「鉄旅日記」2020年初秋 初日(東京-高松)その2 ‐石山、京阪石山、石場、膳所、京阪膳所(京阪石山坂本線)/今井兼平之墓/義仲寺 【時空の友を訪ねて讃州高松へ。金比羅さん、瀬戸大橋、大歩危、小歩危などを友とめぐり、義仲寺に寄り、直島に渡り、水島臨海鉄道にも乗った4日間の記録でございます。】
鉄旅日記2020年9月19日・・・石山、京阪石山、石場、膳所、京阪膳所(京阪石山坂本線)/今井兼平之墓/義仲寺
10:07 今井兼平之墓にて





10:16 石山(いしやま)駅(東海道本線 滋賀県)にて

10:21 京阪石山(けいはんいしやま)駅(京阪石山坂本線 滋賀県)
石山駅に降りて、駅を写す前に木曽義仲の忠臣今井兼平の墓に参る。その存在は駅前の案内板で初めて知った。
生涯を義仲に寄り添った忠臣は、川辺の先にひっそりとだが神性を放ちながら現代を生きていた。
木曽義仲の死を知り、「自害の手本にせよ」と言い放ち、口に刀をふくみ愛馬から飛び降りるという壮絶な死に様を見せた豪傑。
手を合わせ終わると涼しげな風に包まれた。この町で、あの時以外に風を浴びることはなかった。
東海道、琵琶湖を通りすぎてきた人々を思う。駅前の松尾芭蕉の銅像がそうさせた。

彼は木曽義仲戦死地の庵に住まい、これから訪ねる義仲寺に墓がある。
石山寺駅を始発に坂本比叡山口までつながる京阪石山坂本線。京阪石山駅は駅前広場を挟んでJR駅の正面にあり、列車はここ石山でダイナミックに曲線を描きながら入ってくる。


義仲寺の最寄駅である石場まで6駅分を乗る。

10:34 石場(いしば)駅(京阪石山坂本線 滋賀県)にて

10:46 義仲寺山門にて

10:52 木曽義仲公之御墓所

10:52 巴塚

10:59 膳所(ぜぜ)駅(東海道本線 滋賀県)にて

11:01 京阪膳所(けいはんぜぜ)駅(京阪石山坂本線 滋賀県)
石場駅から街道に沿って歩く。左に目を向けると琵琶湖が覗く。
義仲寺に迷う。挙句にたどり着いた天下の大将軍の墓所は涼しげに、そしてこれもひっそりと、世俗とは縁を持たぬかのように歴史を伝えていた。
八幡様にお詣りして、芭蕉翁の墓にも手を合わせる。芭蕉翁がここに眠るのは彼の遺言により、義仲公の右隣に位置している。


源範頼、義経の軍勢と戦い、この地で討死した木曽義仲。数年後に見目麗しい尼僧が墓所の近くに庵を築き、彼の供養にあたったという。
その尼僧こそ義仲の想い人であった巴御前で、彼女の塚もここに遺り、こちらは義仲公の左隣にあたる。
彼女の没後荒れ果てていったというが、歴史は朝日将軍の栄光を忘れなかった。
戦国期、江戸期と再建、大修理が施されたが、幕末には火災、明治中頃には琵琶湖大洪水と様々な災害に見舞われ、さらに第二次世界大戦で壊滅に瀕したとのことだが、現在の姿は国の史跡に指定されている。
時間がなく、大慌てでの訪れとなったが、案内所では懇切なご説明をいただいた。
義仲寺本堂を写し、膳所への道を急ぐ。

途中に義仲寺への道標を見つけた。

膳所駅は変わっていた。それを知るオレにも歴史がある。


関連記事
-
-
「鉄旅日記」2003年冬 初日(宇部-博多)その1-山口宇部空港、宇部新川、宇部、下関、小倉、折尾、飯塚、博多(宇部線/山陽本線/鹿児島本線/筑豊本線/篠栗線) 【ご縁と別れがあり、34歳の誕生日を北九州で迎えた日の記憶でございます。】
鉄旅日記2003年2月15日・・・山口宇部空港、宇部新川駅、宇部駅、下関駅、小倉駅、折尾駅、飯塚駅、
-
-
「鉄旅日記」2009年皐月【四国へ、途中下車の旅】2日目(三ノ宮-琴電琴平)-三ノ宮、元町、和田岬、兵庫、須磨、西明石、加古川、網干、上郡、和気、高松、志度、琴電屋島、瓦町、一宮、琴平(山陽本線、和田岬支線、瀬戸大橋線、予讃本線、高徳本線、琴平電鉄志度線、琴平電鉄琴平線)
鉄旅日記2009年5月2日・・・三ノ宮駅、元町駅、和田岬駅、兵庫駅、須磨駅、西明石駅、加古川駅、網干
-
-
「車旅日記」2004年春 4日目(旭川-稚内)走行距離428㎞その1-藤田観光ワシントンホテル、愛別駅、上川駅、白滝駅、丸瀬布駅、遠軽市太陽の丘公園 瞰望岩、遠軽駅、オホーツク氷紋の駅 【旭川に下りて、思う存分に北の大地を走った旅の記録でございます】
車旅日記2004年5月4日・・・藤田観光ワシントンホテル、愛別駅、上川駅、白滝駅、丸瀬布駅、遠軽市太
-
-
「鉄旅日記」2021年皐月 最終日-勝浦駅、大原駅、大多喜駅、上総中野駅、養老渓谷駅、五井駅(外房線/いすみ鉄道/小湊鉄道)/養老渓谷2階建てトンネル 【ツレと房総に出かけました。宿泊地は勝浦でございます。房総横断鉄道に乗り、養老渓谷でも思い出深い時を過ごしたのでございます。】
鉄旅日記2021年5月23日・・・勝浦駅、大原駅、大多喜駅、上総中野駅、養老渓谷駅、五井駅(外房線
-
-
「鉄旅日記」2020年盛夏 3日目(肥前鹿島-門司港)その4‐南風崎、ハウステンボス、早岐(大村線)/小佐々弾正・甚五郎塚 【コロナ禍の内緒旅VOl.2。宮島へ。錦帯橋へ。筑豊へ。島原へ。千綿駅へ。そして若松~戸畑の渡船。日本晴れの4日間の記録でございます。】
鉄旅日記2020年8月15日・・・南風崎駅、ハウステンボス駅、早岐駅(大村線)/小佐々弾正・甚五郎
-
-
「鉄旅日記」2014年夏 2日目(津山-鳥取)その2-金川、弓削、亀甲、美作滝尾、三浦、美作加茂、知和、智頭、用瀬、津ノ井、大岩、岩美、鳥取(津山線、因美線、山陰本線) 【青春18きっぷで、中国ぶらぶら旅】
鉄旅日記2014年8月14日その2・・・金川駅、弓削駅、亀甲駅、美作滝尾駅、三浦駅、美作加茂駅、知和
-
-
「車旅日記」2004年春 3日目(釧路-旭川)走行距離533㎞-釧路パシフィックホテル、阿寒丹頂の里、阿寒湖、足寄駅、池田駅、十勝清水駅、樹海ロード日高、夕張駅、熊追橋付近、藤田観光ワシントンホテル旭川 【旭川に下りて、思う存分に北の大地を走った旅の記録でございます】
車旅日記2004年5月3日・・・釧路パシフィックホテル、阿寒丹頂の里、阿寒湖、足寄駅、池田駅、十勝清
-
-
「鉄旅日記」2016年夏 3日目(小樽-富良野)その1-小樽、発寒中央、琴似、石狩当別、石狩月形、新十津川、滝川、茶志内、美唄(函館本線/学園都市線) 【じきに廃線を迎える留萌~増毛に用がありました】
鉄旅日記2016年8月12日・・・小樽駅、発寒中央駅、琴似駅、石狩当別駅、石狩月形駅、新十津川駅、滝
-
-
「鉄旅日記」2006年晩秋 2日目・最終日-尾奈、新所原、豊橋、本長篠、鳥居、三河槇原、中部天竜、佐久間、大嵐、伊那小沢、天竜峡、松本(天竜浜名湖鉄道/東海道本線/飯田線/中央本線) 【浜名湖へ。そして飯田線に乗って、友に会いにいったのでございます。】
鉄旅日記2006年11月4日/11月5日・・・尾奈駅、新所原駅、豊橋駅、本長篠駅、鳥居駅、三河槇原駅
-
-
「鉄旅日記」2020年文月 2日目(香住-東萩)その1‐香住、柴山、餘部(山陰本線)/余部鉄橋 【コロナ禍でございます。内緒の旅でございました。余部鉄橋へ。萩へ。霧の街へ。東京五輪延期で浮いた4連休の記録でございます。】
鉄旅日記2020年7月24日・・・香住駅、柴山駅、餘部駅(山陰本線)/余部鉄橋 2020・7
