*

「鉄旅日記」2019年霜月 2日目(五所川原-北上)その2‐大館、大鰐温泉、大鰐、中央弘前、弘前(奥羽本線/弘南鉄道大鰐線) 【津軽鉄道、弘南鉄道に乗りにいきました。羽州街道を歩いた晩秋の旅でございます。】

公開日: : 最終更新日:2025/05/07 旅話, 旅話 2019年

鉄旅日記2019年11月3日・・・大館駅、大鰐温泉駅、大鰐駅、中央弘前駅、弘前駅(奥羽本線/弘南鉄道大鰐線)

11:34 大館(おおだて)駅(奥羽本線/花輪線 秋田県)
次の弘前行への乗り継ぎ時間は7分。
駅を写す時間は十分にある。

3年前と駅前の印象が変わっているように感じた。
賑やかになったように感じたんだ。
気分は浮く。

駅にコンビニが入っていることも思い出してさらに気分は上がる。
酒が買えるじゃないか。

秋田犬の銅像や構内を写してホームに停車中の弘前行に向かう。

長大な貨物列車が止まっている。

貨物列車に飛び乗って街を出る。
そんな描写を古い映画や漫画の中に見てきた。

そもそも旅の途中だが、その光景により一層旅心が疼く。

通り過ぎてきた鶴形、二ツ井。
米代川に沿ったこの線区をこれまでは退屈に感じていたが、味のある駅だった。

旅の目的はいくつも生まれる。
寒い頃に日本海を旅しようか。

12:09 大鰐温泉(おおわにおんせん)駅(奥羽本線 青森県)にて

12:30 大鰐(おおわに)駅(弘南鉄道大鰐線 青森県)
この駅に寄ったのは20年近く前になる。

5月だった。
川には鯉のぼりがかかり、温泉街に続く道も彩られていた。

足湯場が置かれた駅前。
あの日に見たと思っていた繁華な町並はなく、車は脇の道の駅に吸収され、シャッターの下りる商店街では弁当屋だけが奮闘していた。

あの橋の上でしばらくたたずんだ。
白鷺と先に架かる鉄橋を眺め、たたずんだ。

去りがたい思いにかられた理由を考えるが、答えを導き出せない。

弘南鉄道に乗る。
これも旅の目当て。
JR駅の脇にひっそりと弘南鉄道の駅がある。

時空を越えて生き続ける古い駅舎に古い駅構内。
たまらない旅情をまとう昼下がり。


大鰐から終点の中央弘前まで間に12駅を置く大鰐線。

弘南鉄道はゆっくりと走り出した。
ガタゴトと。

石川駅を過ぎてJRを跨ぐ橋から岩木山がよく見えた。

13:09 中央弘前(ちゅうおうひろさき)駅(弘南鉄道大鰐線 青森県)にて



13:47 弘前(ひろさき)駅(奥羽本線/五能線/弘南鉄道江南線 青森県)
大鰐線から眺めた津軽平野と岩木山。
揺れる度に吊革が合奏を聞かせてくれる車内は牧歌的で、学生服姿の壮漢たちは弘前工大前で降りていった。

中央弘前駅は窪地の川端にある。
地方のタクシー会社を思わせるような歴史遺産ともいえる駅舎を出れば、右手にこれまた歴史遺産的な教会がある。

教会正面の時計屋もまたレトロだった。

岩木山を写すいい場所はないかと見渡すが、ここらじゃこれがベストか。

桜で有名な弘前城公園に向けて長い商店街が形成されている。
中央弘前駅はその公園と弘前駅のちょうど中間あたりに位置している。

今回も弘前城に寄る時間はないか。
以前に宿泊もしているが、旅行者として弘前に下りて弘前城に立ち寄らない者もまれだろう。

もっとも、桜の頃に城の周囲を車で走ったことはある。
桜の記憶はないが。

弘前駅への道を下りていく。

木枯らしの中を少女たちが広場で遊んでいる。
通りを歩く人の姿をあまり見かけることはなく、車は流れている。

この駅をこうして写すのは何度目になるのか。
そしてまたこれからも何度も写すだろう。

駅そば「こぎん」で和風ラーメンを注文。
チャーシューが2枚入っていたよ。

弘南鉄道側の駅舎に回る。
この風景は初めてになる。

弘南鉄道弘南線に乗る。
終点の黒石までは間に11駅。
田んぼアートで知られたその名も「田んぼアート駅」が途中にある。

関連記事

「鉄旅日記」2022年水無月 最終日(中山平温泉-東京)その2 ‐小牛田、松島、高城町、陸前浜田、榴ヶ岡、仙台(東北本線/仙石線)【鳴子温泉郷の湯を求めての旅でございます。】

鉄旅日記2022年6月12日・・・小牛田駅、松島駅、高城町駅、陸前浜田駅、榴ヶ岡駅、仙台駅(東北本

記事を読む

「鉄旅日記」2020年初秋 最終日(高松-東京)その1 ‐高松港3番乗場、直島宮浦海の駅、宇野港、宇野駅(高松→直島宮浦フェリー/直島宮浦→宇野フェリー) 【時空の友を訪ねて讃州高松へ。金比羅さん、瀬戸大橋、大歩危、小歩危などを友とめぐり、義仲寺に寄り、直島に渡り、水島臨海鉄道にも乗った4日間の記録でございます。】

鉄旅日記2020年9月22日・・・高松港3番乗場、直島宮浦海の駅、宇野港、宇野駅(高松→直島宮浦フ

記事を読む

「鉄旅日記」2009年秋 5日目(松浦-若松)その2-宇美、西戸崎、香椎、福間、赤間、折尾、若松(鹿児島本線/香椎線/筑豊本線) 【遅い夏休みをとり、長崎までの切符を買いました。】

鉄旅日記2009年9月22日・・・宇美駅、西戸崎駅、香椎駅、福間駅、赤間駅、折尾駅、若松駅(鹿児島本

記事を読む

「鉄旅日記」2018年秋 初日(松戸-流山-潮来-銚子-東金-松戸)その1-松戸、北松戸、馬橋、流山、小金城趾、幸谷、新松戸、北小金、南柏、北柏、我孫子(常磐線/流鉄流山線) /萬満寺/近藤勇陣屋跡【サンキューちばフリーパスでめぐる上総下総安房旅】

鉄旅日記2018年9月22日・・・松戸駅、北松戸駅、馬橋駅、流山駅、小金城趾駅、幸谷駅、新松戸駅、北

記事を読む

「鉄旅日記」2022年新春 2日目(湯瀬温泉-三沢)その3 ‐川部、五所川原、木造(五能線)/神武食堂 【巨大な土偶が貼りつく木造駅を見たくて冬の東北を旅しました。】

鉄旅日記2022年1月9日・・・川部駅、五所川原駅、木造駅(五能線)/神武食堂 12:53&

記事を読む

「鉄旅日記」2022年盛夏 3日目-友と過ごす一日をFacebookへの投稿より振り返ります ‐東浜恵美須神社、北浜恵美須神社、片原町駅、三津浜駅、梅津寺駅、高浜駅、龍神社、三津駅【讃州高松に時空の友を訪ねて。小海線、津山線、播但線、山陰本線の駅旅も印象深い旅でございます。】

鉄旅日記2022年8月13日・・・東浜恵美須神社、北浜恵美須神社、片原町駅、三津浜駅、梅津寺駅、高

記事を読む

「鉄旅日記」2019年弥生Part.1 最終日(紀伊田辺-東京)その1-紀伊田辺、箕島、和歌山、伊太祈曽、貴志(紀勢本線/和歌山電鐵貴志川線) 【和歌山電鐵に乗るために、青春18きっぷで紀伊半島一周を思い立ったのでございます。】

鉄旅日記2019年3月3日・・・紀伊田辺駅、箕島駅、和歌山駅、伊太祈曽駅、貴志駅(紀勢本線/和歌山電

記事を読む

「車旅日記」1995年秋【恋に病んで・・・西へ。1号国道をひたすら、大阪の友に会いにいく。】その2-東寺、五条大橋、琵琶湖湖岸道路、米原、関ヶ原・・・・-

車旅日記1995年11月5日 1996・11・5 9:19 1号国道-東寺 京都乱入。 晴天。

記事を読む

「車旅日記」1997年1月【空しい日々を振り払い、28年目の人生もまた旅。そんな年頭の姿でございます。】-町田、愛甲石田駅、御殿場駅、岩波駅、熱海駅、西湘パーキング、奈良北

車旅日記1997年1月4日 1997・1・4 1:01 東京町田 明かりをつけた部屋にストーンズの

記事を読む

「鉄旅日記」2014年春 初日(東京-西舞鶴)その2-東雲、宮津、天橋立、豊岡、国府、和田山、梁瀬、福知山、西舞鶴(北近畿タンゴ鉄道宮津線/山陰本線) 【青春18きっぷで、丹後若狭から北陸、信州へ】

鉄旅日記2014年3月21日その2・・・東雲駅、宮津駅、天橋立駅、豊岡駅、国府駅、和田山駅、梁瀬駅、

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

「鉄旅日記」2001年祇園会【京都の女性に恋をしていた頃がございました。そんなある宵宵々山の記憶でございます。】

鉄旅日記2001年7月15日 2001・7・15の記憶(京都編

「車旅日記」2001年黄金週間 最終日その2(京都-東京)-朝日村栄荘、道の駅親不知ピアパーク、道の駅能生、小千谷駅、月夜野情報サービスセンター、道の駅おかべ、葛飾金町【目指したのは彼女が暮らす京都。この時からしばらく、向かう先は劇的なまでに西になったのでございます。】

車旅日記2001年5月5日・・・朝日村栄荘、道の駅親不知ピアパーク、

「車旅日記」2001年黄金週間 最終日その1(京都-東京)-八坂神社石段下、志賀、道の駅河野、福岡の湯、道の駅ウェーブパークなめりかわ【目指したのは彼女が暮らす京都。この時からしばらく、向かう先は劇的なまでに西になったのでございます。】

車旅日記2001年5月5日・・・八坂神社石段下、志賀、道の駅河野、福

「車旅日記」2001年黄金週間 2日目その2(京都-志賀-京都)-祇園まで彼女をさらいに行ったのでございますが・・・【目指したのは彼女が暮らす京都。この時からしばらく、向かう先は劇的なまでに西になったのでございます。】

車旅日記2001年5月4日 大津方面に向かう161号国道は渋滞

「車旅日記」2001年黄金週間 2日目その1(京都-志賀-京都)-祇園まで彼女をさらいに行ったのでございますが・・・【目指したのは彼女が暮らす京都。この時からしばらく、向かう先は劇的なまでに西になったのでございます。】

車旅日記2001年5月4日 彼女は右手を投げ出してオレの体に置

→もっと見る

    PAGE TOP ↑