3日目(高松)その1 ‐片原町駅、瓦町駅、高松築港駅、玉藻公園(高松城跡)、一宮寺、滝宮天満宮、滝宮駅、満濃池 【時空の友を訪ねて讃州高松へ。金比羅さん、瀬戸大橋、大歩危、小歩危などを友とめぐり、義仲寺に寄り、直島に渡り、水島臨海鉄道にも乗った4日間の記録でございます。】

車旅日記2020年9月21日・・・片原町駅、瓦町駅、高松築港駅、玉藻公園(高松城跡)、一宮寺、滝宮

記事を読む

「鉄旅日記」2012年夏【青春18きっぷで、みちのくひとり旅】最終日(羽後本荘-東京)-羽後本荘、古口、袖崎、天童、漆山、かみのやま温泉、山形、左沢、寒河江、長町、太子堂、南仙台、名取、館腰、船岡(羽越本線、陸羽西線、奥羽本線、左沢線、東北本線)

鉄旅日記2012年8月15日・・・羽後本荘駅、古口駅、袖崎駅、天童駅、漆山駅、かみのやま温泉駅、山形

記事を読む

「鉄旅日記」2020年如月 最終日(釜石-東京)その1‐釜石、遠野、宮守(釜石線) 【東日本大震災で被害を受けた大船渡に泊まりにまいりました。山田線完全乗車も目指しておりましたが・・。】

鉄旅日記2020年2月24日・・・釜石駅、遠野駅、宮守駅(釜石線) 2020・2・24 5:39

記事を読む

「鉄旅日記」2022年弥生vol.2 2日目(焼津-静岡)その1 ‐焼津、金谷、千頭、井川(東海道本線/大井川鐡道本線/大井川鐡道井川線)/焼津温泉やいづマリンパレス 【念願の大井川鐡道に乗る旅。帰りは身延線経由、武蔵野線全駅下車達成でございます。】

鉄旅日記2022年3月20日・・・焼津駅、金谷駅、千頭駅、井川駅(東海道本線/大井川鐡道本線/大井

記事を読む

「鉄旅日記」2022年皐月 初日(東京-磐梯熱海)その1 ‐金町、上野、宇都宮(常磐線/東北本線) 【日光線全駅乗降を果たし、猪苗代湖畔に遊び、磐梯熱海の湯につかり、国定忠治を訪ねた旅でございます。】

鉄旅日記2022年5月7日・・・金町駅、上野駅、宇都宮駅(常磐線/東北本線) 2022・5・

記事を読む

「鉄旅日記」2009年皐月【四国へ、途中下車の旅】初日(東京-三ノ宮)-金町、東京、静岡、浜松、弁天島、大垣、美濃赤坂、石山寺、膳所、尼崎、西宮、芦屋、三ノ宮(東海道本線、美濃赤坂支線、京阪石山坂本線)

鉄旅日記2009年5月1日・・・金町駅、東京駅、静岡駅、浜松駅、弁天島駅、大垣駅、美濃赤坂駅、石山寺

記事を読む

「鉄旅日記」2012年夏 【青春18きっぷで、北海道途中下車旅】4日目(岩見沢-羽後本荘)-岩見沢、札幌、銭函、小樽、倶知安、蘭越、長万部、中ノ沢、五稜郭、上磯、釜谷(函館本線、江差線)

鉄旅日記2012年8月14日・・・岩見沢駅、札幌駅、銭函駅、小樽駅、倶知安駅、蘭越駅、長万部駅、中ノ

記事を読む

「鉄旅日記」2019年弥生Part.2 その2-湯本、内郷、水戸、偕楽園、下菅谷、中菅谷(常磐線/水郡線) 【青春18きっぷ常磐旅。この当時、常磐線は富岡止まりでございます。そしてこの季節、臨時駅の偕楽園駅に列車が止まります。】

鉄旅日記2019年3月10日・・・湯本駅、内郷駅、水戸駅、偕楽園駅、下菅谷駅、中菅谷駅(常磐線/水郡

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

「鉄旅日記」2022年水無月 最終日(中山平温泉-東京)その2 ‐小牛田、松島、高城町、陸前浜田、榴ヶ岡、仙台(東北本線/仙石線)【鳴子温泉郷の湯を求めての旅でございます。】

鉄旅日記2022年6月12日・・・小牛田駅、松島駅、高城町駅、陸前浜

「鉄旅日記」2022年水無月 最終日(中山平温泉-東京)その1 ‐中山平温泉、鳴子温泉(陸羽東線)/旅館三之丞湯【鳴子温泉郷の湯を求めての旅でございます。】

鉄旅日記2022年6月12日・・・中山平温泉駅、鳴子温泉駅(陸羽東線

「鉄旅日記」2022年水無月 初日(東京-中山平温泉)その3 ‐小牛田、古川、上野目、池月、鳴子温泉、中山平温泉(陸羽東線)【鳴子温泉郷の湯を求めての旅でございます。】

2022年6月11日・・・小牛田駅、古川駅、上野目駅、池月駅、鳴子温

「鉄旅日記」2022年水無月 初日(東京-中山平温泉)その2 ‐いわき、竜田、原ノ町、鹿島、新地、仙台(常磐線)【鳴子温泉郷の湯を求めての旅でございます。】

鉄旅日記2022年6月11日・・・いわき駅、竜田駅、原ノ町駅、鹿島駅

「鉄旅日記」2022年水無月 初日(東京-中山平温泉)その1 ‐金町、石岡、友部、水戸(常磐線)【鳴子温泉郷の湯を求めての旅でございます。】

鉄旅日記2022年6月11日・・・金町駅、石岡駅、友部駅、水戸駅(常

→もっと見る

    PAGE TOP ↑