「鉄旅日記」2020年睦月 2日目(湯沢-鷹ノ巣)その1‐湯沢、四ツ小屋、秋田、森岳(奥羽本線) 【秋田内陸縦貫鉄道に乗りにいきました。五能線の名所も歩いた旅初めでございます。】
駅旅日記2020年1月12日・・・湯沢駅、四ツ小屋駅、秋田駅、森岳駅(奥羽本線)
2020・1・12 6:27 湯沢(ゆざわ)駅(奥羽本線 秋田県)
雨は一晩中降り続いたのだろう。
雪に変わることもなく、一晩中降ったのだろう。
みちのくの冷気を感じることなく、まだ暗い道を歩いてきた。
鮮やかな月に照らされて、昨日と同じ道を歩いてきた。
駅前は、やはり以前はもっと賑やかだったはずだ。

湯沢始発6:33発の秋田行に乗る。
8:10 四ツ小屋(よつごや)駅(奥羽本線 秋田県)
大曲までは深い濃霧。
やがて眠りに落ちる。
目覚めると霧は晴れていて、雪景色に変わっていた。
雲間から覗いた太陽が鈍い光を放っている。
駅名に惹かれて降りる。
どこにいくあてもないが歩きだして、踏切の先にお社を見つけた。
白山八幡神社。
真新しいしめ縄が張られた静謐な神域。



年の瀬、正月。
この神社も参拝で賑わったのだろう。


そして、そうした人々も去った鎮守の森。
よそからやってきた何者とも知れないオレがひとり手を合わせる。
背後の屋根から雪が落ちる。
鼻から息を吸うと奥がしびれたような感覚になる。
これが日本の冬。
これを味わいにきたのだと、凍てついた道を歩いていく。

8:37 秋田(あきた)駅(秋田新幹線/奥羽本線/田沢湖線/男鹿線 秋田県)
四ツ小屋あたりとは雪の降り方が違うようだ。
薄く積もった雪は、駅前では片付けられていて、タクシーの車列が長い。


スタバをはじめとする秋田駅の商業施設が以前より充実したように感じたのは、きっと気のせいなのだろう。
仮に尋ねてみれば、市民からは以前からこうだったのだとの回答が寄せられるのだろう。
秋田は比内地鶏か。
駅弁にはその名称が並んでいた。
それにしても昨夜のきりたんぽ鍋は美味かった。
スープにコクを与えていたあの肉もそうだったのだろう。
特急「つがる1号」に乗り込んでいる。
たいした記憶のない秋田平野を眺めている。
大久保を過ぎて、男鹿半島の山の連なりが見える。
素敵な眺めだ。

9:30 森岳(もりたけ)駅(奥羽本線 秋田県)
駅手前に角助沼が見える。
あそこに行こうと思うが、遠い。
秋田~青森間を走る特急「つがる」の停車駅は秋田、八郎潟、森岳、東能代、二ツ井、鷹ノ巣、大館、碇ケ関、大鰐温泉、弘前、浪岡、新青森、青森。
秋田から青森までの所要時間は約2時間40分。
遠いな。
森岳駅で降りる。


駅前を踏切まで歩く。
農協の大きな倉庫にスマホを向ける。
なぜかあの構造物にはいつも惹かれる。


ここらじゃ雪はほぼ消えて、屋根から滑り落ちる氷片が音をたてる。
群れ飛ぶ鳥の先に青空。
鳥の声を心穏やかに聞いていたが、二人のご婦人が大声で話す声が邪魔をする。
ここから2駅戻る。

関連記事
-
-
「鉄旅日記」2014年秋 その1-日進、宮原、加茂宮、北大宮、大宮公園、土呂、東鷲宮、鷲宮、栗橋、古河、新古河、野木、間々田、岩舟(川越線/東北本線/両毛線) 【休日おでかけパスで、関東ローカル旅】
鉄旅日記2014年11月3日その1・・・日進駅、宮原駅、加茂宮駅、北大宮駅、大宮公園駅、土呂駅、東鷲
-
-
「鉄旅日記」2012年夏【青春18きっぷで、新潟・みちのくひとり旅】初日(東京-横手)-郡山、津川、亀田、さつき野、水原、坂町、村上、あつみ温泉、鶴岡、余目、刈和野(東北本線、磐越西線、信越本線、羽越本線、陸羽西線、奥羽本線)
鉄旅日記2012年8月11日・・・郡山駅、津川駅、亀田駅、さつき野駅、水原駅、坂町駅、村上駅、あつみ
-
-
「鉄旅日記」2018年神無月 最終日(松本-辰野-天竜峡-岡谷-東京)その3-勝沼ぶどう郷、大月(中央本線) 【北陸へ。信州へ。友を訪ねての巡礼旅でございます】
鉄旅日記2018年10月8日・・・勝沼ぶどう郷駅、大月駅(中央本線) 17:25 勝沼ぶどう郷(か
-
-
「鉄旅日記」2019年弥生Part.2 その2-湯本、内郷、水戸、偕楽園、下菅谷、中菅谷(常磐線/水郡線) 【青春18きっぷ常磐旅。この当時、常磐線は富岡止まりでございます。そしてこの季節、臨時駅の偕楽園駅に列車が止まります。】
鉄旅日記2019年3月10日・・・湯本駅、内郷駅、水戸駅、偕楽園駅、下菅谷駅、中菅谷駅(常磐線/水郡
-
-
「鉄旅日記」2013年夏 4日目(隼人-岩国)その1-隼人、鹿児島、鹿児島中央、上伊集院、薩摩松元、川内、出水、新水俣、新八代(日豊本線、鹿児島本線、肥薩おれんじ鉄道) 【青春18きっぷで、鹿児島県志布志へ】
鉄旅日記2013年8月13日その1・・・隼人駅、鹿児島駅、鹿児島中央駅、上伊集院駅、薩摩松元駅、川内
-
-
「車旅日記」1998年夏 4日目(遠野-釜石-気仙沼-鳴子温泉)-遠野徳田屋旅館、遠野駅、釜石駅、釜石大観音、道の駅高田松原、気仙沼港、南気仙沼駅、小梨駅、一ノ関駅、鳴子サンハイツ 【20代最後の旅でございます。青森港から北海道上陸を目指して北へ向かったのでございますが・・・。】
車旅日記1998年8月15日 1998・8・15 8:00 遠野 徳田屋旅館 4日目。 宿で知り合
-
-
「鉄旅日記」2015年春 初日その3(東京-宇治)-中書島、伏見桃山、桃山御陵前、桃山、JR藤森、木幡、黄檗、京阪黄檗、京阪宇治(京阪本線/奈良線/京阪宇治線) 【ひらパーGo!Go!チケットで行く、京阪旅】
鉄旅日記2015年3月21日その2・・・中書島駅、伏見桃山駅、桃山御陵前駅、桃山駅、JR藤森駅、木幡
-
-
「鉄旅日記」2021年夏 初日(東京-上田)その2 ‐湯檜曽、水上、越後湯沢、六日町(上越線/北越急行ほくほく線) 【4度目の緊急事態宣言前。飯山線に乗りたくて旅を思い立ちました。湯檜曽駅で夏の第一声を聞き、信越路を歩いた記録でございます。】
鉄旅日記2021年7月10日・・・湯檜曽駅、水上駅、越後湯沢駅、六日町駅(上越線/北越急行ほくほく
-
-
「鉄旅日記」2018年師走 最終日(神島-鳥羽港-伊良湖岬-三河田原-豊橋-東京)その3-三河田原、新豊橋、豊橋、東静岡、沼津(豊橋鉄道渥美線/東海道本線) 【伊勢のいくつもの終着駅に降りまして、神島で2018年最後の満月を眺めたのでございます。】
鉄旅日記2018年12月24日・・・三河田原駅、新豊橋駅、豊橋駅、東静岡駅、沼津駅(豊橋鉄道渥美線/
-
-
「鉄旅日記」2003年冬 最終日(博多-宇部)その2-門司港にて 【ご縁と別れがあり、34歳の誕生日を北九州で迎えた日の記憶でございます。】
鉄旅日記2003年2月16日 2003・2・16日の記憶 門司港行の鹿児島本線に乗る。 門司港レト
