*

「鉄旅日記」2009年秋 5日目(松浦-若松)その1-松浦、有田、伊万里、唐津、筑前前原、姪浜、天神、西鉄福岡、博多(松浦鉄道/筑肥線/福岡市地下鉄空港線) 【遅い夏休みをとり、長崎までの切符を買いました。】

公開日: : 最終更新日:2025/05/24 旅話, 旅話 2009年

鉄旅日記2009年9月22日・・・松浦駅、有田駅、伊万里駅、唐津駅、筑前前原駅、姪浜駅、天神駅、西鉄福岡駅、博多駅(松浦鉄道/筑肥線/福岡市地下鉄空港線)

2009・9・22 6:44 松浦(まつうら)駅(松浦鉄道 長崎県)
交通センターを兼ねた松浦駅に人の姿はなく、昨日の雨は上がらない。

志佐川が玄界灘へと出る町は小さく、商店街の灯は僅かだったが、やけにスナックの数が多かった。
場末の印象は否めない。
迷いこんだ犬がうろうろしていて、オレの姿を確認すると道を譲った。

たった一人の同乗者、関西弁のオバチャンが松浦駅での10分近くの停車を呪い、オレに声を掛けてきた。

沖合には元寇の際に、元軍によって島民ことごとくの命が絶たれた鷹島が浮かび、梶谷城址はそんな海洋民族が暴れた海域に睨みを利かせている。

松浦にて

8:43 有田(ありた)駅(佐世保線/松浦鉄道 佐賀県)
松浦海岸線はひっそりとしていた。
雨は止まない。

伊万里では行き止まりになり、列車は後ろに進むように方向を変える。
そして終点の有田へ。
有田はJR佐世保線との接続駅でもある。

松浦で声を掛けてきたオバチャンが、「ニイチャンについていけば間違いあらへん」と、階段で再び声を掛けてきた。
陽気なかわいらしいオバチャンだった。

土産でもと思っていたが、それを売る店がない。
有田焼の町で観光地然としているかと思っていたが、駅前のパチンコ屋は潰れたまま放っておかれ、角のパン屋しか開いていない。

駅前通りは小さな川を渡ると行き止まりになる。
そこで町は終わる。
酒場は見かけなかった。

ふとハンバーガーや牛丼が食べたくなったが、このあたりじゃそんなものはない。
「当たり前」と、普段東京で口にする言葉は、実は東京でしか通用しない言葉ではないのかと思う。

博多行の特急がやってきて、多くの人々が乗った。
伊万里に戻る。

9:39 伊万里(いまり)駅(筑肥線/松浦鉄道 佐賀県)
焼物鉄道で終着駅の伊万里へ。
深い入り江の先に町がある。

先に書いたとおり伊万里駅は終着駅の構造になっている。
乗換のJR筑肥線は通りを挟んで、別の駅舎から発車する。
なかなかに興味深い駅だ。

松浦鉄道が国鉄松浦線時代は、線路はこのように分断されていなかったようだ。

駅前風景の描写しかできないが、なかなかに賑やかで、歓楽街もあり、観光地らしい人通りがあった。

伊万里駅前風景

11:05 唐津(からつ)駅(筑肥線/唐津線 佐賀県)
伊万里を発車すると、肥前の田舎風景に感嘆する。
肥前長野駅の朽ち果てそうな駅舎には凄味があった。

山本で唐津線と合流するまで、圧倒されるような田舎風景が続いた。

唐津に着いて、京町、呉服町アーケードを歩き、市役所まで。
旧唐津城の肥後堀と城門が残されている。

いくつか土産物屋を覗くが、何がいいのかまとまりがつかない。
食事には早く、町を出る。

車窓から唐津城が見える。
松浦川橋梁から再び唐津城を見る。
そして列車は虹ノ松原へ。

唐津の一風景

11:57 筑前前原(ちくぜんまえばる)駅(筑肥線 福岡県)
筑肥線はここで3両を増結して博多進入の準備を整えた。

5年前のオレもここに寄って、最後の目的地、博多への進入の準備を整えた。
あの日、今日と同じように唐津街道を通って福岡空港に向かったんだ。

しばらく車窓には玄界灘が見えていたが、やがて消えて、高速道路が近づいてきて、風景は平凡になってきた。

12:25 姪浜(めいのはま)駅(筑肥線/福岡市地下鉄空港線 福岡県)
今宿を過ぎる頃、車窓には再び玄界灘が現れる。

事前購入していた長崎を始発とする2枚目の切符の終点はこの駅。
思わず降りてみる。

マンションが立ち並ぶ駅前の特徴をうまく表現できない。
都市近郊の風景といえばいいだろうか。

近くに元寇の際の防塁が残り、浜からは能古島行のフェリーが出る。

ここから最早玄界灘は見えないが、観覧車が見える。

高架を走っていたが、これより列車は地下鉄空港線になる。

13:28 天神(てんじん)駅(福岡市地下鉄空港線/福岡県)
博多入り。
地下鉄は思ったより混んではいない。

新天町で昼食。
豚骨ラーメンくらいしか思い浮かばない。

博多はやはり他の九州の街とは比較にならないくらい大きく、どこに行けばいいのか分からない。
博多駅の方角がどこなのかも分からない。

西鉄の終着駅、西鉄福岡が天神の中心だった。

西鉄福岡(にしてつふくおか)駅(西鉄本線/福岡県)にて

14:17 博多(はかた)駅(東海道・山陽・九州新幹線/鹿児島本線/篠栗線/博多南線/福岡市地下鉄空港線 福岡県)
博多口の駅舎は工事中だった。
とても残念だ。
あの懐かしい姿を記録に残したかった。

大博通りは迫力がある。
あの駅前風景はスケールが大きくて好きだ。

博多南線に乗るつもりでいたけれど、なぜだか案内表示を見つけられない。
どこから出るのだろう。
まぁいい。
次回に回そう。

土産物屋を探して時間を食ってしまった。
随分購入してしまったが、送料が高いのには閉口した。

雨は止まない。

関連記事

「鉄旅日記」2015年春 初日その1(東京-宇治)-東福寺、祇園四条、伏見稲荷、稲荷、男山山上、八幡市、枚方市、私市、河内森、河内磐船、交野市(京阪本線/男山ケーブル/京阪交野線) 【ひらパーGo!Go!チケットで行く、京阪旅】

鉄旅日記2015年3月21日その1・・・東福寺駅、祇園四条駅、伏見稲荷駅、稲荷駅、男山山上駅、八幡市

記事を読む

「鉄旅日記」2009年秋 初日(東京-新山口)その2-廿日市、広電廿日市、宮島口、広電宮島口、大竹、岩国、徳山、新山口(山陽本線/岩徳線) 【遅い夏休みをとり、長崎までの切符を買いました。】

鉄旅日記2009年9月18日・・・廿日市駅、広電廿日市駅、宮島口駅、広電宮島口駅、大竹駅、岩国駅、徳

記事を読む

「鉄旅日記」2022年弥生vol.2 最終日(静岡-東京)その1 ‐新静岡、静岡、由比、富士、芝川(東海道本線/身延線)/駿府城址 【念願の大井川鐡道に乗る旅。帰りは身延線経由、武蔵野線全駅下車達成でございます。】

鉄旅日記2022年3月21日・・・新静岡駅、静岡駅、由比駅、富士駅、芝川駅(東海道本線/身延線)/

記事を読む

「鉄旅日記」2020年如月 2日目(大船渡-釜石)その1‐大船渡、盛、綾里、唐丹(大船渡線/三陸鉄道リアス線) 【東日本大震災で被害を受けた大船渡に泊まりにまいりました。山田線完全乗車も目指しておりましたが・・。】

鉄旅日記2020年2月23日・・・大船渡駅、盛駅、綾里駅、唐丹駅(大船渡線/三陸鉄道リアス線) 2

記事を読む

「鉄旅日記」2014年春 最終日(紀伊勝浦-東京)その1-紀伊勝浦、太地、湯川、那智、三輪崎、新宮、鵜殿(紀勢本線)/丹鶴城公園 【青春18きっぷで、紀伊半島へ】

鉄旅日記2014年3月9日その1・・・紀伊勝浦駅、太地駅、湯川駅、那智駅、三輪崎駅、新宮駅、鵜殿駅(

記事を読む

「鉄旅日記」2014年夏 3日目(鳥取-米子)その1-鳥取、由良、下市、御来屋、名和、伯耆大山、東山公園、博労町、境港、木次、亀嵩、宍道(山陰本線/境線/木次線) 【青春18きっぷで、中国ぶらぶら旅】

鉄旅日記2014年8月15日その1・・・鳥取駅、由良駅、下市駅、御来屋駅、名和駅、伯耆大山駅、東山公

記事を読む

「鉄旅日記」2018年秋 初日(松戸-流山-潮来-銚子-東金-松戸)その1-松戸、北松戸、馬橋、流山、小金城趾、幸谷、新松戸、北小金、南柏、北柏、我孫子(常磐線/流鉄流山線) /萬満寺/近藤勇陣屋跡【サンキューちばフリーパスでめぐる上総下総安房旅】

鉄旅日記2018年9月22日・・・松戸駅、北松戸駅、馬橋駅、流山駅、小金城趾駅、幸谷駅、新松戸駅、北

記事を読む

「鉄旅日記」2017年夏 最終日(十三-東京)その2-野洲、米原、神領、定光寺、中津川、塩尻、岡谷、日野(東海道本線/中央本線)【私鉄王国で過ごす夏】

鉄旅日記2017年8月14日・・・野洲駅、米原駅、神領駅、定光寺駅、中津川駅、塩尻駅、岡谷駅、日野駅

記事を読む

「鉄旅日記」2018年如月 初日(東京-直江津)その1-保谷、代々木、都留市、富士山、河口湖(西武池袋線/山手線/中央本線/富士急行) 【冬の町を見たくて、週末パスを買いました。】

鉄旅日記2018年2月10日・・・保谷駅、代々木駅、都留市駅、富士山駅、河口湖駅(西武池袋線/山手線

記事を読む

「鉄旅日記」2013年夏 2日目(徳山-南宮崎)その2-津久見、日代、浅海井、狩生、佐伯、直見、宗太郎、南延岡、南日向、東都農、佐土原、南宮崎(日豊本線) 【青春18きっぷで、鹿児島県志布志へ】

鉄旅日記2013年8月11日その2・・・津久見駅、日代駅、浅海井駅、狩生駅、佐伯駅、直見駅、宗太郎駅

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

「鉄旅日記」2022年水無月 最終日(中山平温泉-東京)その2 ‐小牛田、松島、高城町、陸前浜田、榴ヶ岡、仙台(東北本線/仙石線)【鳴子温泉郷の湯を求めての旅でございます。】

鉄旅日記2022年6月12日・・・小牛田駅、松島駅、高城町駅、陸前浜

「鉄旅日記」2022年水無月 最終日(中山平温泉-東京)その1 ‐中山平温泉、鳴子温泉(陸羽東線)/旅館三之丞湯【鳴子温泉郷の湯を求めての旅でございます。】

鉄旅日記2022年6月12日・・・中山平温泉駅、鳴子温泉駅(陸羽東線

「鉄旅日記」2022年水無月 初日(東京-中山平温泉)その3 ‐小牛田、古川、上野目、池月、鳴子温泉、中山平温泉(陸羽東線)【鳴子温泉郷の湯を求めての旅でございます。】

2022年6月11日・・・小牛田駅、古川駅、上野目駅、池月駅、鳴子温

「鉄旅日記」2022年水無月 初日(東京-中山平温泉)その2 ‐いわき、竜田、原ノ町、鹿島、新地、仙台(常磐線)【鳴子温泉郷の湯を求めての旅でございます。】

鉄旅日記2022年6月11日・・・いわき駅、竜田駅、原ノ町駅、鹿島駅

「鉄旅日記」2022年水無月 初日(東京-中山平温泉)その1 ‐金町、石岡、友部、水戸(常磐線)【鳴子温泉郷の湯を求めての旅でございます。】

鉄旅日記2022年6月11日・・・金町駅、石岡駅、友部駅、水戸駅(常

→もっと見る

    PAGE TOP ↑