*

「鉄旅日記」2020年神無月【ツレと筑波山を訪ねたのでございます。関東に暮らす身にとりまして、高所に上がりますと平野の果てに浮かぶ筑波山はいつか登るべき山でございました。】-北千住駅、つつじヶ丘駅、女体山、男体山、筑波山頂駅、宮脇駅、筑波山神社、沼田バス停、つくば駅(つくばエクスプレス/筑波山シャトル/筑波山ロープウェイ/筑波山ケーブルカー)

公開日: : 最終更新日:2025/06/10 旅話, 旅話 2020年

鉄旅日記2020年10月4日・・・北千住駅、つつじヶ丘駅、女体山、男体山、筑波山頂駅、宮脇駅、筑波山神社、沼田バス停、つくば駅(つくばエクスプレス/筑波山シャトル/筑波山ロープウェイ/筑波山ケーブルカー)

8:14 北千住(きたせんじゅ)駅(常磐線/東武伊勢崎線/東京メトロ千代田線/東京メトロ日比谷線/つくばエクスプレス)

待ち合わせ場所は北千住駅でございます。ツレは中野よりやってまいります。つくばエクスプレス改札前集合でございますが、何度も飲みに降りて、何度も飲み歩いた線路沿いを写しに降りました。

コロナ禍の最中、暮らしぶりに変化がございました。朝型の生活になり、週末には朝活と称してツレと毎週のように中野で朝食を共にするようになったのでございます。そんなこともあり最近ではめっきり外で飲む機会は減ったと申しますか、望まなくなったのでございます。

ともあれこの飲み屋街でございます。姪夫婦の婚約を祝った店もこの中には含まれます。

10:16 つつじヶ丘(つつじがおか)駅(筑波山ロープウェイ 茨城県)

北千住~つくば間は約50分。つくばバスセンターから筑波山シャトルバスに乗り、終点のつつじヶ丘まではこれも約50分でございます。車窓には早くも筑波山の姿があります。

つつじヶ丘駅は標高542メートル。眺めもよく、ここから女体山に向けてロープウェイが出ております。駐車場はそれなりに埋まり、乗車口には列ができております。ようやくコロナにかかわる制約が消えた昨今。これでよいのでございます。酒飲みの小生はビール片手に列に加わったのでございます。

10:48 女体山(にょたいさん)駅(筑波山ロープウェイ 茨城県)

ロープウェイの所要時間は約6分。女体山頂の標高は877メートル。山ごしらえをしてきたツレは、ロープウェイで上がってきたここまでの山路に多少不満気味でございましたが、女体山駅からは正真正銘の山登りでございます。もっとも山頂まではすぐでございますが。

10:59 女体山頂

11:31 男体山頂

そして男体山へと縦走いたします。わずかな距離と申してよろしいでしょう。登山路には食事を楽しめるお店も散見され、ツレとともに目移りしながらの山路でございました。途中せきれい石の前を通ります。

国産みの神に夫婦の道を教えた小鳥が降り立った伝説の石とか。ケーブルカーの筑波山頂駅がある御幸ヶ原にもまた目移りしながらやり過ごし、男体山へ。そして山頂到着でございます。標高は871メートル。

11:52 筑波山頂(つくばさんちょう)駅(筑波山ケーブルカー 茨城県)

女体山からの縦走路で一度通り過ぎた御幸ヶ原へ下ります。山頂広場で、ここに筑波山頂駅がございます。そして食事の時間でございます。コマ展望台へまいりました。

下りてきたばかりの男体山を見上げました。

そして下界を。山上におりますと、下界という言葉を使いたくなります。天上界に身を置いているわけではございませんが。

ケーブルカーで山下りでございます。

12:49 宮脇(みやわき)駅(筑波山ケーブルカー 茨城県)

筑波山頂駅からの所要時間は約8分でございます。

13:03 筑波山神社

御神体は筑波山。水戸天狗党挙兵の地という史実が頭に浮かんだのみでございますが、コロナ禍に生まれた新たな習慣がございます。拙宅裏の弘法大師所縁の金蓮院に毎朝参ること。神仏への祈りと敬いが人生に加わったのでございます。お導きに感謝して手を合わせます。祈ることはいつも同じでございます。多くは感謝の言葉でございます。

14:34 沼田バス停

筑波山は温泉地でもございます。ツレのたっての希望でひと風呂浴びた後に帰りのバス停に立ちました。

そして帰りの車窓で振り返るのでございます。

17:58 つくば駅(つくばエクスプレス 茨城県)

駅前で食事をしての帰りでございます。なかなかの賑わいでございました。33年前まで営業していた筑波鉄道に思いを馳せます。常磐線の土浦駅と水戸線の岩瀬駅をつないでいた筑波線。どこかで廃線跡に行き当たらないものかと密かに思っておりましたが、どうやら今回はその時ではなかったようでございます。

関連記事

「車旅日記」2004年春 2日目(紋別-釧路)走行距離367㎞その1-紋別港、サロマ湖三里浜オートキャンプ場、芭露駅跡、サロマ湖ワッカ原生花園、網走市鉄道記念館、網走監獄、網走駅、北浜駅、浜小清水駅 【旭川に下りて、思う存分に北の大地を走った旅の記録でございます】

車旅日記2004年5月2日・・・紋別港、サロマ湖三里浜オートキャンプ場、芭露駅跡、サロマ湖ワッカ原生

記事を読む

「鉄旅日記」2018年師走 初日(東京-津)その1-金町、西桑名、楚原、阿下喜、麻生田、丹生川(常磐線/三岐鉄道北勢線/三岐鉄道三岐線) 【伊勢のいくつもの終着駅に降りまして、神島で2018年最後の満月を眺めたのでございます。】

鉄旅日記2018年12月22日・・・金町駅、西桑名駅、楚原駅、阿下喜駅、麻生田駅、丹生川駅(常磐線/

記事を読む

「車旅日記」2004年夏 4日目(鹿児島-田原坂-長崎)走行距離384㎞その2-田原坂古戦場跡、大牟田駅、肥前山口駅、長崎ニューポート 【九州を一周してみよう。そう思いたった、真夏の日々でございます。】

車旅日記2004年8月14日・・・田原坂古戦場跡、大牟田駅、肥前山口駅、長崎ニューポート 2004

記事を読む

「鉄旅日記」2012年春 その1-新宿、塩崎、韮崎、日野春、富士見、青柳、奈良井、木曽福島、須原、中津川(中央本線) 【青春18きっぷで、名古屋往復】

鉄旅日記2012年3月25日その1・・・新宿駅、塩崎駅、韮崎駅、日野春駅、富士見駅、青柳駅、奈良井駅

記事を読む

「鉄旅日記」2018年師走 最終日(神島-鳥羽港-伊良湖岬-三河田原-豊橋-東京)その1-神島山海荘あじさい、神島漁港、菅島漁港、鳥羽城址(城山公園)、旧鳥羽小学校(鳥羽市営定期船) 【伊勢のいくつもの終着駅に降りまして、神島で2018年最後の満月を眺めたのでございます。】

鉄旅日記2018年12月24日・・・神島山海荘あじさい、神島漁港、菅島漁港、鳥羽城址(城山公園)、旧

記事を読む

「鉄旅日記」2019年弥生Part.1 初日(東京-紀伊田辺)その2-滝原、三野瀬、尾鷲、宇久井、田並(紀勢本線) 【和歌山電鐵に乗るために、青春18きっぷで紀伊半島一周を思い立ったのでございます。】

鉄旅日記2019年3月2日・・・滝原駅、三野瀬駅、尾鷲駅、宇久井駅、田並駅(紀勢本線) 14:14

記事を読む

「鉄旅日記」2019年如月 最終日(安中-東京)その3-海尻、八千穂、信濃川上、佐久海ノ口、甲斐小泉、小淵沢(小海線)/海尻城址 【週末パスで東京から伊豆。そして上州、信州へ。友人は言ったものでございます。何気に大層な移動距離だと。】

鉄旅日記2019年2月10日・・・海尻駅、八千穂駅、信濃川上駅、佐久海ノ口駅、甲斐小泉駅、小淵沢駅(

記事を読む

「鉄旅日記」2020年晩秋 初日(東京-砺波)その4 ‐越ノ潟、末広町、高岡、城端(万葉線/城端線)/高岡大仏 【大人の休日倶楽部パスで北陸へ。新幹線、在来線特急乗り放題でございます。魚津、雨晴をめぐり、氷見線、万葉線、城端線、七尾線、えちぜん鉄道、福武線、北陸鉄道との再会でございます。】

鉄旅日記2020年11月21日・・・越ノ潟駅、末広町電停、高岡駅、城端駅(万葉線/城端線)/高岡大

記事を読む

「鉄旅日記」2019年長月 最終日(宮古-東京)その1‐宮古、岩手船越、浪板海岸、吉里吉里(三陸鉄道リアス線) 【三陸鉄道、八戸線に乗りにいきました。区界、吉里吉里など、駅旅の者として見過ごせない駅にも寄りましてございます。】

鉄旅日記2019年9月23日・・・宮古駅、岩手船越駅、浪板海岸駅、吉里吉里駅(三陸鉄道リアス線)

記事を読む

「鉄旅日記」2018年秋 初日(松戸-流山-潮来-銚子-東金-松戸)その3-笹川、外川、犬吠、犬吠埼、銚子、椎柴、松岸(成田線/銚子電鉄)【サンキューちばフリーパスでめぐる上総下総安房旅】

鉄旅日記2018年9月22日・・・笹川駅、外川駅、犬吠駅、銚子駅、椎柴駅、松岸駅(成田線/銚子電鉄)

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

「鉄旅日記」2022年新春 2日目(湯瀬温泉-三沢)その4 ‐板柳、川部、撫牛子、大釈迦、鶴ヶ坂(五能線/奥羽本線) 【巨大な土偶が貼りつく木造駅を見たくて冬の東北を旅しました。】

鉄旅日記2022年1月9日・・・板柳駅、川部駅、撫牛子駅、大釈迦駅、

「鉄旅日記」2022年新春 2日目(湯瀬温泉-三沢)その3 ‐川部、五所川原、木造(五能線)/神武食堂 【巨大な土偶が貼りつく木造駅を見たくて冬の東北を旅しました。】

鉄旅日記2022年1月9日・・・川部駅、五所川原駅、木造駅(五能線)

「鉄旅日記」2022年新春 2日目(湯瀬温泉-三沢)その2 ‐東大館、大館、弘前(花輪線/奥羽本線) 【巨大な土偶が貼りつく木造駅を見たくて冬の東北を旅しました。】

鉄旅日記2022年1月9日・・・東大館駅、大館駅、弘前駅(花輪線/奥

「鉄旅日記」2022年新春 2日目(湯瀬温泉-三沢)その1 ‐湯瀬温泉、鹿角花輪、十和田南(花輪線)/和心の宿姫の湯 【巨大な土偶が貼りつく木造駅を見たくて冬の東北を旅しました。】

鉄旅日記2022年1月9日・・・湯瀬温泉駅、鹿角花輪駅、十和田南駅(

「鉄旅日記」2022年新春 初日(東京-湯瀬温泉)その3 ‐盛岡、渋民、八幡平、湯瀬温泉(IGRいわて銀河鉄道/花輪線) 【巨大な土偶が貼りつく木造駅を見たくて冬の東北を旅しました。】

鉄旅日記2022年1月8日 盛岡駅、渋民駅、八幡平駅、湯瀬温泉駅(I

→もっと見る

    PAGE TOP ↑