「鉄旅日記」2020年卯月 最終日(新津-東京)その2‐会津若松、郡山富田、喜久田、郡山(磐越西線) 【緊急事態宣言発令直前のことでございます。常磐線全線運転再開を祝して人知れず旅に出たのでございます。】
鉄旅日記2020年4月5日・・・会津若松駅、郡山富田駅、喜久田駅、郡山駅(磐越西線)
9:07 会津若松(あいづわかまつ)駅(磐越西線/只見線/会津鉄道 福島県)
会津盆地を取り巻く山々に雲がかかり、また雲が湧いている。
磐梯山にも雲がかかり、山頂を隠している。
駅は閑散としている。
商店の明かりも暗く、土産物売場にも人気はない。


「駅そば」で喜多方ラーメンを食べる。
あっさりとした味だった。

約20分の滞在。
コロナ騒ぎがいつまで続くのか誰にも分からないが、ここ会津で目に見えないウイルスに恐怖を感じることはない。
10:36 郡山富田(こおりやまとみた)駅(磐越西線 福島県)
磐梯山は見えず、花冷えの会津。
猪苗代から磐梯熱海へと下る峠道の険しさに目を見張る。
土方歳三や大鳥圭介が陣取った母成峠はどこにあたるのか。
新政府軍の進撃は早く、あっという間に会津城下に迫ったらしい。
郡山もまた花冷え。
強い北風が吹き、どこへ向かうでもなくコンビニに寄りビールを購入。
2017年開業の新しい駅。
2年前にもこの線に乗ったが、あの頃にはすでにあったのか。

街道に面していて、街中を思わせる場所に位置している。
郡山市の請願によりできた駅で、建設にかかる事業費はすべて市が負担したとのこと。
今日は寒く、列車の温かさが心地いい。
ひと駅戻る。
10:58 喜久田(きくた)駅(磐越西線 福島県)
快速列車停車駅だが、ざっと見回したところ何があるわけでもなく、住宅街を見るのみ。
駅前の酒屋は撤退していた。


先に降りた郡山富田駅が生まれた経緯には、郡山~喜久田間の駅間の長さが郡山市民の利便性を奪っているとの考えもあった。
確かに郡山までは家並が続く。
地域の活性化に寄与はしているのだろう。
郡山富田で列車を待つ人を見かけはしなかったが。
きっと寒いからだろう。
それにやはりコロナの影響があるのだろう。
昨日の温かさが恋しく、冷たい風に身をこわばらせる。
滞在10分だが、郡山行の到着が待ち遠しく感じた。
ホームに上がると安子ヶ島方面に桜を見る。

でももう福島の桜も終わりか。
あるいはこれからなのか。
11:19 郡山(こおりやま)駅(東北・北海道新幹線/東北本線/磐越東線/磐越西線/水郡線 福島県)
乗り換え時間11分。
これから磐越東線に乗る。
6番線に入線中の小野新町行がボックス席なのを見て改札を出てビールを購入。
郡山にはもう何度降りたことだろう。
古馴染みの街だが懐かしくもある。


いつかまた、この街のどこかで暮らす友と穏やかな時間を過ごすこともあるだろう。
ここ郡山で、彼の幸せの瞬間に立ち会っている。
それからもう20年以上の歳月が流れている。
彼とは山口宇部で過ごす共通の友人を訪ねる約束もしている。
その約束を交わしてからも相当な歳月を間に置いている。
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