「鉄旅日記」2020年弥生 2日目(高山-速星)その2‐中滑川、滑川、猪谷、宇奈月温泉、宇奈月、寺田(富山地方鉄道本線) 【富山地方鉄道に乗りにまいりました。太多線、高山本線に乗るのも楽しみにしていたのでございます。】
鉄旅日記2020年3月21日・・・中滑川駅、滑川駅、宇奈月温泉駅、宇奈月駅、寺田駅(富山地方鉄道本線)
9:01 中滑川(なかなめりかわ)駅(富山地方鉄道本線 富山県)



9:24 滑川(なめりかわ)駅(あいの風とやま鉄道/富山地方鉄道本線 富山県)
立山の壁は見えている。
駅を除けば平凡な風景の中にいる。
上市駅到着前、左から線路が現れた。
接続する路線はないはずだがと思っていると、上市から方向が変わる。
座る向きを変えて再び宇奈月温泉を目指す。
旧北陸本線の線路が接近してくる。
中滑川駅は変貌していた。
かつては駅と味のある商店街が一体となった面白味のある駅で、そんな懐かしい駅に降りることを楽しみにしていたが、商店街はなくなり、駅は一般家屋のようになっていた。
ロータリーにはタクシーが一台。
夢の跡を見たような気持ちで街中へ歩いていく。

滑川駅は変わっていなかった。
街は、閑散としている。


「蜃気楼とホタルイカの街」を謳う地鉄側のロータリーから立山連山がはっきりと見える。
午後にはあの麓に行ける。




線路はしばらく旧北陸本線と並走している。
早月加積駅で行き違い待ち。
左手に目をやれば、真っ青な日本海が見える。
越中中村駅を過ぎて早月川を越える。



10:56 宇奈月(うなづき)駅(黒部峡谷鉄道 富山県)にて



11:16 宇奈月温泉(うなづきおんせん)駅(富山地方鉄道本線 富山県)
地鉄はとても空いていたけれど、駅前には常に人の姿がある。
駅の足湯場では話に花が咲き、家族連れには笑顔があふれている。
温泉場とはそういう場所か。
黒部峡谷鉄道はシーズンオフで、スキー場に雪はない。
峡谷の眺めは素晴らしく、宇奈月神社は天照大神を祀っている。

お詣りする。
祈ることはいつも同じ。
社業の発展と世界平和。
そして世界のすべての子供たちが笑顔で過ごせること。
ビールとお土産を買えば、もう発車の時刻。
酒屋のおかみさんと暖かな今日を喜び、雪の少なかったこの冬を嘆いた。



そんな38分間の宇奈月温泉滞在記。
12:46 寺田(てらだ)駅(富山地方鉄道本線/富山地方鉄道立山線 富山県)
宇奈月温泉から日本海は近いわけじゃないが、高台の車窓から真っ青な水平線が見えた。
町に下りてきてしばらくすると新幹線駅が現れる。
黒部宇奈月温泉駅。
地鉄は新黒部駅で北陸新幹線と接続している。
電鉄黒部、魚津と馴染みの街が続く。
そして古い駅舎が現れると特別な感情が湧く。
電鉄魚津駅周辺にも街があり、魚津の街を再発見したような気持ちになる。
西魚津には古い駅舎があり、次回は歩こうと思う。
滑川では眠る。
立山方面への乗り換え駅、寺田。
宇奈月温泉からの線路と立山からの線路が三角形に交わり、接点には古い駅舎と広場がある。




駅舎は物置小屋と化しているが、文化財的建築物と言える。
広場でカフェやビヤガーデンが開けたらいいのに。
地鉄の重要な駅だが、これといって特徴の見つからない駅前風景だった。

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