*

「鉄旅日記」2020年如月 最終日(釜石-東京)その1‐釜石、遠野、宮守(釜石線) 【東日本大震災で被害を受けた大船渡に泊まりにまいりました。山田線完全乗車も目指しておりましたが・・。】

公開日: : 最終更新日:2025/05/05 旅話, 旅話 2020年

鉄旅日記2020年2月24日・・・釜石駅、遠野駅、宮守駅(釜石線)

2020・2・24 5:39 釜石(かまいし)駅(釜石線/三陸鉄道リアス線 岩手県)
ホテルマルエの湯には引かれた。
昨夜は3度も入りにいったものだ。

朝湯にもつかりたかったな。
それに浴場にあった足ツボを刺激する道。
あれは効いたよ。

水を一杯もらって宿を出る。

甲子川の風情と駅前の新日鉄。
釜石的風景と言える。
離れがたい思いにかられてスマホを向ける。


あの煙は夜通し上がっているのだろう。
釜石のより一層の発展を心より願う。

強風に苛まれた昨日。
駅の案内で列車遅延をはじめとした大騒ぎがあったことが伺えた。
そして今日にも影響は残るのかもしれない。

昨日の決断はあれでよかったのだ。
あれしかなかったのだ。

また何度でも目指すよ。
そうした人生だった。

変わっていくのが人生だが、変わらぬものがあってもいい。
それが自身気に入っている性行であるのなら尚更いい。

6:47 遠野(とおの)駅(釜石線 岩手県)
陸中大橋では積雪が見られた。
これから線路は大きく弧を描いて高所へと登りつめる。

トンネルに入った。
抜け出ると左眼下に陸中大橋駅が見える。

山の上からの眺めは素晴らしく、空が美しい。
上有住では積雪がさらに増し、「清流そば」の建物が凍えていた。

足ヶ瀬からは遠野になる。
車窓に河童の絵を見かける。
彼等が今も生息していそうな淵を車窓から見る。

あれだけ正確な姿が残っているんだ。
かつて狼がいたように、きっと存在したのだろう。
真面目にそう思っているんだよ。

練馬でお世話になっていた美容室のマスターが、子供の頃に河童を目撃したと言っていた。
確か九州の方だった。
あの人をよく知る当時の同居人は、ホラに決まっていると言うのだけれど。

雪景色の中にいる。
この冬3度目の旅だが、ようやく冬を感じている。
岩手上郷の手前でそんな風景を写した。



遠野には定刻より早く到着した。
珍事といっていい。
本来は7分の停車。



雪化粧をした遠野駅を写し、売店でビールとチーズバーガーを購入。
こんな朝は雪見酒をするものだ。
これ以上の酒飲み旅の醍醐味はない。

7:18 宮守(みやもり)駅(釜石線 岩手県)
雪景色が続いている。
進行方向に全山雪に覆われた山が見える。
昨日降ったのだろう。

釜石でも降ったが、あの大風が運んだのだろうか。
柏木平の手前で雪景色を写す。
積雪はさらに増している。



行き違い3分の停車。
ホームに積もった雪を踏みしめて、美人車掌さんに挨拶して、駅舎へと下りていく。

冷気がまとわりついた体はしばらく暖まることはなく、冬という季節を感じている。






3分の停車を終えて発車。
徐々に積雪量は減っていき、283号国道もアイスバーン状態から脱しつつある。
晴山の手前から花巻市に入っている。

あのトンネルが境だったのだろう。

関連記事

「鉄旅日記」2019年年始 初日(東京-一ノ関)その3-米沢、福島、仙台、一ノ関(奥羽本線/東北本線) 【雪が見たくて北へ向かいました。そして初めて仙台空港線に乗ったのでございます。】

鉄旅日記2019年1月5日・・・米沢駅、福島駅、仙台駅、一ノ関駅(奥羽本線/東北本線) 17:34

記事を読む

「鉄旅日記」2017年夏 最終日(十三-東京)その2-野洲、米原、神領、定光寺、中津川、塩尻、岡谷、日野(東海道本線/中央本線)【私鉄王国で過ごす夏】

鉄旅日記2017年8月14日・・・野洲駅、米原駅、神領駅、定光寺駅、中津川駅、塩尻駅、岡谷駅、日野駅

記事を読む

「鉄旅日記」2005年秋 初日(東京-名古屋)-根府川、島田、豊橋、岡崎、名古屋(東海道本線) 【軽井沢で挙式する身内を祝うために、初めて鉄道で旅をいたしました。】

鉄旅日記2005年11月5日・・・根府川駅、島田駅、豊橋駅、岡崎駅、名古屋駅(東海道本線) 200

記事を読む

「鉄旅日記」2022年新春 2日目(湯瀬温泉-三沢)その2 ‐東大館、大館、弘前(花輪線/奥羽本線) 【巨大な土偶が貼りつく木造駅を見たくて冬の東北を旅しました。】

鉄旅日記2022年1月9日・・・東大館駅、大館駅、弘前駅(花輪線/奥羽本線) 9:53 東

記事を読む

「鉄旅日記」2019年霜月 2日目(五所川原-北上)その3‐黒石、弘前、津軽新城、青森(弘南鉄道弘南線/奥羽本線) 【津軽鉄道、弘南鉄道に乗りにいきました。羽州街道を歩いた晩秋の旅でございます。】

鉄旅日記2019年11月3日・・・黒石駅、弘前駅、津軽新城駅、青森駅(弘南鉄道弘南線/奥羽本線)

記事を読む

「鉄旅日記」2006年如月 最終日-安房勝山、君津、木更津、上総亀山、蘇我(内房線/久留里線/京葉線) 【鉄道旅に目覚め、1泊2日で房総半島にまいりました。】

鉄旅日記2006年2月5日・・・安房勝山駅、君津駅、木更津駅、上総亀山駅、蘇我駅(内房線/久留里線/

記事を読む

「鉄旅日記」2021年夏 初日(東京-上田)その4 ‐長野、御代田、小諸、上田(信越本線/しなの鉄道) 【4度目の緊急事態宣言前。飯山線に乗りたくて旅を思い立ちました。湯檜曽駅で夏の第一声を聞き、信越路を歩いた記録でございます。】

鉄旅日記2021年7月10日・・・長野駅、御代田駅、小諸駅、上田駅(信越本線/しなの鉄道)

記事を読む

2022年初秋【SNSへの投稿より】両国散歩-両国駅、吉良邸跡、回向院、鼠小僧供養墓、国技館、旧国技館(日大講堂)跡、隅田川、両国物語

【2022年9月8日 両国散歩】 お得意先を訪ね、お昼時に町に着きました。

記事を読む

「鉄旅日記」2019年師走 最終日(酒田-東京)その4‐水上、高崎、籠原(上越線/高崎線) 【由利高原鉄道鳥海山ろく線に乗りにいきました。初冬の日本海は荒々しく、美しゅうございました。】

鉄旅日記2019年12月8日・・・水上駅、高崎駅、籠原駅(上越線/高崎線) 18:36 水上(みな

記事を読む

「車旅日記」1996年黄金週間【友を訪ねて大阪へ。そして約束の地、金沢へ。夢を見ながら国道を走った日々でございます。】3日目 いよいよ金沢へ‐その2(R8→北陸道)敦賀、尼御前SA、金沢駅

車旅日記1996年5月5日 18:11 8号国道‐敦賀 琵琶湖ともお別れ。 8号国道を飛ばした。

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

2022年歳末【SNSへの投稿より】今年も暮れゆく東京-金町、柴又の冬枯れ情景をお楽しみいただきたく存じます。

【今年も暮れゆく東京2022】 大雪が伝えられております昨今。

「鉄旅日記」2022年師走 最終日(会津宮下-東京)その5 ‐南千住、北綾瀬、綾瀬(常磐線/東京メトロ千代田線)【11年ぶりに全線運転再開を果たした只見線に乗りにいきました。】

鉄旅日記2022年12月11日・・・南千住駅、北綾瀬駅、綾瀬駅(常磐

「鉄旅日記」2022年師走 最終日(会津宮下-東京)その4 ‐大宮、尾久、三河島(高崎線/常磐線)【11年ぶりに全線運転再開を果たした只見線に乗りにいきました。】

鉄旅日記2022年12月11日・・・大宮駅、尾久駅、三河島駅(高崎線

「鉄旅日記」2022年師走 最終日(会津宮下-東京)その3 ‐高崎、籠原、北本、北上尾(高崎線)【11年ぶりに全線運転再開を果たした只見線に乗りにいきました。】

鉄旅日記2022年12月11日・・・高崎駅、籠原駅、北本駅、北上尾駅

「鉄旅日記」2022年師走 最終日(会津宮下-東京)その2 ‐越後湯沢、水上、津久田、岩本(上越線)【11年ぶりに全線運転再開を果たした只見線に乗りにいきました。】

鉄旅日記2022年12月11日・・・越後湯沢駅、水上駅、津久田駅、岩

→もっと見る

    PAGE TOP ↑