「鉄旅日記」2019年師走 最終日(酒田-東京)その2‐小波渡、五十川、府屋、あつみ温泉(羽越本線) 【由利高原鉄道鳥海山ろく線に乗りにいきました。初冬の日本海は荒々しく、美しゅうございました。】
鉄旅日記2019年12月8日・・・小波渡駅、五十川駅、府屋駅、あつみ温泉駅(羽越本線)
8:59 小波渡(こばと)駅(羽越本線 山形県)にて

10:10 五十川(いらがわ)駅(羽越本線 山形県)
8:56小波渡駅で降りる。
ホームから荒々しい日本海が見渡せる素敵な場所だ。

そこからひと駅の徒歩行。
この区間はほぼトンネル。
車窓からは見ることのない景色の中を歩いた。
芭蕉が歩いた「鬼かけ橋」、打ち寄せる波、群れ飛ぶカモメ、厳つい面相の岩、沖に浮かぶ灯台、廃墟となった海辺のホテル。










五十川駅に着いて古四王神社に寄り、酒屋に寄り、清流五十川を写し、旅館を見て何事かを思い、駅ではご婦人と会話を交わす。



地元民もこぼす。
今日は風が冷たく寒いと。
折よく下り列車がくる。
たった今歩いてきた道を車窓からおさらいするのもいい。
そしてまた小波渡駅へ。
このあたりとは縁があるようだ。
10:16 小波渡(こばと)駅(羽越本線 山形県)にて



本来は五十川駅で待つつもりでいた上り列車に乗っている。
すでに鼠ヶ関を過ぎて、右手に粟島が見えてきた。
ビールがことのほか美味く感じる。
11:03 府屋(ふや)駅(羽越本線 新潟県)
ここからは新潟県。
最初は佐渡島かと思っていたよ。
あの島は粟島。
駅長さんによると、佐渡島が見える日もあるという。
特急停車駅で、どんな駅かと興味が湧き、降りることを思い立った。
酒屋に寄って、大音量の波音を聞く。





駅は7号国道を挟んで日本海に接している。
それにしても波音とは、これほどまでに大きい。
12:21 あつみ温泉(あつみおんせん)駅(羽越本線 山形県)
描いていた旅の計画を変更している。
府屋駅に寄るつもりはなかった。
昨日も乗った「いなほ」に帰りも乗ることにして数駅戻る。
あつみ温泉駅には特急が停車する。




駅前に食堂でもあればと思っていたが、看板は掲げられているものの営業はしていなかった。
食堂、酒屋、スーパー。。
洋菓子屋だけは開いていたな。
温泉旅館からの送迎バスが着いて温泉客が降りてくる。
温泉街はそれなりに賑わっているようだ。
温海川に下りて日本海と交わる様を見ていた。
海原を支配する神「スサノオ」に祈ったよ。
たいそうなことじゃない。
祈るというよりも、むしろ感謝に近い。
海辺の岩場には神が祀られていて、是非ともお詣りをしたかったが、通行が禁止されていた。
7号国道から頭を下げる。
古人のようにオレもあの場所に神を感じている。



「海里」という酒田行の豪華列車が入ってきて、しばらく止まった。
何でも今年の10月からの運行で、新潟~酒田間を走る。
動くレストランを謳う客車内は席毎に仕切られ、ホテル並の品を持っていた。
特急「いなほ」が止まらない桑川駅に停車するばかりか、「笹川流れ」観光にあてるため長時間停車するようだ。
日本海側もなかなかやる。
7号国道に置かれた道の駅「あつみ」を行き帰りとも目にした。
あの場所にも20代の頃に思い出がある。
これもやはり縁。
関連記事
-
-
「鉄旅日記」2019年長月 初日(東京-盛岡)その1-金町、水戸、上菅谷、常陸大子(常磐線/水郡線) 【三陸鉄道、八戸線に乗りにいきました。区界、吉里吉里など、駅旅の者として見過ごせない駅にも寄りましてございます。】
鉄旅日記2019年9月21日・・・金町駅、水戸駅、上菅谷駅、常陸大子駅(常磐線/水郡線) 2019
-
-
「鉄旅日記」2020年初秋 3日目(高松)その1 ‐片原町駅、瓦町駅、高松築港駅、玉藻公園(高松城跡)、一宮寺、滝宮天満宮、滝宮駅、満濃池 【時空の友を訪ねて讃州高松へ。金比羅さん、瀬戸大橋、大歩危、小歩危などを友とめぐり、義仲寺に寄り、直島に渡り、水島臨海鉄道にも乗った4日間の記録でございます。】
車旅日記2020年9月21日・・・片原町駅、瓦町駅、高松築港駅、玉藻公園(高松城跡)、一宮寺、滝宮
-
-
「鉄旅日記」2021年春 初日(東京-松本)その1 ‐金町、神田、吉祥寺、国立(常磐線/中央本線) 【週末パスで信濃へ。妙高高原駅で引き返し、松本の友人を訪ね、大糸線を旅して思い出の白馬へ。先の旅から一週間後のことでございました。】
鉄旅日記2021年4月24日・・・金町駅、神田駅、吉祥寺駅、国立駅(常磐線/中央本線) 20
-
-
「鉄旅日記」2018年神無月 最終日(松本-辰野-天竜峡-岡谷-東京)その1-松本、辰野、北殿、伊那市、伊那福岡、伊那本郷、上片桐、飯田、天竜峡(篠ノ井線/中央本線辰野支線/飯田線) 【北陸へ。信州へ。友を訪ねての巡礼旅でございます】
鉄旅日記2018年10月8日・・・松本駅、辰野駅、北殿駅、伊那市駅、伊那福岡駅、伊那本郷駅、上片桐駅
-
-
「鉄旅日記」2022年皐月 最終日(磐梯熱海-東京)その3 ‐駒形、前橋大橋、高崎、本庄(両毛線/高崎線)【日光線全駅乗降を果たし、猪苗代湖畔に遊び、磐梯熱海の湯につかり、国定忠治を訪ねた旅でございます。】
鉄旅日記2022年5月8日・・・駒形駅、前橋大島駅、高崎駅、本庄駅(両毛線/高崎線) 14:
-
-
「車旅日記」2004年夏 2日目(別府-宮崎)走行距離337㎞その2-高森駅、高千穂駅、延岡駅、日向市駅、佐土原駅、アーバンキット宮崎 【九州を一周してみよう。そう思いたった、真夏の日々でございます。】
車旅日記2004年8月12日・・・高森駅、高千穂駅、延岡駅、日向市駅、佐土原駅、アーバンキット宮崎
-
-
「車旅日記」1997年夏 初日(東京-三国峠-新潟)-町田、東福生駅、山田うどん、前橋市田口町、月夜野道路情報ターミナル、奥平温泉遊神館、越後湯沢駅、堀之内パーキング、道の駅豊栄 【男鹿半島を目指した夏。友と過ごし、旧友と再会したみちのく旅でございます。】
車旅日記1997年8月13日 1997・8・13 10:30 東京町田 出発が遅れている。 急ぐべ
-
-
「車旅日記」1998年夏 最終日(鳴子温泉-高畠ー郡山-東京)-鳴子サンハイツ、潟沼、瀬見駅、道の駅むらやま、羽前中山駅、高畠、道の駅七ヶ宿、道の駅安達、郡山文化センター前、須賀川駅、西那須野三島セブンイレブン、与板ラーメンとん太、築地電通前、東京町田 【20代最後の旅でございます。青森港から北海道上陸を目指して北へ向かったのでございますが・・・。】
車旅日記1998年8月14日 1998・8・16 8:26 鳴子サンハイツ 5日目。 一番遅い出発
-
-
「鉄旅日記」2009年皐月【四国へ、途中下車の旅】3日目(琴平-高知)-琴平、讃岐財田、阿波池田、大歩危、土佐山田、後免、後免町、安芸、奈半利、高知、桟橋通五丁目(土讃本線、土佐くろしお鉄道阿佐線、土佐電気鉄道桟橋線)
鉄旅日記2009年5月3日・・・琴平駅、讃岐財田駅、阿波池田駅、大歩危駅、土佐山田駅、後免駅、後免町
-
-
「車旅日記」2003年晩秋 3日目(伊勢志摩-京都)走行距離239㎞ -大王崎、御座港、鵜方駅、飯高駅、天誅組終焉之地、吉野駅、吉野神宮駅、吉野口駅、京都ホーユウコンフォルト二条城 【紀伊半島に焦がれる日々。南海道を往くのは2度目でございます。】
車旅日記2003年11月24日・・・大王崎、御座港、鵜方駅、飯高駅、天誅組終焉之地、吉野駅、吉野神宮
