*

「鉄旅日記」2020年盛夏 最終日(門司港-東京)その4‐周防高森、徳山、下松、光(岩徳線/山陽本線)/虹ヶ浜 【コロナ禍の内緒旅VOl.2。宮島へ。錦帯橋へ。筑豊へ。島原へ。千綿駅へ。そして若松~戸畑の渡船。日本晴れの4日間の記録でございます。】

公開日: : 最終更新日:2025/05/04 旅話, 旅話 2020年

鉄旅日記2020年8月16日・・・周防高森駅、徳山駅、下松駅、光駅(岩徳線/山陽本線)/虹ヶ浜

12:00  周防高森(すおうたかもり)駅(岩徳線 山口県)
徳山着11:10。岩徳線に乗り換え。11:13発。

周防という旧国名がつく駅に降りたくて、この駅に寄ることは何度も計画に上がった。それがようやく実現した。それに周防高森は岩徳線の中核駅でもある。

これまでも無理があり、今回も滞在時間8分で徳山に引き返すという一見アホらしい計画となったが、遠く東京から山口まで、本当にやりたいと思えることをやるということは、そもそもアホらしい。

これでいい。やっと願いが叶った。旧国名で言えば丹後、因幡の名のつく駅にはまだ降りていない。

川辺へと続く駅前通り。ロータリーの中央に植え込みが置かれた見慣れた駅前風景。駅舎はちょっと洒落た日本家屋。

今回降りた山口県の駅はどれも見所があった。

12:57  徳山(とくやま)駅(東海道・山陽・九州新幹線/山陽本線/岩徳線 山口県)

3日前、その後ろ姿から駅が変貌したことは知っていた。

港口はかつてからあったのだろうが、気には留めていなかった。駅のすぐ近くに海辺があるとは不覚にも知らなかった。

変貌した駅舎の2階は図書館になっていて、テラスはフリースペース。涼しげな待ち合わせ場所だった。

1階では底の浅い噴水にはまって靴の中を濡らした。この暑さ。気分を害するより、気持ちがよかった。

徳山に宿泊したのは何年前になるのか。駅前に出て、右手すぐに始まるアーケード街を見て、すでにその頃は相当な過去で、現在のオレは徳山の街を描写できずにいることを知った。

昭和の頃にはこの街でプロレスのテレビマッチが組まれてる。アントニオ猪木はアブドーラ・ザ・ブッチャーを破り、長州力はPWF王座をかけてAWA世界王者やミスター・パーフェクトになる前のカート・ヘニングを下している。徳山という街を知ったのはその中継で。

ともあれ現在の徳山駅を気に入った。

櫛ケ浜を出ると、さっき乗った岩徳線はすぐに大きくカーブを切って離れていった。

13:26  下松(くだまつ)駅(山陽本線 山口県)

予定変更。広島から新幹線に乗るが、その前に気になっていた駅に降りていく。

下松では多くの若者たちが降りていった。下松に限った話じゃないが、外は炎熱。子供たちがはしゃぎ回る姿はいついかなる時も救いだが、この暑さ。少し心配になる。

階段を下りると正面に行列ができるラーメン屋と、角に洒落た店がある。港口にはビジネスホテル。

小さいが、なかなかいい街だ。

あまりの暑さにロータリーを一周してコンビニで水とビールを購入。

日本全国暑い。こんな夏空の下で外出自粛など馬鹿げている。オレは人気のない駅で降りてビールを飲むことを選ぶ。

14:07  光(ひかり)駅(山陽本線 山口県)

ここでも多くの若者たちが降りる。大声を出しているのはフィリピン人か。あるいはブラジル人か。

マクドナルドがあることを喜ぶ声も聞こえる。山口県内ではよく見かけた。

下松からの上り、途中で海辺に出た。

光とはそんな街か。予備知識を持たずにいると、より事態を明るく見られることがある。

駅を出るとすでに防風林が見えている。虹ヶ浜へ。

若者も外国人集団も向かう。そう、虹ヶ浜へと。

防風林の手前角に品のいいホテルがある。防風林では、女子高生の仲良し組をはじめ木陰に座り込む集団がそこかしこにある。

風が心地いい。素敵な夏の過ごし方を周防人に教わる。

浜辺は焼かれ、繰り出した人々が波と戯れる。ずい分と遠浅のようだ。口に塩気を感じて虹ヶ浜を後にする。

爽やかな余韻が残った光での途中下車。ビールが少ししょっぱい。

関連記事

「鉄旅日記」2020年文月 3日目(萩-三次)その4‐宍道、加茂中、出雲横田、出雲坂根(木次線) 【コロナ禍でございます。内緒の旅でございました。余部鉄橋へ。萩へ。霧の街へ。東京五輪延期で浮いた4連休の記録でございます。】

鉄旅日記2020年7月25日・・・宍道駅、加茂中駅、出雲横田駅、出雲坂根駅(木次線) 13:

記事を読む

「鉄旅日記」2019年長月 2日目(盛岡-宮古)その3-陸中野田、久慈、陸中八木、八戸(三陸鉄道リアス線/八戸線) 【三陸鉄道、八戸線に乗りにいきました。区界、吉里吉里など、駅旅の者として見過ごせない駅にも寄りましてございます。】

鉄旅日記2019年9月22日・・・陸中野田駅、久慈駅、陸中八木駅、八戸駅(三陸鉄道リアス線/八戸線)

記事を読む

「車旅日記」2004年夏 最終日(長崎-福岡空港)走行距離291㎞その2-厳木駅、西唐津駅、唐津駅、筑前前原駅、葛飾金町【九州を一周してみよう。そう思いたった、真夏の日々でございます。】

車旅日記2004年8月15日・・・厳木駅、西唐津駅、唐津駅、筑前前原駅、葛飾金町 2004・8・1

記事を読む

「車旅日記」1996年黄金週間【友を訪ねて大阪へ。そして約束の地、金沢へ。夢を見ながら国道を走った日々でございます。】初日(東京-大阪茨木 R246→R1→名神高速)その2-掛川、磐田駅、浜松、音羽町、岡崎、知立、名古屋渋滞、佐屋町、弥冨町

車旅日記1996年5月3日 6:25 1号国道‐掛川 あれから1時間か。 始まるよ、これから。

記事を読む

「鉄旅日記」2007年皐月 最終日(岡山-東京)-岡山、長船、明石、米原、大垣、沼津、平塚、北千住、東京葛飾(山陽本線/赤穂線/東海道本線)【夜汽車で東京を離れ、山陰山陽へ。鉄旅最初の長旅でございました。】

鉄旅日記2007年5月6日・・・岡山駅、長船駅、明石駅、米原駅、大垣駅、沼津駅、平塚駅、北千住駅(山

記事を読む

「車旅日記」2005年冬 2日目(都城-人吉)走行距離284㎞ その2-伊集院駅、串木野駅、川内駅、薩摩高城駅、大隅横川駅、吉松駅、人吉駅前ホテル 【どこへ行こうか。まっさきに浮かんだのが、昨夏に旅した南九州でございました。】

車旅日記2005年2月12日・・・伊集院駅、串木野駅、川内駅、薩摩高城駅、大隅横川駅、吉松駅、人吉駅

記事を読む

「鉄旅日記」2019年年始 最終日(一ノ関-東京)その2-本吉、柳津、前谷地、石巻、宮城野原、仙台空港(気仙沼線/石巻線/仙石線/仙台空港鉄道仙台空港線) 【雪が見たくて北へ向かいました。そして初めて仙台空港線に乗ったのでございます。】

鉄旅日記2019年1月6日・・・本吉駅、柳津駅、前谷地駅、石巻駅、宮城野原駅、仙台空港駅(気仙沼線/

記事を読む

「鉄旅日記」2012年春 その1-扇町、浅野、海芝浦、国道、大川、保土ヶ谷、東戸塚、網代、伊豆多賀、宇佐美、熱海(鶴見線、海芝浦支線、大川支線、東海道本線、伊東線) 【青春18きっぷで、鶴見線・伊豆・駿河途中下車旅】

鉄旅日記2012年4月8日その1・・・扇町駅、浅野駅、海芝浦駅、国道駅、大川駅、保土ヶ谷駅、東戸塚駅

記事を読む

「鉄旅日記」2013年春【青春18きっぷで、房総途中下車旅】その2-上総興津、安房小湊、安房天津、安房鴨川、和田浦、九重、若井、竹岡、上総湊、佐貫町、青堀、稲毛海岸、新習志野(外房線、内房線、京葉線)

鉄旅日記2013年3月9日その2・・・上総興津駅、安房小湊駅、安房天津駅、安房鴨川駅、和田浦駅、九重

記事を読む

「鉄旅日記」2020年文月 2日目(香住-東萩)その4‐出雲市、直江、五十猛、馬路(山陰本線) 【コロナ禍でございます。内緒の旅でございました。余部鉄橋へ。萩へ。霧の街へ。東京五輪延期で浮いた4連休の記録でございます。】

鉄旅日記2024年7月24日・・・出雲市駅、直江駅、五十猛駅、馬路駅(山陰本線) 15:19

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

「鉄旅日記」2022年神無月 ツレと訪ねた佐原~銚子~香取旅でございます。最終日(銚子犬吠埼-東京)その2 ‐津宮鳥居河岸から香取神宮へ。/香取駅/水郷駅【Facbookへの投稿より振り返ります。】

鉄旅日記2022年10月9日【香取神宮にて】・・・香取駅、水郷駅(成

「鉄旅日記」2022年神無月 ツレと訪ねた佐原~銚子~香取旅でございます。最終日(銚子犬吠埼-東京)その1 ‐銚子で過ごした記録でございます。/犬吠埼灯台/銚子駅【Facbookへの投稿より振り返ります。】

鉄旅日記2022年10月9日【犬吠埼温泉にて】 水辺の写真ばか

「鉄旅日記」2022年神無月 ツレと訪ねた佐原~銚子~香取旅でございます。初日(東京-銚子犬吠埼)その2 ‐銚子、笠上黒生、外川、犬吠(銚子電鉄)【Facbookへの投稿より振り返ります。】

鉄旅日記2022年10月8日・・・銚子駅、笠上黒生駅、外川駅、犬吠駅

「鉄旅日記」2022年神無月 ツレと訪ねた佐原~銚子~香取旅でございます。初日(東京-銚子犬吠埼)その1 ‐成田、佐原(成田線)/佐原の大祭【Facbookへの投稿より振り返ります。】

鉄旅日記2022年10月8日・・・成田駅、佐原駅(成田線)/佐原の大

2022年秋【SNSへの投稿より】秋の江戸川堤の景色をご堪能くださいませ。

【再び路上へ 2022年10月2日】 葛飾に戻りましてから4年

→もっと見る

    PAGE TOP ↑