「鉄旅日記」2019年長月 2日目(盛岡-宮古)その3-陸中野田、久慈、陸中八木、八戸(三陸鉄道リアス線/八戸線) 【三陸鉄道、八戸線に乗りにいきました。区界、吉里吉里など、駅旅の者として見過ごせない駅にも寄りましてございます。】
鉄旅日記2019年9月22日・・・陸中野田駅、久慈駅、陸中八木駅、八戸駅(三陸鉄道リアス線/八戸線)
12:21 陸中野田(りくちゅうのだ)駅(三陸鉄道リアス線 岩手県)
堀内での停車時間を終えた列車。
車窓にはまた巨大な高架橋道路が現れる。

三陸沿岸道路。
車で旅をしていた頃にはなかった道だ。
復興道路として位置づけられているとのこと。
普段暮らす東京でさえ高速道路事情には疎くなった。
廃線や廃線を危ぶむニュースは聞かれるが、高速道路は延伸を続けている。
それでも日本海側を貫く高速道路網はまだ実現していない。
新潟で青森ナンバーの車に後ろから追突されたのはもう20年の昔。
善良なオジサンだったよ。
彼は出稼ぎ期間を終えて、長野から帰る途中だった。
彼の生活があの後も続いたのであれば、現在に至るまで大変なご苦労をされている。
陸中野田で行き違い3分の停車。
事前にアナウンスが流れた。
ここは塩の産地として栄えた土地柄で、駅には名産の塩が売られている。
ホームに掘られた階段を下りて外に出ると、駅前ロータリーにやってくる車は引きを切らず、そして止めていく。


物産館を兼ねた駅はとても賑わっていた。
これほどの人波を久慈で見るとは思っていなかった。
12:52 久慈(くじ)駅(八戸線/三陸鉄道リアス線 岩手県)
懐かしい久慈駅前。




あの日、なぜオレは地下通路をくぐって寂しい一帯を歩いたのか。
あるいは駐車場事情だったのかもしれない。
祭囃子が聞こえていた。
でも駅に酒が売っていたらそっちにはいかなかっただろう。
必然はオレを山車が通る街中へ連れていった。
「ヨースヨイサ、ヨースーヨイサ」の掛け声とともに子供たちに引かれた山車が進んでいく。

うまく聞きとれなかった掛け声だが、酒屋のおかみさんが教えてくれた。
「あまちゃん」の街、久慈。
親友の嫁さんの実家でもある。
あの5月から久慈を最適な形でアップデートできた。
とてもウレシく思っている。
これより念願の八戸線。

八戸へ。
13:31 陸中八木(りくちゅうやぎ)駅(八戸線 岩手県)
列車は海辺を走っている。
穏やかな海を眺めていた。
素晴らしい景観だよ。

行き違い4分の停車。


かつて車でこの駅に寄ったことがある。
そうした駅に、列車で再訪することにたまらない喜びを感じている。
4分しかないけれど。
こんな感じでもあり、違ったようにも感じる。
どっちでもいい。
変わらずここに駅があるんだ。
何かを確かめたくなったら、また来ればいい。
八戸に泊まる計画がそのうち持ち上がるだろう。
15:14 八戸(はちのへ)駅(八戸線/青い森鉄道 青森県)
3年前に食べた駅そばの味を思い出していた。
そして暖簾をくぐる。
変わらず美味い。
雨が降りだした八戸。
街も駅もとても静かだった。
でも、とりあえず一軒しか見当たらない土産物屋は賑わっていた。
滞在時間30分はそれで尽きた。


これから八戸線で来た道を戻り、陸奥湊から海辺を歩く。
【Facebookへの投稿より】
今朝、盛岡を出て花巻、釜石、宮古、久慈と乗り継いでまいりました。
鉄の街、釜石にはラグビーワールドカップでじきに世界が訪ねてまいりますね。
復興スタジアムの脇には巨大な防波堤が築かれておりました。
JRが復旧を手放した山田線の釜石~宮古間が三陸鉄道の手で蘇ったのが3月。
名所に差し掛かると列車を止めるサービスがあり、車内の「あまちゃん」ファンと思わしき人々をはじめ皆席を立ったものでございます。
久慈では秋祭りの最中。
「よ~すよいさ」の掛け声とともに山車が練り歩きます。
お祭り、いいものでございますね🎵
関連記事
-
-
「鉄旅日記」2019年年始 初日(東京-一ノ関)その1-金町、上野、高崎、六日町、長岡、見附(常磐線/高崎線/上越線/信越本線) 【雪が見たくて北へ向かいました。そして初めて仙台空港線に乗ったのでございます。】
鉄旅日記2019年1月5日・・・金町駅、上野駅、高崎駅、六日町駅、長岡駅、見附駅(常磐線/高崎線/上
-
-
「車旅日記」2006年初夏 最終日(近江八幡-長浜-揖斐-岐阜)-ホテルはちまん、近江八幡駅、安土駅、彦根駅、長浜駅、垂井駅、美濃赤坂駅、揖斐駅、木知原駅 【これが最後の車旅でございます。鈴鹿山脈を回るように、終着駅を探して走ったのでございます。】
車旅日記2006年7月17日・・・ホテルはちまん、近江八幡駅、安土駅、彦根駅、長浜駅、垂井駅、美濃赤
-
-
「鉄旅日記」2022年水無月 最終日(中山平温泉-東京)その4 ‐土浦、ひたち野うしく、亀有(常磐線)【鳴子温泉郷の湯を求めての旅でございます。】/葛西神社~江戸川堤葛飾情緒
鉄旅日記2022年6月12日・・・土浦駅、ひたち野うしく駅、亀有駅(常磐線)/葛西神社~江戸川堤葛
-
-
「鉄旅日記」2021年秋 最終日(飯坂温泉-東京)その2 ‐峠(奥羽本線)/力餅商店/峠の力餅売り/峠駅今昔物語 【4度目の緊急事態宣言明け。これ以降そのようなものが発令されることはございませんでした。阿武隈急行、峠駅、立石寺。お宿は飯坂温泉。秋の東北を満喫すべく常磐線に乗りました。】
鉄旅日記2021年10月10日・・・峠駅(奥羽本線)/力餅商店/峠の力餅売り/峠駅今昔物語
-
-
「鉄旅日記」2020年初秋 最終日(高松-東京)その1 ‐高松港3番乗場、直島宮浦海の駅、宇野港、宇野駅(高松→直島宮浦フェリー/直島宮浦→宇野フェリー) 【時空の友を訪ねて讃州高松へ。金比羅さん、瀬戸大橋、大歩危、小歩危などを友とめぐり、義仲寺に寄り、直島に渡り、水島臨海鉄道にも乗った4日間の記録でございます。】
鉄旅日記2020年9月22日・・・高松港3番乗場、直島宮浦海の駅、宇野港、宇野駅(高松→直島宮浦フ
-
-
「鉄旅日記」2022年弥生vol.1 最終日(熱海-東京)その2 ‐茅ヶ崎、南橋本、上溝、橋本(相模線) 【金沢シーサイドライン、根岸線、湘南モノレール、横須賀線、大雄山線、鶴見線、南武線etc.駅旅人本領発揮の旅でございます。】
鉄旅日記2022年3月6日・・・茅ヶ崎駅、南橋本駅、上溝駅、橋本駅(相模線) 11:03&n
-
-
「鉄旅日記」2021年皐月 初日-浜金谷駅、金谷港、勝浦駅(内房線/外房線)/遠見岬神社/旅館松の家 【ツレと房総に出かけました。宿泊地は勝浦でございます。房総横断鉄道に乗り、養老渓谷でも思い出深い時を過ごしたのでございます。】
鉄旅日記2021年5月22日・・・浜金谷駅、金谷港、勝浦駅(内房線/外房線)/遠見岬神社/旅館松の
-
-
「車旅日記」2004年春 4日目(旭川-稚内)走行距離428㎞その2-雄武町日の出岬、マリーンアイランド岡島、千畳岩、神威岬、クッチャロ湖、さるふつ公園、宗谷岬、稚内駅 【旭川に下りて、思う存分に北の大地を走った旅の記録でございます】
車旅日記2004年5月4日・・・雄武町日の出岬、マリーンアイランド岡島、千畳岩、神威岬、クッチャロ湖
-
-
「鉄旅日記」2016年春 最終日(石巻-東京)その2-久田野、新白河、豊原、白坂、黒磯、西那須野、那須塩原、矢板(東北本線) 【下北半島から東日本大震災被災地へ】
鉄旅日記2016年3月21日その2・・・久田野駅、新白河駅、豊原駅、白坂駅、黒磯駅、西那須野駅、那須
-
-
「鉄旅日記」2020年如月 初日(東京-大船渡)その3‐多賀城、高城町、石巻、鹿又(仙石線/石巻線) 【東日本大震災で被害を受けた大船渡に泊まりにまいりました。山田線完全乗車も目指しておりましたが・・。】
鉄旅日記2020年2月22日・・・多賀城駅、高城町駅、石巻駅、鹿又駅(仙石線/石巻線) 12:44
