「鉄旅日記」2023年新春最終日(彦根-東京)その3 ‐中津川、塩尻、辰野、上諏訪(中央本線/中央本線辰野支線)【南海各支線、水間鉄道、泉北高速鉄道、阪堺電気軌道、信楽高原鐡道、、、関西乗り鉄旅でございます。】
2023年1月9日・・・中津川駅、塩尻駅、辰野駅、上諏訪駅(中央本線/中央本線辰野支線)
11:52 中津川(なかつがわ)駅(中央本線 岐阜県)

ボックス席を期待したが、やってきたのは通勤型。酒は開けづらいな。
高蔵寺を過ぎると定光寺~古虎渓の渓谷美を見ることができるが、眠気は待たなかった。気づくと多治見で、次に気づいたのは恵那に差し掛かる頃。恵那に雪はなく、やがて終点の中津川。
街が形成されている盆地へと下っていく。その風景を愛している。
中津川駅周辺に変化はない。廃れた印象もなく、車と観光者が行き交う。


「駅そば」も健在。国鉄の頃に中津川と飯田を結ぶ線が計画されて、場所によっては着工に至ったことを知っている。当時の関係者が日本をどのようにしたかったのかが分かる話だ。
中山道の宿場町として多くの史跡を残す街。初めて降りた際は木曽川まで歩いたものだが、以来通りすぎるのみ。


春に戻ってこようか。
14:16 塩尻(しおじり)駅(中央本線/中央本線辰野支線/篠ノ井線 長野県)

座ることを優先した。12:00発松本行には何度も乗ってきた。ずっと立っていたこともある。
落合川の絶景、坂下の川辺集落のたたずまい、野尻に積まれた木材。積雪はちらほら見えるが、木曽谷の両側に連なる山には見えない。
大桑では川向こうの集落の暮らしを思う。眠りが訪れる。いつしか満員。藪原には積もっていたが驚くほどではない。
塩尻はワインの町。確かにそうだった。駅にはワインbarがあり、そばを中心に提供するレストランがあり、「駅そば」も健在。


辰野行に揺られている。かつて特急あずさが走っていたこの線区と現在の在り方に引かれ続けている。
背後のボックス席では老いたご婦人があられもなく横たわり、14:19に発車した列車は10分が経過しても次の小野駅には着かない。
14:46 辰野(たつの)駅(飯田線/中央本線辰野支線 長野県)
昨夏に2度降りている。辰野という役者はまだ舞台にいる。
ここに引かれるのは、あるいは辰野を見下ろす峠の存在かもしれない。人にはそれぞれ底知れない本能がある。オレの場合、その制御に手間はかからないが。
オレの名を冠した有賀峠。かつてはそうとは知らずに車で越えて、頂に記された表示を見てびっくりした。
駅舎内は改良工事中。この駅にまつわる様々を見てきた立派な駅舎だ。さらなる活躍を望んでいる。

降りるたびに写す駅前風景。ほんの少し雪を乗せているだけで箔がついた。

16:39 上諏訪(かみすわ)駅(中央本線 長野県)


辰野からひと駅の川岸駅。かつての中央本線の風情を色濃く残す駅。
到着から2分後に発車する反対方面飯田線直通天竜峡行に乗る計画で、その間に駅舎を写すつもりでいたが、あまりにも時間がなさすぎた。駅舎は写さず再び辰野へ。次はムリのない計画を立てる。川沿いにはうなぎ屋や撤退後に放置されたままのゲームセンターなどが点在していた。
薄日が差すと春がきたかと思う。辰野での乗り継ぎ時間もすぐで塩尻に戻る。途中には信濃川中、小野のふた駅のみ。小野は由緒を持ちそうな駅で、駅前通りには大鳥居が立っていた。
春には戻るつもりでいる。松本の友人に会いにいこう。
いよいよ帰路。 上諏訪では46分の時間があった。雪化粧をした諏訪湖を見に行くつもりでいた。湖に張った氷が山脈のように隆起する御神渡りを見てみたい。でも雪はない。車窓からは部分的に結氷しているように見えた湖面。気のせいなのだろうか。
恋人へのお土産を購入して、ウイスキーハイボールと少し早い夕食。残った時間はわずかだが、足湯に浸かった。ふくらはぎまで浸かると効果が実感できる。その効果を持したまま小淵沢行に乗っている。


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