「鉄旅日記」2022年師走 最終日(会津宮下-東京)その2 ‐越後湯沢、水上、津久田、岩本(上越線)【11年ぶりに全線運転再開を果たした只見線に乗りにいきました。】
鉄旅日記2022年12月11日・・・越後湯沢駅、水上駅、津久田駅、岩本駅(上越線)
12:12 越後湯沢(えちごゆざわ)駅(上越新幹線/上越線/北越急行ほくほく線 新潟県)
国境の町に雪はないが、底冷えの中で発車を待つ。
21分の停車中にひとつの町とも言える駅構内に踏み入れる。市が立ち、人々は往来し、ところどころにあたたかげな湯気が立つ。ベンチでビールとサンドイッチの軽食。
水上行に戻ると一度空いた席がまた埋まってる。師走もまた旅の季節。
リュックにしまっていたマフラーをとりだし、走り出した列車の外を見れば岩原にも中里にも雪はない。
13:12 水上(みなかみ)駅(上越線 群馬県)
どうやら関東平野は晴れ。清水トンネルを抜けると谷間に日差しが漏れた。
水上は風の町。そもそもが上州は風の都。冷たい風が駅前を吹き抜けて人々は足早に屋内へ。

駅前の土産物屋ではビールを置くようになったか。去年はSL広場前の酒屋にいかなければ酒は手に入らなかった。
奥会津での事どもは今となっては夢のよう。関東平野こそがオレにとっての故郷らしい。
13:49 津久田(つくだ)駅(上越線 群馬県)
酒の酔いもあって、心地いい眠りが断続的に訪れるあたたかな車内。沼田到着は覚えていない。
上野~水上間での未踏駅に降りることを今回の帰りに課している。高崎~水上間に残るは津久田、岩本の2駅。
記し忘れていたが、さっきの只見線で本州のJR線は新幹線を除いて完全乗車を果たしたことになる。九州は同じく新幹線を除いてすでに果たしている。四国は内子線を残すのみ。北海道は宗谷本線、石北本線、釧網本線、根室本線、石勝線とまだまだ。
この管内には利根川の絶景がある。確かめつつ津久田に着いた。



下り列車は2分後に着く。その列車で岩本駅に戻り計画を果たす算段。つまりこの駅にいられるのは2分のみ。急いで支度にかかるが列車は5分ほど遅れて入線した。

この絶景区間が話題に上ることはないが、只見線にまるで劣らない。
14:23 岩本(いわもと)駅(上越線 群馬県)
上州空っ風。路上に残されたプラスチックごみが音をたてて転がる。
利根川を眺めに橋まで。川が蛇行する様に龍を見る。龍とはつまり流。龍を感じた時にひときわ強い風を浴びた。しばらく動けなかったよ。


気分は爽快。この地にこうした縁を持てたことを喜ぶ。
この駅で次の上りがくるまで1時間近く過ごすのだが、待合室はわりかし居心地がよく、買い置きのレモンハイとチョコレートを楽しんでいる。

チョコは久しぶりに食べたけど、美味しいものだな。
ホームに出る。沼田方面にトンネルを見る。旅先ではそこかしこで見るものだが、日常にはない。
何か雄大なものを目にした気がして、トンネルに近づくべくホームの端まで歩いていった。

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