*

「鉄旅日記」2020年初秋 初日(東京-高松)その2 ‐石山、京阪石山、石場、膳所、京阪膳所(京阪石山坂本線)/今井兼平之墓/義仲寺 【時空の友を訪ねて讃州高松へ。金比羅さん、瀬戸大橋、大歩危、小歩危などを友とめぐり、義仲寺に寄り、直島に渡り、水島臨海鉄道にも乗った4日間の記録でございます。】

公開日: : 最終更新日:2025/05/04 旅話, 旅話 2020年

鉄旅日記2020年9月19日・・・石山、京阪石山、石場、膳所、京阪膳所(京阪石山坂本線)/今井兼平之墓/義仲寺

10:07 今井兼平之墓にて

10:16 石山(いしやま)駅(東海道本線 滋賀県)にて

10:21  京阪石山(けいはんいしやま)駅(京阪石山坂本線 滋賀県)
石山駅に降りて、駅を写す前に木曽義仲の忠臣今井兼平の墓に参る。その存在は駅前の案内板で初めて知った。

生涯を義仲に寄り添った忠臣は、川辺の先にひっそりとだが神性を放ちながら現代を生きていた。

木曽義仲の死を知り、「自害の手本にせよ」と言い放ち、口に刀をふくみ愛馬から飛び降りるという壮絶な死に様を見せた豪傑。

手を合わせ終わると涼しげな風に包まれた。この町で、あの時以外に風を浴びることはなかった。

東海道、琵琶湖を通りすぎてきた人々を思う。駅前の松尾芭蕉の銅像がそうさせた。

彼は木曽義仲戦死地の庵に住まい、これから訪ねる義仲寺に墓がある。

石山寺駅を始発に坂本比叡山口までつながる京阪石山坂本線。京阪石山駅は駅前広場を挟んでJR駅の正面にあり、列車はここ石山でダイナミックに曲線を描きながら入ってくる。

義仲寺の最寄駅である石場まで6駅分を乗る。

10:34 石場(いしば)駅(京阪石山坂本線 滋賀県)にて

10:46 義仲寺山門にて

10:52 木曽義仲公之御墓所

10:52 巴塚

10:59 膳所(ぜぜ)駅(東海道本線 滋賀県)にて

11:01  京阪膳所(けいはんぜぜ)駅(京阪石山坂本線 滋賀県)
石場駅から街道に沿って歩く。左に目を向けると琵琶湖が覗く。

義仲寺に迷う。挙句にたどり着いた天下の大将軍の墓所は涼しげに、そしてこれもひっそりと、世俗とは縁を持たぬかのように歴史を伝えていた。

八幡様にお詣りして、芭蕉翁の墓にも手を合わせる。芭蕉翁がここに眠るのは彼の遺言により、義仲公の右隣に位置している。

源範頼、義経の軍勢と戦い、この地で討死した木曽義仲。数年後に見目麗しい尼僧が墓所の近くに庵を築き、彼の供養にあたったという。

その尼僧こそ義仲の想い人であった巴御前で、彼女の塚もここに遺り、こちらは義仲公の左隣にあたる。

彼女の没後荒れ果てていったというが、歴史は朝日将軍の栄光を忘れなかった。

戦国期、江戸期と再建、大修理が施されたが、幕末には火災、明治中頃には琵琶湖大洪水と様々な災害に見舞われ、さらに第二次世界大戦で壊滅に瀕したとのことだが、現在の姿は国の史跡に指定されている。

時間がなく、大慌てでの訪れとなったが、案内所では懇切なご説明をいただいた。

義仲寺本堂を写し、膳所への道を急ぐ。

途中に義仲寺への道標を見つけた。

膳所駅は変わっていた。それを知るオレにも歴史がある。

関連記事

「鉄旅日記」2019年霜月 最終日(北上-東京)その2‐新庄、鳴子温泉、小牛田(陸羽東線) 【津軽鉄道、弘南鉄道に乗りにいきました。羽州街道を歩いた晩秋の旅でございます。】

鉄旅日記2019年11月4日・・・新庄駅、鳴子温泉駅、小牛田駅(陸羽東線) 11:19 新庄(しん

記事を読む

「鉄旅日記」2009年晩秋 2日目(倉敷-和田山)その1-倉敷、足立、生山、上菅、伯耆溝口、伯耆大山、赤碕、浦安、松崎、浜村、末恒、湖山、鳥取(伯備線/山陰本線) 【陰陽を行き来した3日間。この国の秋は美しゅうございました。】

鉄旅日記2009年11月22日・・・倉敷駅、足立駅、生山駅、上菅駅、伯耆溝口駅、伯耆大山駅、赤碕駅、

記事を読む

「鉄旅日記」2020年盛夏 初日(東京-防府)その1‐金町、東京、広島(常磐線/京浜東北線/東海道・山陽新幹線) 【コロナ禍の内緒旅VOl.2。宮島へ。錦帯橋へ。筑豊へ。島原へ。千綿駅へ。そして若松~戸畑の渡船。日本晴れの4日間の記録でございます。】

鉄旅日記2020年8月13日・・・金町駅、東京駅、広島駅(常磐線/京浜東北線/東海道・山陽新幹線)

記事を読む

「鉄旅日記」2020年睦月 最終日(鷹ノ巣-東京)その2‐角館、大曲、峰吉川、新庄(田沢湖線/奥羽本線) 【秋田内陸縦貫鉄道に乗りにいきました。五能線の名所も歩いた旅初めでございます。】

鉄旅日記2023年1月13日・・・角館駅、大曲駅、峰吉川駅、新庄駅(田沢湖線/奥羽本線) 10:0

記事を読む

「車旅日記」1997年梅雨明け【疲れきっていた若き日々。またしても向かうのは北でございました。】(東京-鳴子温泉-東京)2日目~最終日-いわき久ノ浜パーキング、亘理、名取、松山町、鳴子サンハイツ、町田

車旅日記1997年7月20日 7:03 6号国道‐いわき久ノ浜パーキング 太陽光線で目が覚める。

記事を読む

「鉄旅日記」2020年如月 2日目(大船渡-釜石)その4‐宮古、陸中山田、釜石(三陸鉄道リアス線) 【東日本大震災で被害を受けた大船渡に泊まりにまいりました。山田線完全乗車も目指しておりましたが・・。】

鉄旅日記2020年2月23日・・・宮古駅、陸中山田駅、釜石駅(三陸鉄道リアス線) 16:22 宮古

記事を読む

「鉄旅日記」2017年春【近鉄に乗る日々】初日(東京-新大宮)その1-近鉄富田、富田、近鉄四日市、湯の山温泉、伊勢若松、平田町、鈴鹿市、鳥羽、賢島(名古屋線/湯の山線/鈴鹿線/山田線/鳥羽線/志摩線)

鉄旅日記2017年3月18日・・・近鉄富田駅、富田駅、近鉄四日市駅、湯の山温泉駅、伊勢若松駅、平田町

記事を読む

「車旅日記」1996年黄金週間【友を訪ねて大阪へ。そして約束の地、金沢へ。夢を見ながら国道を走った日々でございます。】最終日 北陸より東京へ‐その3(R20)諏訪湖、韮崎、道の駅甲斐大和

車旅日記1996年5月6日 16:28 諏訪湖 松本市内を通過して塩尻峠を下りていく。 塩尻峠は

記事を読む

「鉄旅日記」2007年新春 2日目(高岡-金沢)-高岡駅前、越ノ潟、高岡、氷見、高岡、城端、金沢(万葉線/氷見線/城端線/北陸本線) 【本格的に鉄旅が始まりまして、まずは冬の北陸を目指したのでございます。】

鉄旅日記2007年1月7日・・・高岡駅前駅、越ノ潟駅、高岡駅、氷見駅、高岡駅、城端駅、金沢駅(万葉線

記事を読む

「鉄旅日記」2019年師走 最終日(酒田-東京)その4‐水上、高崎、籠原(上越線/高崎線) 【由利高原鉄道鳥海山ろく線に乗りにいきました。初冬の日本海は荒々しく、美しゅうございました。】

鉄旅日記2019年12月8日・・・水上駅、高崎駅、籠原駅(上越線/高崎線) 18:36 水上(みな

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

「鉄旅日記」2023年新春 初日(東京-泉佐野)その1 ‐金町、東京、三島、沼津(常磐線/東海道本線)【南海各支線、水間鉄道、阪堺電気軌道、泉北高速鉄道、信楽高原鉄道、、、関西乗り鉄旅でございます。】

鉄旅日記2023年1月7日・・・金町駅、東京駅、三島駅、沼津駅(常磐

「鉄旅日記」2001年祇園会【京都の女性に恋をしていた頃がございました。そんなある宵宵々山の記憶でございます。】

鉄旅日記2001年7月15日 2001・7・15の記憶(京都編

「車旅日記」2001年黄金週間 最終日その2(京都-東京)-朝日村栄荘、道の駅親不知ピアパーク、道の駅能生、小千谷駅、月夜野情報サービスセンター、道の駅おかべ、葛飾金町【目指したのは彼女が暮らす京都。この時からしばらく、向かう先は劇的なまでに西になったのでございます。】

車旅日記2001年5月5日・・・朝日村栄荘、道の駅親不知ピアパーク、

「車旅日記」2001年黄金週間 最終日その1(京都-東京)-八坂神社石段下、志賀、道の駅河野、福岡の湯、道の駅ウェーブパークなめりかわ【目指したのは彼女が暮らす京都。この時からしばらく、向かう先は劇的なまでに西になったのでございます。】

車旅日記2001年5月5日・・・八坂神社石段下、志賀、道の駅河野、福

「車旅日記」2001年黄金週間 2日目その2(京都-志賀-京都)-祇園まで彼女をさらいに行ったのでございますが・・・【目指したのは彼女が暮らす京都。この時からしばらく、向かう先は劇的なまでに西になったのでございます。】

車旅日記2001年5月4日 大津方面に向かう161号国道は渋滞

→もっと見る

    PAGE TOP ↑