「鉄旅日記」2019年師走 最終日(酒田-東京)その4‐水上、高崎、籠原(上越線/高崎線) 【由利高原鉄道鳥海山ろく線に乗りにいきました。初冬の日本海は荒々しく、美しゅうございました。】
鉄旅日記2019年12月8日・・・水上駅、高崎駅、籠原駅(上越線/高崎線)
18:36 水上(みなかみ)駅(上越線 群馬県)
小千谷、越後川口、小出、浦佐、六日町、越後湯沢。
乗客は減り続け、この水上駅までたどり着いた者ことごとくがこの先の高崎行に身を移した。
スキー場オープン前の沿線に明かりは乏しく、雪見酒とはならなかったが、のんびりとした列車旅を楽しんでいる。
水上駅前商店街はすべてシャッターが下りていて、一日が終わったことを示している。
さっきの列車が長岡方面から水上へ抜けられる最終列車だった。
上越国境は簡単に行き来できない。
12日に満月へと至る月がきれいに見えていた。

20:04 高崎(たかさき)駅(上越新幹線/北陸新幹線/信越本線/高崎線/両毛線/八高線/上越線/吾妻線/上信電鉄 群馬県)
来年のだるま市を告知する大だるまが置かれた高崎駅構内。
あれを見て師走を感じたよ。



渋川の夜景は美しかった。
行きに見ていた水辺の輪郭も感じることができた。
これまで特に行きの道中では眠ることを重視して、赤城山以外はたいして注意も払わずにいたが、高崎~水上間の景観が素晴らしいことを知った今回の旅。
12月の旅もこれから恒例化しそうだ。
20:52 籠原(かごはら)駅(高崎線 埼玉県)
列車増結のため数分の停車の案内に飛び出したものの、いつものルーティンをこなして戻れる自信を持てずにいたところ、9分後に平塚行の始発列車が出ることを知った。
この先、上野での常磐線への乗り換え時間は13分ある。
決断は早く、高崎から乗ってきた列車を降りることにした。
籠原に寄ったのは20年以上前。
鉄道事情に無知だった頃、上野駅に停車している籠原行を見て、籠原とはどこなのだろうと憧れに似た気持ちを持ったことが伏線としてある。
月夜野、猿ヶ京と過ぎて三国峠を越えて、この旅に沿うように北へ向かった。
何も知らなかったあの頃から50歳になって戻ってきた。
当時の記憶はもちろんない。
籠原駅前はおそらく当時と変わりはないが、少し寂しさを感じる風景だった。


【Facebookへの投稿より】
令和元年旅納め
東北の日本海側を旅しておりました。
荒く打ち寄せる波を眺め茫々とし、「奥の細道」の旧跡を訪ね歩いたりしたものでございます。
物好きにも寒い地方を選んでみたのですが、庄内平野にも越後平野にも雪はなく、鳥海山はごく薄い雪化粧を施しておりました。
来年はどこへまいりましょう。
どこへいっても、この国は美しゅうございます。
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