*

「鉄旅日記」2020年如月 初日(東京-大船渡)その2‐新白河、郡山、福島、仙台(東北本線) 【東日本大震災で被害を受けた大船渡に泊まりにまいりました。山田線完全乗車も目指しておりましたが・・。】

公開日: : 最終更新日:2025/05/05 旅話, 旅話 2020年

鉄旅日記2020年2月22日・・・新白河駅、郡山駅、福島駅、仙台駅(東北本線)

8:20 新白河(しんしらかわ)駅(東北・北海道新幹線/東北本線 福島県)
徐々に上がっている。
それは分かる。

豊原~白坂間の野岩国境には、愛してやまない鉄橋から見渡す風景がある。
ボックス席で構え、写す。


新白河手前で左手に池を見る。
水辺にはいつも心引かれる。

郡山行への乗り継ぎ時間は4分。

戊辰戦争の激戦地でもある白河城は平城。
遮るものを持たず、その姿を晒している。

東北諸藩の思惑が一致して、新政府軍に対して白河の関から徐々に出血を強いながら寒冷な奥地へと引きずり込み、冬の到来を待って決戦を挑めていたらと不意に思う。
ナポレオンやヒトラーを没落へと導いたロシアの戦術はそうだった。

それほどに白河から先、みちのくは深い。

駅で見かけた美人の車掌さんのアナウンスが時折入る。
低い声音が耳や脳に心地いい。

9:25 郡山(こおりやま)駅(東北・北海道新幹線/東北本線/磐越東線/磐越西線/水郡線 福島県)
須賀川~安積永盛間の踏切故障で8分の遅延。
郡山駅の美味い駅そばを食べる時間が失われてしまった。

福島の放射線量は旧に復して、今や東京と変わらない水準だという。

この春には常磐線の不通区間が9年振りに復旧して、オレの町から仙台が近くなる。
常磐線沿線に暮らしていることを時にこうして思い起こす。

郡山行きの列車はそのまま福島行きとなったが、乗客はかなり入れ替わったようだ。
でも美人車掌さんの声は今も聞こえている。

杉田に差し掛かり、かつて富士山が現れたかと仰天させられた山々を眺める。

山頂に雪は残り、そこだけが光を受けて黄金色をしていた。

10:44 福島(ふくしま)駅(東北・北海道新幹線/東北本線/奥羽本線/阿武隈急行/福島交通飯坂線 福島県)
仙台行への乗り継ぎ時間は29分。

安達太良山から蔵王にかけての山並が神々しい。

仙台行が福島を発車して目で追っていたら、信夫山と重なった。
夏にも通るだろう。
美しい福島を覚えていたい。

仙台へと、駅に着くたびに乗客は増えていく。

藤田の手前で振り返ると福島盆地が見えた。
みちのくも今日は曇りか。

藤田を過ぎると、より福島盆地の絶景が現れた。

また少し眠ろう。

12:06 仙台(せんだい)駅(東北・北海道新幹線/東北本線/仙山線/仙石線/仙台市地下鉄南北線/仙台市地下鉄東西線 宮城県)
目を覚ますと名取。
車内は一杯で、立ち客はオレの膝近くまで迫っていた。

仙台で人波に揉まれるのはいつものこと。
仙台駅近辺の車窓風景に覚えがないのはそのためだ。

仙石線地下ホームへ。
ホームにできている列に、仙台の繁華さを想う。

1月はあおば通駅に向かった。
今日はあおば通からの列車を待った。

列に比して、あおば通からの先客は少なく、ゆったりとした車内。

仙台から3駅目、陸前原ノ町を過ぎると地上に出た。

関連記事

「鉄旅日記」2003年冬 初日(宇部-博多)その2-博多の夜 【ご縁と別れがあり、34歳の誕生日を北九州で迎えた日の記憶でございます。】

鉄旅日記2003年2月15日 2003・2・15 サンシティ博多フレックス21 507号 とうとう

記事を読む

「鉄旅日記」2011年夏【みちのくひとり旅】4日目(鹿角花輪-花巻)-鹿角花輪、荒屋新町、盛岡、北上、和賀仙人、横手、大曲、角館、田沢湖、雫石、小岩井、花巻空港、新花巻、花巻(花輪線/東北本線/北上線/田沢湖線/釜石線)

鉄旅日記2011年8月16日・・・鹿角花輪駅、荒屋新町駅、盛岡駅、北上駅、和賀仙人駅、横手駅、大曲駅

記事を読む

「鉄旅日記」2009年秋 3日目(大分-佐賀)その1-大分、中判田、豊後竹田、宮地、肥後大津、水前寺、辛島町、熊電上熊本、上熊本(豊肥本線/熊本市電) 【遅い夏休みをとり、長崎までの切符を買いました。】

鉄旅日記2009年9月20日・・・大分駅、中判田駅、豊後竹田駅、宮地駅、肥後大津駅、水前寺駅、辛島町

記事を読む

「鉄旅日記」2007年新春 2日目(高岡-金沢)-高岡駅前、越ノ潟、高岡、氷見、高岡、城端、金沢(万葉線/氷見線/城端線/北陸本線) 【本格的に鉄旅が始まりまして、まずは冬の北陸を目指したのでございます。】

鉄旅日記2007年1月7日・・・高岡駅前駅、越ノ潟駅、高岡駅、氷見駅、高岡駅、城端駅、金沢駅(万葉線

記事を読む

「鉄旅日記」2017年秋 その3-腰越、江ノ島、湘南江の島、片瀬江ノ島、新宿(江ノ島電鉄/小田急電鉄江ノ島線)/龍ノ口寺 【湘南へ向かう休日。江ノ電に乗りに行ったのでございます。】

鉄旅日記2017年11月12日・・・腰越駅、江ノ島駅、湘南江の島駅、片瀬江ノ島駅、新宿駅(江ノ島電鉄

記事を読む

「車旅日記」2000年春 3日目(象潟‐秋田‐盛岡‐鳴子温泉)象潟海岸、秋田駅、角館花葉館、田沢湖駅、紫波SA、前沢SA、古川駅 【一年のブランクを経て、旅再開。出発場所は東京町田から、下町葛飾へと変わっております。】

車旅日記2000年5月5日 8:54 象潟海岸 636㎞ 朝、人気のない海もいい。 車を降りるつ

記事を読む

「鉄旅日記」2019年霜月 初日(東京-五所川原)その2‐郡山、福島、仙台、品井沼、松島(東北本線) 【津軽鉄道、弘南鉄道に乗りにいきました。羽州街道を歩いた晩秋の旅でございます。】

鉄旅日記2019年11月2日・・・郡山駅、福島駅、仙台駅、品井沼駅、松島駅(東北本線) 9:25

記事を読む

「鉄旅日記」2016年春 初日(東京-下北)その1-郡山、安達、苦竹、東仙台、花泉、石越(東北本線、仙石線) 【下北半島から東日本大震災被災地へ】

鉄旅日記2016年3月19日その1・・・郡山駅、安達駅、苦竹駅、東仙台駅、花泉駅、石越駅(東北本線、

記事を読む

「鉄旅日記」2022年弥生vol.1 初日(東京-熱海)その2 ‐八景島、金沢八景、杉田、新杉田(金沢シーサイドライン/京浜急行本線) 【根岸線、湘南モノレール、横須賀線、大雄山線、鶴見線、南武線etc.駅旅人本領発揮の旅でございます。】

鉄旅日記2022年3月5日・・・八景島駅、金沢八景駅、杉田駅、新杉田駅(金沢シーサイドライン/京浜

記事を読む

「鉄旅日記」2022年新春 初日(東京-湯瀬温泉)その3 ‐盛岡、渋民、八幡平、湯瀬温泉(IGRいわて銀河鉄道/花輪線) 【巨大な土偶が貼りつく木造駅を見たくて冬の東北を旅しました。】

鉄旅日記2022年1月8日 盛岡駅、渋民駅、八幡平駅、湯瀬温泉駅(IGRいわて銀河鉄道/花輪線)

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

「鉄旅日記」2022年師走 最終日(会津宮下-東京)その4 ‐大宮、尾久、三河島(高崎線/常磐線)【11年ぶりに全線運転再開を果たした只見線に乗りにいきました。】

鉄旅日記2022年12月11日・・・大宮駅、尾久駅、三河島駅(高崎線

「鉄旅日記」2022年師走 最終日(会津宮下-東京)その3 ‐高崎、籠原、北本、北上尾(高崎線)【11年ぶりに全線運転再開を果たした只見線に乗りにいきました。】

鉄旅日記2022年12月11日・・・高崎駅、籠原駅、北本駅、北上尾駅

「鉄旅日記」2022年師走 最終日(会津宮下-東京)その2 ‐越後湯沢、水上、津久田、岩本(上越線)【11年ぶりに全線運転再開を果たした只見線に乗りにいきました。】

鉄旅日記2022年12月11日・・・越後湯沢駅、水上駅、津久田駅、岩

「鉄旅日記」2022年師走 最終日(会津宮下-東京)その1 ‐会津宮下、会津川口、只見、小出(只見線)【11年ぶりに全線運転再開を果たした只見線に乗りにいきました。】

鉄旅日記2022年12月11日・・・会津宮下駅、会津川口駅、只見駅、

「鉄旅日記」2022年師走 初日(東京-会津宮下)その3 ‐会津水沼、会津宮下(只見線)/宮下温泉ふるさと荘【11年ぶりに全線運転再開を果たした只見線に乗りにいきました。】

鉄旅日記2022年12月10日・・・会津水沼駅、会津宮下駅(只見線)

→もっと見る

    PAGE TOP ↑