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「鉄旅日記」2022年師走 最終日(会津宮下-東京)その1 ‐会津宮下、会津川口、只見、小出(只見線)【11年ぶりに全線運転再開を果たした只見線に乗りにいきました。】

公開日: : 旅話, 旅話 2022年

鉄旅日記2022年12月11日・・・会津宮下駅、会津川口駅、只見駅、小出駅(只見線)

2022・12・11 7:35 会津宮下(あいづみやした)駅(只見線 福島県)

起床は5:00過ぎ。6:00の上り列車に乗る案は消えた。3度の入浴。2本の氷結。外は雨。畳の部屋で布団にもたれて体を弛緩させていた。疲れなどない。

三島大橋のドンツキに落成記念の石碑がある。

雲が湧く景色を撮り、坂道を上がり宿場町通りに出ると、駅への曲がり角はすぐ。

これから乗る列車は、行き違いのために発車10分前に入線している。あふれでた乗客たちが駅を写している。朝早くから満席か。数多く旅してきたが、こんなことは初めて。

復旧した只見線を待ち望んでいた人々の多さに驚く。

8:14 会津川口(あいづかわぐち)駅(只見線 福島県)

小出行は変わらず満席。時刻表を見ると朝昼晩3便の運行のみ。相当な稀少性と言える。

只見川に接近した区間で、沿線の景色はことのほか素晴らしく、車内にはざわめきとシャッター音が拡がる。

ここで行き違い10分の停車。2度目の下車になる。車内の多くもまた降りて、待合室はひととき埋まった。

只見川に沿う風光明媚な駅。

ここから只見までが未乗区間。そうした目で眺める車窓もまたことのほか素晴らしい。

9:25 只見(ただみ)駅(只見線 福島県)

会津川口~只見の鉄路を11年ぶりに列車が走る。沿線では手を振る人が見られ、2匹のお猿が跳ねた。お猿に気づいたのはどうやらオレのみ。

会津塩沢~会津蒲生の川辺では心が浮き立った。

只見では20分以上の停車。駅にいるのは3度目になるが毎回違った印象を持つ。季節によるのだろう。

町に向かうが、食料を売る店はなく、龍神を祀る神社に詣る。このご縁。

乗客はむしろ増えたようだ。

11:10 小出(こいで)駅(上越線/只見線 新潟県)

只見から次の大白川までは30分近くを要する。途中に田子倉という臨時駅があったが、その存在が時刻表から消えてしばらく経つ。駅に置かれていた雑記帳は処分されてしまったのだろう。7年前には大白川のひとつ先の柿ノ木駅も廃止されている。

この区間の大部分は六十里越をはじめトンネルが占める。

越後須原駅でも手を振る人々。小さな男の子を連れた母親、おじいさん、駅の関係者。普段からこれくらいの乗車率があるといいが、3時間の立ちっぱなしはさすがにしんどい。

大白川では雪の気配があったが、小出に残る雪はない。

駅前に酒屋の記憶はなく、川向こうの町中へ行くことを考えていたが、なんと酒屋がある。呼んでも応答はなく、何度も呼びかけた末に愛嬌のあるおばあちゃんと朴突そうな息子さんがレジにつき、それからは怒涛のように客が押し入ってきた。

駅のあたたかな待合室でビール、チョコレート、おかき。腹はそれなりに満ちた。壁には小出郷文化センターでの催しを伝えるポスター。

テレビ放送はなかったが、35年前に天龍源一郎、阿修羅・原が持つPWF世界タッグ王座に、「不沈艦」スタン・ハンセン、「喧嘩番長」ディック・スレーターという危険なタッグチームがこの町で挑戦している。

只見線でも酒屋でも見かけたその多くがこの列車に乗っている。

【Facebookへの投稿より】

会津若松~新潟魚沼の小出駅を結ぶ只見線は、上下線とも朝昼晩の3本のみでございます。

11年振りの全面開通ということもございまして、朝6時台に会津若松を出る列車はわずか1両編成とはいえど座席は隙間なく埋まり、立ち客もございます。

20年近くにわたり様々な地方鉄道を乗り継いでまいりましたが、このようなことはまさに初めてでございます。

小生は立っておりました。

途中の会津宮下より小出まで約3時間。

まぁ大丈夫でございます。笑

豪雪地帯の只見でございますが、本格的な冬の訪れはこれからでございます。

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