*

「鉄旅日記」2020年晩秋 初日(東京-砺波)その2 ‐電鉄魚津、西魚津、新魚津、魚津、高岡(富山地方鉄道本線/あいの風とやま鉄道)/魚津城跡 【大人の休日倶楽部パスで北陸へ。新幹線、在来線特急乗り放題でございます。魚津、雨晴をめぐり、氷見線、万葉線、城端線、七尾線、えちぜん鉄道、福武線、北陸鉄道との再会でございます。】

公開日: : 最終更新日:2025/05/04 旅話, 旅話 2020年

鉄旅日記2020年11月21日・・・電鉄魚津駅、西魚津駅、新魚津駅、魚津駅、高岡駅(富山地方鉄道本線/あいの風とやま鉄道)/魚津城跡

9:35 電鉄魚津(でんてつうおづ)駅(富山地方鉄道本線 富山県)にて

9:53 西魚津(にしうおづ)駅(富山地方鉄道本線 富山県)にて

10:14 魚津城跡にて

10:37 新魚津(しんうおづ)駅(富山地方鉄道本線 富山県)にて

10:58  魚津(うおづ)駅(あいの風とやま鉄道 富山県)
9:32電鉄魚津駅着。稲荷神社を戴くアーケードは朱に塗られている。

魚津駅周辺ではなく、あるいは街の中心はこっちかと思って下りたが、商店街はすぐに尽きて、海辺への道も曖昧になる。

これから魚津を歩く。手始めに味わい深い川辺へ。

たまたま数日前に3月の旅をたどっていたら西魚津駅の古寂な様が記されていた。記憶は伴っていない。

昭和11年開業の西魚津駅はまさに老翁の如く侘びて、黄色く散った葉を乗せた様は、他のどんな秋の景色も及ばないほどの味わいを見せる。

そしてまた川辺へ。

魚津城攻防戦の史実に接したのはあるいは初めてだったかもしれない。落城は本能寺の変の翌日後のことで、事変が先に伝わっていれば城兵は救われたかもしれないと歴史は謎をかける。

織田軍の死者は不明だが、上杉軍の城兵3,800名は全滅といった壮絶な戦いが展開された城跡は小学校になっている。

援軍の到来を望めず落城を悟った上杉方の城将12名は、家老の直江山城守兼続に書状で絶望を伝え、自刃の際に自分の耳に穴を開け、名を記した木札を全員で結んだとある。

この街じゃ、何より水辺の風情が忘れがたい。

米騒動は富山から始まったと、教科書の記述を思い出していた。その発祥の地が魚津とのこと。漁師町に石碑が立つと駅前に教えられた。

電鉄魚津から魚津駅へは徒歩約15分。地鉄の新魚津駅側から地下道を通り立山口に出る。

魚津に宿泊したのは何年前のことになるのか。舞鶴から日本海に沿って北上した春の旅だった。ただ、懐かしさが込み上げることはなく、JRが手離した駅前をうろうろして魚津という街を感じていた。

通りの果て。立山に乗った雪はまだ浅い。

駅との再会はいつもうれしい。変わらない姿に安心もする。ここにいるのは確か3度目になる。

蜃気楼の見える街、魚津。あいの風とやま鉄道車窓からは富山湾がしばらく見えていた。

そして、滑川まで寄り添う富山地鉄の駅や沿線を見逃したくないと、必死に目で追っていた。

12:00  高岡(たかおか)駅(氷見線/城端線/あいの風とやま鉄道 富山県)
あいの風とやま鉄道は高岡行。呉羽、小杉、越中大門。馴染みの駅名が続き、安心したかのように眠る。

今気づいた。さっきも言ったように馴染みの土地ではあるが、おそらく昼の明るい時間帯にここらにいたことはないのだろう。車窓風景はやけに新鮮だった。

高岡駅が変貌したことは知っていた。これまでの通りすがりに確認していたことで、この姿になってからすでに久しいはず。

氷見線への乗り換えに降りる。

郷愁をそそる車両が氷見線ホームに止まっている。

「悲しみ本線日本海」。そんな楽曲の名が浮かぶ。

関連記事

「鉄旅日記」2020年晩秋 2日目(砺波-武生)その4‐七尾、金丸、宝達、宇野気、本津幡(七尾線) 【大人の休日倶楽部パスで北陸へ。新幹線、在来線特急乗り放題でございます。魚津、雨晴をめぐり、氷見線、万葉線、城端線、七尾線、えちぜん鉄道、福武線、北陸鉄道との再会でございます。】

鉄旅日記2020年11月22日・・・七尾駅、金丸駅、宝達駅、宇野気駅、本津幡駅(七尾線) 1

記事を読む

「車旅日記」2005年冬 初日(熊本空港-都城)走行距離270㎞-羽田空港、熊本空港、立野駅、高森駅、湯前駅、小林駅、都城グリーンホテル 【どこへ行こうか。まっさきに浮かんだのが、昨夏に旅した南九州でございました。】

車旅日記2005年2月11日・・・羽田空港、熊本空港、立野駅、高森駅、湯前駅、小林駅、都城グリーンホ

記事を読む

「車旅日記」2000年春 3日目(象潟‐秋田‐盛岡‐鳴子温泉)象潟海岸、秋田駅、角館花葉館、田沢湖駅、紫波SA、前沢SA、古川駅 【一年のブランクを経て、旅再開。出発場所は東京町田から、下町葛飾へと変わっております。】

車旅日記2000年5月5日 8:54 象潟海岸 636㎞ 朝、人気のない海もいい。 車を降りるつ

記事を読む

「車旅日記」2005年初夏 初日(長岡-山形)走行距離388㎞ その1-長岡駅、小出駅、田子倉駅、只見駅、会津水沼駅、会津坂下駅、猪苗代駅 【長岡、会津、庄内。戊辰戦争ゆかりの地を巡りたかったのだと記憶しております。】

車旅日記2005年7月16日・・・長岡駅、小出駅、田子倉駅、只見駅、会津水沼駅、会津坂下駅、猪苗代駅

記事を読む

「鉄旅日記」2011夏【みちのくひとり旅】2日目(秋田-函館)-秋田、男鹿、追分、八郎潟、北金岡、大館、浪岡、新青森、青森、中沢、郷沢、蟹田、三厩、五稜郭、函館(男鹿線/奥羽本線/津軽線/津軽海峡線/江差線)

鉄旅日記2011年8月14日・・・秋田駅、男鹿駅、追分駅、八郎潟駅、北金岡駅、大館駅、浪岡駅、新青森

記事を読む

「鉄旅日記」2020年如月 最終日(釜石-東京)その4‐安積永盛、鏡石、須賀川、新白河、黒磯、宇都宮(東北本線) 【東日本大震災で被害を受けた大船渡に泊まりにまいりました。山田線完全乗車も目指しておりましたが・・。】

鉄旅日記2020年2月24日・・・安積永盛駅、鏡石駅、須賀川駅、新白河駅、黒磯駅、宇都宮駅(東北本線

記事を読む

「鉄旅日記」2022年盛夏 2日目(伊那市-高松)その1 ‐伊那市、辰野、岡谷、塩尻(飯田線/中央本線)【讃州高松に時空の友を訪ねて。小海線、津山線、播但線、山陰本線の駅旅も印象深い旅でございます。】

鉄旅日記2022年8月12日・・・伊那市駅、辰野駅、岡谷駅、塩尻駅(飯田線/中央本線) 20

記事を読む

「鉄旅日記」2009年初夏 【上信越ひとり旅】最終日(長岡-東京)-長岡、東三条、吉田、新潟、新津、会津若松、郡山、磐城石川、磐城塙、玉川村、常陸大宮、金町(信越本線/弥彦線/越後線/磐越西線/水郡線/常磐線)

鉄旅日記2009年7月20日・・・長岡駅、東三条駅、吉田駅、新潟駅、新津駅、会津若松駅、郡山駅、磐城

記事を読む

「鉄旅日記」2022年弥生vol.1 最終日(熱海-東京)その4 ‐鶴見小野、弁天橋、国道、浜川崎(鶴見線) 【金沢シーサイドライン、根岸線、湘南モノレール、横須賀線、大雄山線、相模線、南武線etc.駅旅人本領発揮の旅でございます。】

鉄旅日記2022年3月6日・・・鶴見小野駅、弁天橋駅、国道駅、浜川崎駅(鶴見線) 14:45

記事を読む

「鉄旅日記」2012年春 その2-川原湯温泉、岩島、群馬藤岡、高麗川、拝島、昭島、中神、武蔵溝ノ口、武蔵中原、鹿島田、尻手(吾妻線、八高線、青梅線、南武線) 【青春18きっぷで、ダム湖に水没する鉄路へ】

鉄旅日記2012年4月1日その2・・・川原湯温泉駅、岩島駅、群馬藤岡駅、高麗川駅、拝島駅、昭島駅、中

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

2023年 台風頃【SNSへの投稿より】水没した江戸川河川敷の衝撃を残した記録でございます。

台風2号の接近にともなう記録的豪雨により、たいへんな思いをされた方々

「鉄旅日記」2023年入梅の頃 ツレと訪ねた塩原温泉郷での記憶でございます。/西那須野駅【Facbookへの投稿より振り返ります。】

【塩原温泉郷でいくぶん熱めの湯につかってまいりました】 JR西

「鉄旅日記」2023年浅春 最終日(松本-東京)その3 ‐茅野、甲府、高尾、中野(中央本線)【友を訪ねての信濃旅でございます。篠ノ井線全駅下車を果たした旅でもございました。】

鉄旅日記2023年3月5日・・・茅野駅、甲府駅、高尾駅、中野駅(中央

「鉄旅日記」2023年浅春 最終日(松本-東京)その2 ‐稲荷山、姨捨、田沢、坂北、西条(篠ノ井線)【友を訪ねての信濃旅でございます。篠ノ井線全駅下車を果たした旅でもございました。】

鉄旅日記2023年3月5日・・・稲荷山駅、姨捨駅、田沢駅、坂北駅、西

「鉄旅日記」2023年浅春 最終日(松本-東京)その1 ‐松本、明科、姨捨(篠ノ井線)【友を訪ねての信濃旅でございます。篠ノ井線全駅下車を果たした旅でもございました。】

鉄旅日記2023年3月5日・・・松本駅、明科駅、姨捨駅(篠ノ井線)

→もっと見る

    PAGE TOP ↑