「鉄旅日記」2008年初秋 2日目(羽咋-福井)その1-羽咋、七尾、穴水、和倉温泉、北鉄金沢、内灘、粟ヶ崎、金沢(七尾線/のと鉄道/北陸鉄道浅野川線) 【秋になると北陸に行きたくなるものでございます。能登半島をはじめ、いくつもの終着駅へと行き着いたのでございます。】
鉄旅日記2008年9月14日・・・羽咋駅、七尾駅、穴水駅、和倉温泉駅、北鉄金沢駅、内灘駅、粟ヶ崎駅、金沢駅(七尾線/のと鉄道/北陸鉄道浅野川線)
2008・9・14 6:40 羽咋(はくい)駅(七尾線 石川県)
呑気なおばちゃんに宿泊費を払って街を出る。
昨日の祭の熱はまだ残っている。
いい街だった。
いい駅だった。


7:30 七尾(ななお)駅(七尾線 石川県)
能登島に渡った日に、この駅前を通っている。
この9月の旅では一番大きな街に着いた。
ここまでの風景はなかなかに雄大で、田園地帯には朝日が差し、山の端まで平野が広がっていた。
能登半島とは広い。
街を歩く時間を持たず、これ以上の印象は記せないが、今回七尾に宿泊する選択肢を持たなかったことも不思議だ。
この街にもかつてプロレスがやってきて印象的なカードが組まれている。
大横綱輪島がインドの狂虎タイガー・ジェット・シンを相手にプロレス・デビューを果たし、長州力、谷津喜章はザ・ファンクスと闘った。
駅員の会話は訛がひどくて理解を外した。

8:39 穴水(あなみず)駅(のと鉄道 石川県)
七尾からのと鉄道に乗って、この終着駅で降りた。
かつてここから先に線路は延びていた。
輪島へ。
蛸島へ。
廃線となり、穴水はターミナル駅としての地位を失い、終着駅となった。

海が見えている。
小さいながらも商店街を持ち、スナックなどの灯も見られた。
穴水大宮で引き返す。

ここから金沢までは2時間以上を要する。
能登もまた遠い。
3人組の少女はこれから金沢まで行くのだろうか。
七尾に彼女たちの目当ての品があるとは思えない。
学校へ向かう少女は田鶴浜で降りるのだろうか。
行きに七尾から一緒だった子供たちがそこで降りたから。
9:27 和倉温泉(わくらおんせん)駅(七尾線/のと鉄道 石川県)
穴水から一緒だった3人組の少女はここで降りて、温泉街を目指して歩いていった。
その道はまるで空港道路のように広く、先に温泉街は見えるが、歩くには遠い。
特急サンダーバードに乗り込む。
自由席を求める列が長くなった。

10:59 北鉄金沢(ほくてつかなざわ)駅(北陸鉄道浅野川線 石川県)
サンダーバードは快走した。
七尾からは素敵な香りを放つ能登娘が隣に座り、少し緊張した。
七尾線からは海は見えなかった。
満席だった自由席も大方は金沢で降りた。
穴水からの3人娘の姿も結局その中にあった。
駅前では何やら盛大にやっている。
そして接続よく浅野川線に乗り込んでいる。
アナウンスにあったが、終着駅の内灘を除けば、すべてが無人駅だという。
昨日に続いて、多少なりとも北鉄の役に立てることはうれしい。
内灘(うちなだ)駅(北陸鉄道浅野川線 石川県)にて

11:46 粟ヶ崎(あわがさき)駅(北陸鉄道浅野川線 石川県)
今日も暑い。
強烈な日差しを浴びる。
さっきまでサンダーバードで一緒だった能登娘の香りが鼻に残っていたけど、残念だな。
今しがた消えた。
金沢から内灘駅までは約15分の短い旅。
内灘海岸を目指して住宅道路をしばらく歩いたが断念した。
ちょっと遠すぎる。
もう少し海辺近くまで線路を延ばす計画はなかったのだろうか。
内灘からひと駅を歩く。
この駅は川べりにあり趣を持つ。

ホームの端から心許ない鉄橋を眺める。
台風がきたら、おそらく列車は止まるのだろう。

あるいは大風は白山に阻まれて、金沢に達することはないのだろうか。
12:26 金沢(かなざわ)駅(北陸本線/七尾線 石川県)
雅やかな音楽がホームに流れている。
100万石の街はよく晴れて人の流れは止まらない。
改札口へと歩いていくと、かつてそこであった思い出がよみがえる。
今も思い出している。
震えがきたよ。
金沢には去年も下りている。
もはや馴染みの街だ。
関連記事
-
-
「鉄旅日記」2022年師走 初日(東京-会津宮下)その1 ‐金町、水戸、常陸大子(常磐線/水郡線)【11年ぶりに全線運転再開を果たした只見線に乗りにいきました。】
鉄旅日記2022年12月10日・・・金町駅、水戸駅、常陸大子駅(常磐線/水郡線) 2022・
-
-
「鉄旅日記」2022年弥生vol.1 初日(東京-熱海)その1 ‐金町、桜木町、関内、新杉田(常磐線/京浜東北・根岸線) 【金沢シーサイドライン、湘南モノレール、横須賀線、大雄山線、鶴見線、南武線etc.駅旅人本領発揮の旅でございます。】
鉄旅日記2022年3月5日・・・金町駅、桜木町駅、関内駅、新杉田駅(常磐線/京浜東北・根岸線)
-
-
「鉄旅日記」2018年如月 最終日(直江津-六日町-大前-東京)その2-八色、浦佐、五日町、水上、後閑、上牧、八木原(上越線) 【冬の町を見たくて、週末パスを買いました。】
鉄旅日記2018年2月11日・・・八色駅、浦佐駅、五日町駅、水上駅、後閑駅、上牧駅、八木原駅(上越線
-
-
「鉄旅日記」2003年冬 最終日(博多-宇部)その1-博多そして小倉 【ご縁と別れがあり、34歳の誕生日を北九州で迎えた日の記憶でございます。】
鉄旅日記2003年2月16日 2003・2・16日の記憶 日曜日の朝だった。 34歳の誕生日に目覚
-
-
「鉄旅日記」2014年春 初日(東京-紀伊勝浦)その2-山田上口、宮川、川添、伊勢柏崎、尾鷲、新鹿、熊野市、紀伊勝浦(参宮線、紀勢本線) 【青春18きっぷで、紀伊半島へ】
鉄旅日記2014年3月8日その2・・・山田上口駅、宮川駅、川添駅、伊勢柏崎駅、尾鷲駅、新鹿駅、熊野市
-
-
「鉄旅日記」2018年弥生 初日 最終日(会津若松-東京)その3-燕三条、北三条、三条、長岡、水上、高崎(弥彦線/信越本線/上越線)【青春18きっぷを握り、目指したのはまたしても会津。練馬から旅立つ最後の旅でございます。】
鉄旅日記2018年3月4日・・・燕三条駅、北三条駅、三条駅、長岡駅、水上駅、高崎駅(弥彦線/信越本線
-
-
「鉄旅日記」2017年冬 最終日(喜多方-東京)その1-会津若松、笈川、堂島、喜多方、会津若松(磐越西線) 【会津へ。会津へ行きたかったのでございます。】
鉄旅日記2017年12月3日・・・会津若松駅、笈川駅、堂島駅、喜多方駅(磐越西線) 2017・12
-
-
「鉄旅日記」2016年春 初日(東京-下北)その2-村崎野、六原、盛岡、八戸、野辺地、下北(東北本線、IGRいわて銀河鉄道、大湊線) 【下北半島から東日本大震災被災地へ】
鉄旅日記2016年3月19日その2・・・村崎野駅、六原駅、盛岡駅、八戸駅、野辺地駅、下北駅(東北本線
-
-
「鉄旅日記」2013年春【青春18きっぷで、関東途中下車旅】その2-結城、下館、川島、岩瀬、笠間、十王、小木津、磯原、湯本、内原、羽鳥、土浦、ひたち野うしく(水戸線、常磐線)
鉄旅日記2013年3月31日その2・・・結城駅、下館駅、川島駅、岩瀬駅、笠間駅、十王駅、小木津駅、磯
-
-
「車旅日記」2000年春 4日目(鳴子温泉‐米沢‐猪苗代‐郡山)鳴子サンハイツ、道の駅むらやま、金渓ワイン、日布峠、こたかもりドライブイン、郡山スターホテル 【一年のブランクを経て、旅再開。出発場所は東京町田から、下町葛飾へと変わっております。】
車旅日記2000年5月6日 2000・5・6 7:19 鳴子サンハイツ 1011㎞ 低調な朝だ。
