「鉄旅日記」2021年秋 初日(東京-飯坂温泉)その4 ‐福島、卸町、東福島、桑折、飯坂温泉(阿武隈急行/東北本線/福島交通飯坂線) 【4度目の緊急事態宣言明け。これ以降そのようなものが発令されることはございませんでした。阿武隈急行、峠駅、立石寺。お宿は飯坂温泉。秋の東北を満喫すべく常磐線に乗りました。】
鉄旅日記2021年10月9日・・・福島駅、卸町駅、東福島駅、桑折駅、飯坂温泉駅(阿武隈急行/東北本線/福島交通飯坂線)
16:06 福島(ふくしま)駅(東北・北海道新幹線/山形新幹線/東北本線/奥羽本線/阿武隈急行/福島交通飯坂線 福島県)
80分後に戻る福島駅に一旦落ち着く。途中眠りはしたが、阿武隈急行は満喫した。


東北本線の車窓とは違った角度から眺める信夫山の姿もまた素晴らしく、今年初めて降りる福島駅が、例えば都内でめったに降りることのない恵比寿駅などのように、何らの違和感もなくいられる場所になっていることを感じていた。
訛り丸出しで話す阿武隈急行関係者にたまらない親しみを覚えている。
16:19 卸町(おろしまち)駅(阿武隈急行 福島県)にて


16:40 東福島(ひがしふくしま)駅(東北本線 福島県)
再び阿武隈急行に乗り、卸町駅で降りる。福島駅からはひと駅。
卸町。道理も何もなく引かれる駅名で、素敵な駅舎を持っていた。文字通り周辺には問屋街が広がっているとのこと。
時間の制約はあるが、そこから東福島駅へは歩けない距離じゃない。地図を見て思いついた。まずはあの東北新幹線高架を目指せばいい。
そして跨線橋を越えた先、新幹線高架下に味わい深い赤屋根の古い駅舎があった。


よくぞそのままの姿で。

様々な時を越えて、待合室ではひとりの高校生が寛いでいる。古い駅舎に未来ある若者。何だかいじらしいような気持になる。
ホームに出れば信夫山が見える。街中に鎮座する福島市の象徴標高275mは、平安時代に書かれた伊勢物語にも登場するとのこと。郡山に暮らす友人夫婦にその存在を教えられてから忘れがたいものになっている。


あれは阪神淡路大震災の年であり、彼等と宿泊したホテルのテレビじゃ、地下鉄サリン事件を起こして追われているオウム真理教信者を扱うものばかり。当時の風潮が好きじゃなかった。
なぜそんなことまで思い出すのか。いずれにしろ、ここにいなきゃ思い出しもしないことだけれど。
17:05 桑折(こおり)駅(東北本線 福島県)
東福島から下り列車に乗り、伊達駅を過ぎてひと駅。日没間近の奥州街道桑折宿。
羽州街道と分岐する追分であり、その場所に標柱が立っている。

やがて今日の日も暮れて。時報代わりのメロディが町に流れる。
そうした宿場町に相応しい駅舎がここにもまた。

滞在時間13分。再び福島駅へ。
17:28 福島(ふくしま)駅(東北・北海道新幹線/山形新幹線/東北本線/奥羽本線/阿武隈急行/福島交通飯坂線 福島県)
再びの福島駅。
誰もがマスク姿だが、夕暮れの駅に人の姿が戻った。
緑色にライトアップされたテレビ塔。あの姿は別の色のを写したことがあったはずだ。

約1時間前にいた阿武隈急行ホーム。同じホームに福島交通飯坂線が止まる。

温泉地に向かう黄昏列車に多くの福島市民が列を作っている。
17:58 飯坂温泉(いいざかおんせん)駅(福島交通飯坂線 福島県)にて





【Facebookへの投稿より】
ひとまず緊急事態も明けましたね。
ひさびさに旅に出ました。
江戸川に面した東京下町を出て、阿武隈川を渡るまで常磐線に揺られておりました。
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