*

「鉄旅日記」2020年初秋 3日目(高松)その1 ‐片原町駅、瓦町駅、高松築港駅、玉藻公園(高松城跡)、一宮寺、滝宮天満宮、滝宮駅、満濃池 【時空の友を訪ねて讃州高松へ。金比羅さん、瀬戸大橋、大歩危、小歩危などを友とめぐり、義仲寺に寄り、直島に渡り、水島臨海鉄道にも乗った4日間の記録でございます。】

公開日: : 最終更新日:2025/05/04 旅話, 旅話 2020年

車旅日記2020年9月21日・・・片原町駅、瓦町駅、高松築港駅、玉藻公園(高松城跡)、一宮寺、滝宮天満宮、滝宮駅、満濃池(友が運転する車でたどった道でございます)

6:37 片原町(かたはらまち)駅(高松琴平電気鉄道琴平線 香川県)

高松築港からひと駅。この駅のほど近くに定宿にしておりますカプセルホテルがございます。サウナ付きではございますが、最近じゃサウナに入ることはまれで、その代わり水風呂にはしっかり浸かります。浸かった後の体が軽くなった感覚がたまらないのでございます。

今日も友が車で迎えにきてくれるのですが、時間は決まっておりません。漠然と7時くらい。間がございます。駅へと向かったのでございます。懐かし気な電飾看板。商店街のテナントのようなさりげない在り方がたまらなく好きでございます。

6:52 瓦町(かわらまち)駅(高松琴平電気鉄道琴平線/長尾線/志度線 香川県)

友からの連絡はなく、散歩の足は伸びます。高松の繁華街を歩いていきます。ようやく初めて高松を知った気になれました。高松、、、たいした街でございます。

瓦町駅まではひと駅の距離。百間町、大工町などあるいは江戸時代から続くかと思われる町名に繁華街がかぶさります。瓦町駅は琴電の旧高松駅。まさに街の中心で、鉄道はここから3方向に伸びて、バスターミナルも併設。駅ビルは変化の波にさらされ、そごうの開店撤退、天満屋の開店撤退を経て、現在はコトデン瓦町ビルの名称。

2008年に志度から電車に揺られて、わずかな時間ここにいたことがあります。駅前に出て思いのままに歩き、お店の明かりをつけたスナックのママさんと目を合わせたことを記憶しております。当時は新橋のスナックのママに惚れていた頃。賑やかな街だとまぶしげに駅ビルを見上げたものでございます。

さて戻るかと向き直ります。友をどこで待つことになるのか。まぁ成り行き任せでございます。繁華街は尽きることなく、丸亀町ドームへと続いていきます。丸亀町ドームが友と初めて顔を合わせた場所でございます。あの日、そこで約束の時間ぎりぎりまで警備の仕事をしていらっしゃって、通りを歩いてくる私にすぐに気づいたとおっしゃいました。「東京もんは歩くスピードが速いけん、すぐに判る」。彼とはその日に初めて会ったのでございますが。

7:26 高松築港(たかまつちっこう)駅(高松琴平電気鉄道琴平線/長尾線 香川県)

まだ友からの連絡はなく、お城跡までいってしまおうと散歩を楽しみます。高松築港駅は2001年まで高松グランドホテルが入る巨大な駅ビルだったと友から聞いておりました。そうした夢の跡はもはや片鱗すら残っておりません。宇高連絡船が運航していた当時のJR高松駅も巨大な駅舎を有しておりました。もちろん写真で知るのみでございます。友はそうした過去を持ちながらの現在の高松の姿に憤りと後悔を時ににじませるのでございます。

7:30 玉藻公園(高松城跡)

高松築港駅の背後がお城跡。生駒家4代、松平家11代と続いた高松藩。現在天守閣復元に向けた動きがみられるとのこと。とても素敵な公園でございます。お濠を遊覧する舟もあるようです。思えば、こうしたゆったりとした時間を過ごすことはまれでございます。友を待つ行為の素晴らしさを感じております。そしてようやく友より連絡が入りました。

お濠越しに高松築港駅、高松港、街を眺めます。

8:49 一宮寺

友と合流して向かったのは朝食場所。つまり讃岐うどん屋でございます。高松市内ではこうした場所に困る心配はございません。最初にお連れいただいた四国霊場八十三番札所。意地悪なおばあさんを改心させた祠がございます。祠に頭を入れると地獄の釜が煮えたぎる音が聞こえて、意地悪な者は頭が抜けなくなると伝わり、「そんな馬鹿な」と頭を入れた意地悪なおばあさん。抜けなくなり、「もう悪いことはしません」と必死に許しを請うと無事に抜けたとのこと。

9:26 滝宮天満宮

今日は私の願いを聞いていただき金比羅さんに登ることになりました。途中、友の案内に従いまして寄り道をいたします。ここは梅の名所とのこと。友は私の神仏への尊崇の念をご存知です。お参りを。

9:37 滝宮(たきみや)駅(高松琴平電気鉄道琴平線 香川県)

駅が近くにあるとのことで友を駐車場に待たせたまま走りました。何とも古く、愛らしい駅舎。感動的な思いで駅員さんに尋ねると大正15年開業当時のままで、近代化産業遺産にも指定されているとのこと。駅前と共に写して、友の待つ駐車場へ戻り感動を伝えましたが、彼の反応はいまひとつ。それでいいのでございます。

車は金比羅さんへと。途中讃岐七富士のひとつ堤山を写す。羽床(はゆか)富士との愛称。

10:30 満濃池

1300年の昔に造られ、その100年後に弘法大師空海が改修にあたった日本最大級のため池。なかなか車を止める場所がなく全容はつかめませんでしたが、なるほど大きな池でございます。香川県は雨が少なく、川は短く急で農業用水に事欠くことから14,000を超えるため池が造られているとのこと。

関連記事

「鉄旅日記」2007年新春 初日(東京-高岡)-東京、岐阜、美濃太田、下呂、高山、角川、猪谷、富山、高岡(東海道新幹線/高山本線/北陸本線) 【本格的に鉄旅が始まりまして、まずは冬の北陸を目指したのでございます。】

鉄旅日記2007年1月6日・・・東京駅、岐阜駅、美濃太田駅、下呂駅、高山駅、角川駅、猪谷駅、富山駅、

記事を読む

「鉄旅日記」2019年師走 最終日(酒田-東京)その1‐酒田、象潟、砂越(羽越本線) 【由利高原鉄道鳥海山ろく線に乗りにいきました。初冬の日本海は荒々しく、美しゅうございました。】

鉄旅日記2019年12月8日・・・酒田駅、象潟駅、砂越駅(羽越本線) 2019・12・8 5:34

記事を読む

2020年盛夏【二人でどこへ行こう。決めたのは甲府でございました。帰りは高尾の名店街で過ごした日帰り旅をSNS風に綴ります。】-高尾、四方津、塩山、甲府、甲斐大和(中央本線)

鉄旅日記2020年8月9日・・・高尾駅、四方津駅、塩山駅、甲府駅、甲斐大和駅(中央本線) 長

記事を読む

「鉄旅日記」2020年如月 2日目(大船渡-釜石)その3‐宮古、蟇目、茂市(山田線)/蛇の目寿司 【東日本大震災で被害を受けた大船渡に泊まりにまいりました。山田線完全乗車も目指しておりましたが・・。】

鉄旅日記2020年2月23日・・・宮古駅、蟇目駅、茂市駅(山田線)/蛇の目寿司 13:25 宮古蛇

記事を読む

「車旅日記」2006年皐月 2日目(黒磯-仙台)その1-道の駅明治の森黒磯、高久駅、黒田原駅、白河駅、安積永盛駅、三春駅、船引駅、磐城常葉駅、川前駅、小川郷駅、四ツ倉駅 【東京から出かける最後の車旅。関東、東北を2,265㎞走った記録でございます。】

車旅日記2006年5月3日・・・道の駅明治の森黒磯、高久駅、黒田原駅、白河駅、安積永盛駅、三春駅、船

記事を読む

「鉄旅日記」2021年秋 初日(東京-飯坂温泉)その3 ‐槻木、角田、あぶくま、丸森、梁川(阿武隈急行)「鉄旅日記」2021年秋 【4度目の緊急事態宣言明け。これ以降そのようなものが発令されることはございませんでした。阿武隈急行、峠駅、立石寺。お宿は飯坂温泉。秋の東北を満喫すべく常磐線に乗りました。】

鉄旅日記2021年10月9日・・・槻木駅、角田駅、あぶくま駅、丸森駅、梁川駅(阿武隈急行)

記事を読む

「車旅日記」2005年春 最終日(富山-松本)走行距離218㎞ その2-泊駅、越中宮崎駅、市振駅、糸魚川駅、頸城大野駅、小滝駅、平岩駅、白馬大池駅、安曇追分駅 【松本から富山へ。今にして思えば、なぜこの旅を思い立ったのか思い出せないのでございます。】

車旅日記2005年4月30日・・・泊駅、越中宮崎駅、市振駅、糸魚川駅、頸城大野駅、小滝駅、平岩駅、白

記事を読む

「鉄旅日記」2019年長月 2日目(盛岡-宮古)その4-陸奥湊、白銀、鮫、久慈、宮古(八戸線/三陸鉄道リアス線) /蛇の目寿司【三陸鉄道、八戸線に乗りにいきました。区界、吉里吉里など、駅旅の者として見過ごせない駅にも寄りましてございます。】

鉄旅日記2019年9月22日・・・陸奥湊駅、白銀駅、鮫駅、久慈駅、宮古駅(八戸線/三陸鉄道リアス線)

記事を読む

「鉄旅日記」2006年如月 初日-佐倉、成東、大網、上総一ノ宮、上総興津、安房鴨川、館山、安房勝山(常磐線/成田線/総武本線/東金線/外房線/内房線) 【鉄道旅に目覚め、1泊2日で房総半島にまいりました。】

鉄旅日記2006年2月4日・・・佐倉駅、成東駅、大網駅、上総一ノ宮駅、上総興津駅、安房鴨川駅、館山駅

記事を読む

「鉄旅日記」2013年如月【休日おでかけパスで、上総下総途中下車旅&習志野シンフォニックブラス(NSB)演奏会】その1-我孫子、東我孫子、新木、湖北、布佐、小林、木下、安食、下総松崎、成田空港、酒々井、物井、東千葉、本千葉、西千葉、新検見川、幕張、東船橋、津田沼(成田線、総武本線)

鉄旅日記2013年2月17日その1・・・我孫子駅、東我孫子駅、新木駅、湖北駅、布佐駅、小林駅、木下駅

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

「鉄旅日記」2022年皐月 初日(東京-磐梯熱海)その4 ‐関都、猪苗代湖畔、上戸、磐梯熱海(磐越西線)/志田浜~上戸浜/伊東園ホテル磐梯向滝【日光線全駅乗降を果たし、猪苗代湖畔に遊び、磐梯熱海の湯につかり、国定忠治を訪ねた旅でございます。】

鉄旅日記2022年5月7日・・・関都駅、猪苗代湖畔駅、上戸駅、磐梯熱

「鉄旅日記」2022年皐月 初日(東京-磐梯熱海)その3 ‐黒磯、泉崎、白河、郡山(東北本線) 【日光線全駅乗降を果たし、猪苗代湖畔に遊び、磐梯熱海の湯につかり、国定忠治を訪ねた旅でございます。】

鉄旅日記2022年5月7日・・・黒磯駅、泉崎駅、白河駅、郡山駅(東北

「鉄旅日記」2022年皐月 初日(東京-磐梯熱海)その2 ‐文挟、鹿沼、鶴田、宇都宮(日光線) 【日光線全駅乗降を果たし、猪苗代湖畔に遊び、磐梯熱海の湯につかり、国定忠治を訪ねた旅でございます。】

鉄旅日記2022年5月7日・・・文挟駅、鹿沼駅、鶴田駅、宇都宮駅(日

「鉄旅日記」2022年皐月 初日(東京-磐梯熱海)その1 ‐金町、上野、宇都宮(常磐線/東北本線) 【日光線全駅乗降を果たし、猪苗代湖畔に遊び、磐梯熱海の湯につかり、国定忠治を訪ねた旅でございます。】

鉄旅日記2022年5月7日・・・金町駅、上野駅、宇都宮駅(常磐線/東

「鉄旅日記」2022年弥生vol.2 最終日(静岡-東京)その5 ‐東浦和、東川口、吉川、吉川美南、南流山(武蔵野線) 【念願の大井川鐡道に乗る旅。帰りは身延線経由、武蔵野線全駅下車達成でございます。】/江戸川堤菜の花絶景

2022年3月21日・・・東浦和駅、東川口駅、吉川駅、吉川美南駅、南

→もっと見る

    PAGE TOP ↑