*

「鉄旅日記」2019年長月 最終日(宮古-東京)その3‐白石、郡山、黒磯、宇都宮(東北本線) 【三陸鉄道、八戸線に乗りにいきました。区界、吉里吉里など、駅旅の者として見過ごせない駅にも寄りましてございます。】

公開日: : 最終更新日:2025/05/07 旅話, 旅話 2019年

鉄旅日記2019年9月23日・・・白石駅、郡山駅、黒磯駅、宇都宮駅(東北本線)

15:49 白石(しろいし)駅(東北本線 宮城県)
小牛田、仙台と乗り継ぐ。
どちらの区間も眠ってしまい、よくは覚えていない。

あるいは塩釜から白石まではいずれの駅にも降りたことがあり、普段東京を行き来している気分と大差ないことも挙げられる。

仙台空港線に乗ったのは1月。
今年も激動した。

来年もそうありたい。
安定は望みたいが、中途半端な安定なら動いている方がマシだ。

岩沼から先の上り東北本線は白石行か福島行。
これまでにも仙台で白石行が来れば、岩沼~白石間の駅に降りて次の上りを待った。

槻木、船岡、大河原、北白川、東白石。
もうすべて降りた。

白石に降りたのは8年振り。
オレにとっての新たな歴史に登場する街だが、それでも8年の歳月が経っている。

智者、賢者にして勇将の片倉小十郎の城下町。
幕末にはここ白石で仙台藩、米沢藩主導による奥羽列藩会議が開かれ、会津藩討伐を迫る新政府に対する対処策が議論された。
この動きがやがて奥羽越列藩同盟という軍事同盟に発展する。

古く由緒ある建築物が目につく街並をしばらく歩いた。
通りを歩く市民の姿はなく、駅前ではタクシー運転手が大声で話している。
穏やかな午後。



福島行の列車は現在福島盆地へと下っている。
絶景と言える風景にやがて霧がかかり車窓が曇る。

それも晴れて桑折駅に着いた。
福島盆地にもう下りきったのだ。

空に晴れ間が現れた。
恋人からは、東京は31度の晴天とのこと。

17:23 郡山(こおりやま)駅(東北・北海道新幹線/東北本線/磐越東線/磐越西線/水郡線 福島県)
福島で新白河行に乗り継ぎ、13分の停車。

まるで気候帯の違う場所に放り込まれたような暖かさだ。

みちのくとは、福島盆地から先を指すようになったのかと錯覚したくなる。

三陸から東京へ。
旅の醍醐味はこんなところにもある。

18:56 黒磯(くろいそ)駅(東北本線 栃木県)
途中、新白河で乗り継ぎ黒磯行へ。
ここでさらに宇都宮行に乗り継ぎ。

夜の黒磯駅を写すのは初めてだろう。
なかなかいい眺めだ。

一般的な知名度のほどは知らないが、各駅停車で旅する者には馴染みの駅だ。

ここで必ず乗り換えが必要になる。
東海道本線における大垣に似ている。

昭和にこの街で王座交代劇が起きている。
1977年にジャイアント馬場が大木金太郎を倒しPDFとアジアヘビーの2冠王者となり、1980年にはジャンボ鶴田が「狂犬」ディック・マードックから奪われたUN王座を奪還した。

王座交代劇が2度3度起きる街というのがある。
鹿児島、秋田そして黒磯。
今じゃ黒磯にプロレス興行が行くこともない。

例えば関ヶ原合戦のように、オレにとってそれは立派な歴史だ。

19:59 宇都宮(うつのみや)駅(東北・北海道新幹線/東北本線/日光線/烏山線 栃木県)
9分の滞在。
餃子の街だが、この街で餃子には縁を持たない。

去年縁を得た宇都宮在住の方を思い出していた。

新たなビジネスを立ち上げよう。
いくつかの会合を重ねた。
ここ宇都宮で。

最後にお会いしたのは出会いから4か月後の夏。
東京駅だった。

SNSでのつながりは残っている。
縁とは面白いものだ。

この旅で、オレはまたいくつもの縁を得た。

宇都宮でもひとつ王座交代劇が起きている。
1978年のPDF王座戦。

「呪術師」アブドーラ・ザ・ブッチャーが「人間風車」ビル・ロビンソンを倒して第4代王者になっている。

関連記事

「車旅日記」1997年梅雨明け【疲れきっていた若き日々。またしても向かうのは北でございました。】(東京-鳴子温泉-東京)2日目~最終日-いわき久ノ浜パーキング、亘理、名取、松山町、鳴子サンハイツ、町田

車旅日記1997年7月20日 7:03 6号国道‐いわき久ノ浜パーキング 太陽光線で目が覚める。

記事を読む

2018年初秋 最終日(桑名-東京)その1-桑名、養老、大垣、揖斐、垂井、美江寺、本巣、樽見(養老鉄道/東海道本線/樽見鉄道) 【JR東海&16私鉄乗り鉄☆たびきっぷ」でめぐる東海旅】

鉄旅日記2018年9月16日・・・桑名駅、養老駅、大垣駅、揖斐駅、垂井駅、美江寺駅、本巣駅、樽見駅(

記事を読む

「車旅日記」2000年夏Part.2 2日目(琵琶湖志賀-福山)桂川PA、三木SA、白鳥PA、篠坂PA、芦田川畔 【友を訪ねて備後福山へ。長門宇部へ。2000㎞に及ぶ長大な旅路でございました。】

車旅日記2000年8月13日・・・桂川PA、三木SA、白鳥PA、篠坂PA、芦田川畔 2000・8・

記事を読む

「鉄旅日記」2020年文月 初日(東京-香住)その5‐並河、園部、胡麻、下山、福知山(山陰本線) 【コロナ禍でございます。内緒の旅でございました。余部鉄橋へ。萩へ。霧の街へ。東京五輪延期で浮いた4連休の記録でございます。】

鉄旅日記2020年7月23日・・・並河駅、園部駅、胡麻駅、下山駅、福知山駅(山陰本線) 16

記事を読む

「鉄旅日記」2011年夏【みちのくひとり旅】3日目(函館-鹿角花輪)-函館、木古内、湯ノ岱、江差、津軽新城、川部、深浦、能代、東能代、十和田南(江差線/津軽海峡線/奥羽本線/五能線/花輪線)

鉄旅日記2011年8月15日・・・函館駅、木古内駅、湯ノ岱駅、江差駅、津軽新城駅、川部駅、深浦駅、能

記事を読む

「鉄旅日記」2014年秋 その2-富田、佐野、佐野市、大平下、新大平下、栃木、思川、新白岡、白岡、東大宮(両毛線/東北本線) 【休日おでかけパスで、関東ローカル旅】

鉄旅日記2014年11月3日その2・・・富田駅、佐野駅、佐野市駅、大平下駅、新大平下駅、栃木駅、思川

記事を読む

「鉄旅日記」2022年弥生vol.1 初日(東京-熱海)その6 ‐谷峨、山北、足柄、沼津、熱海(御殿場線/東海道本線) 【金沢シーサイドライン、根岸線、湘南モノレール、横須賀線、大雄山線、鶴見線、南武線etc.駅旅人本領発揮の旅でございます。】

鉄旅日記2022年3月5日・・・谷峨駅、山北駅、足柄駅、山北駅、熱海駅(御殿場線/東海道本線)

記事を読む

「鉄旅日記」2020年晩秋 初日(東京-砺波)その4 ‐越ノ潟、末広町、高岡、城端(万葉線/城端線)/高岡大仏 【大人の休日倶楽部パスで北陸へ。新幹線、在来線特急乗り放題でございます。魚津、雨晴をめぐり、氷見線、万葉線、城端線、七尾線、えちぜん鉄道、福武線、北陸鉄道との再会でございます。】

鉄旅日記2020年11月21日・・・越ノ潟駅、末広町電停、高岡駅、城端駅(万葉線/城端線)/高岡大

記事を読む

「鉄旅日記」2021年秋 初日(東京-飯坂温泉)その3 ‐槻木、角田、あぶくま、丸森、梁川(阿武隈急行)「鉄旅日記」2021年秋 【4度目の緊急事態宣言明け。これ以降そのようなものが発令されることはございませんでした。阿武隈急行、峠駅、立石寺。お宿は飯坂温泉。秋の東北を満喫すべく常磐線に乗りました。】

鉄旅日記2021年10月9日・・・槻木駅、角田駅、あぶくま駅、丸森駅、梁川駅(阿武隈急行)

記事を読む

「鉄旅日記」2006年新春-馬橋、流山、幸谷、新松戸、佐貫、竜ケ崎(常磐線/総武流山電鉄/関東鉄道竜ヶ崎線)【雪の降った翌日。近くのローカル線に乗りに出かけました。】

鉄旅日記2006年1月22日・・・馬橋駅、流山駅、幸谷駅、新松戸駅、佐貫駅、竜ケ崎駅(常磐線/総武流

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

「車旅日記」2001年黄金週間 初日その3(東京-京都)-桂川PAから四条烏丸へ。恋焦がれた女性に会いにいく男の話でございます。【目指したのは彼女が暮らす京都。この時からしばらく、向かう先は劇的なまでに西になったのでございます。】

車旅日記2001年5月3日・・・桂川PA 24:58 名神自動

「車旅日記」2001年黄金週間 初日その2(東京-京都)-初狩PA、諏訪湖SA、恵那峡SA、養老SA、多賀SA【目指したのは彼女が暮らす京都。この時からしばらく、向かう先は劇的なまでに西になったのでございます。】

車旅日記2001年5月3日・・・初狩PA、諏訪湖SA、恵那峡SA、養

「車旅日記」2001年黄金週間 初日その1(東京-京都)-金町、高円寺駅、調布駅、日野駅、弁天島温泉天下茶屋 【目指したのは彼女が暮らす京都。この時からしばらく、向かう先は劇的なまでに西になったのでございます。】

車旅日記2001年5月3日・・・金町、高円寺駅、調布駅、日野駅、弁天

「鉄旅日記」2001年初桜【京都の女性に恋をしていた頃がございました。そんなある3月の記憶でございます。】

鉄旅日記2001年3月31日 2001・3・31の記憶(京都編

「鉄旅日記」2001年如月誕生日その2【京都の女性に恋をしていた頃がございました。その日に京都にいたのでございます。】

鉄旅日記2001年2月17日 2001・2・17の記憶(京都編

→もっと見る

    PAGE TOP ↑