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「鉄旅日記」2022年弥生vol.1 初日(東京-熱海)その1 ‐金町、桜木町、関内、新杉田(常磐線/京浜東北・根岸線) 【金沢シーサイドライン、湘南モノレール、横須賀線、大雄山線、鶴見線、南武線etc.駅旅人本領発揮の旅でございます。】

公開日: : 旅話, 旅話 2022年

鉄旅日記2022年3月5日・・・金町駅、桜木町駅、関内駅、新杉田駅(常磐線/京浜東北・根岸線)

2022・3・5  4:32  金町(かなまち)駅(常磐線 東京都)

2時過ぎに起きてテレビをつける。緊急なニュースはないようだ。ストレッチから筋トレにかかる。

ロシアのウクライナ侵攻から1週間。世界を欺き続けた氷の独裁者は戦車の列をキエフに向かわせ、軍事施設限定と謳った攻撃は市民にも向かい、原発には砲撃を加え、さらに支配下に置いた。

各国はウクライナに様々な形での支援を表明。日本は軍資金の他にも防弾チョッキを送ることで憲法解釈上のちょっとした確認があったとのこと。北京パラリンピックは昨日開幕。コロナ第6波はまだ抜けず、オレは西へ。

珍しく町に酔い騒ぐ姿はなく、深夜カラオケ店の前にしゃがみこみ煙草を吸う女性の姿のみ。コンビニで水道料金の支払いを済ませ、水を購入して西へ。

西へ向かう。

5:57  桜木町(さくらぎちょう)駅(京浜東北・根岸線/横浜市営地下鉄ブルーライン 神奈川県)

北千住4:45、日暮里4:55。それから約1時間。桜木町着5:50。

横浜の朝が明け放たれようとしている。ランドマークタワーに観覧車、パシフィコ横浜。

30年前のオレはよくこの地にいた。さしたる理由があったわけじゃない。横浜は若者が目指すべき場所だった。

桜木町が初代横浜駅だったと降りてみて初めて知った。

6:12  関内駅(京浜東北・根岸線/横浜市営地下鉄ブルーライン 神奈川県)

約10分の滞在。横浜スタジアムを眺めるためだけに降りた。1859年の横浜開港に伴い設置された関所の内側だったことが地名の由来。

ここがオレにとって初めての横浜。阪神戦だった。田淵選手が2本塁打。カープ戦じゃギャレット選手も2本塁打。その試合の幕切れは乱闘劇だった。大洋ファンの友人とオレが贔屓するヤクルト戦を観たのが野球観戦の最後。もう30年前のことになる。

佐野元春さんのライブも観にいったよ。1987年カフェボヘミア・ミーティングに、それから2年後のナポレオンフィッシュ・ツアーは2日連続。

関内ホールでは憂歌団を。帰りの車で思いを打ち明けてフラれた。神奈川県民ホールじゃ甲斐よしひろさん。町田で食事をして向かい、帰りに降りた柿生駅で同じくフラれている。今じゃ甘い記憶だよ。

佐野元春さんを観にいった県民ホールはひとり。誰も誘えなくてひとりだった。ひとりなのは旅だけじゃなかったとあらためて思い知る。さらには山下公園に中華街、、、きりがない。

伊勢佐木長者町では親父に連れられて、岸本加世代子さん、音無美紀子さんがマドンナの「男はつらいよ第28作 寅次郎紙風船」。親父の記憶が濃厚な街。

最愛の存在はこの春に小学校に上がる。御祝いと名入りの鉛筆を贈った。甘くも苦い思いが胸に込み上げる。

ふと振り向けば磯子の浜にまん丸のお日さまが上がっている。春を喜ぶ。

6:28  新杉田(しんすぎた)駅(京浜東北・根岸線/金沢シーサイドライン 神奈川県)

シーサイドラインへ回廊が延びている。人の列ができている。流れに乗るように歩いていく。その先の景色が知りたくて。

この列車の知識の持ち合わせはなく、モノレールかと思っていたが、「ゆりかもめ」や「日暮里・舎人ライナー」と同じく無人運転の新都市交通。

高架から眺める景色は工場街。その先に横浜港。お日さまはすでに輪郭をぼかしている。

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