*

「鉄旅日記」2015年春【朝に宇治を出て、近江鉄道に乗る一日】最終日その1(宇治-東京)-宇治、山城多賀、玉水、上狛、木津、加茂、貴生川(奈良線/関西本線/草津線)

公開日: : 最終更新日:2024/05/28 旅話, 旅話 2015年

鉄旅日記2015年3月22日その1・・・宇治駅、山城多賀駅、玉水駅、上狛駅、木津駅、加茂駅、貴生川駅(奈良線/関西本線/草津線)

2015・3・22 5:55 宇治(うじ)駅(奈良線 京都府)
美しい街だ。朝早すぎて平等院への立ち入りが叶わなかったのは残念だったが、宇治川を取り巻く雅な眺めは見飽きることがない。
宇治橋では何度も立ち止まったよ。
ここで暮らすのもワルくないだろう。

奈良線に乗って初めて宇治川の流れを見た時の衝撃を憶えている。
そしてその日の衝撃は今朝に引き継がれ、きっとこのまま忘れずに生き続けていくことだろう。

センバツには立命館宇治が龍谷大平安とともに顔を見せている。その活躍を期待している。

宇治の朝







山城多賀(やましろたが)駅(奈良線 京都府)にて

6:39 玉水(たまみず)駅(奈良線 京都府)
春が、ほぼ完璧な姿となった。

ひとつ手前の山城多賀駅で降りてつまらない県道を歩いてここまできた。
建設事務所だかで呑み屋の文字を見かけただけで、何もない道中だった。
犬を散歩させる人と、あともう一人とすれ違う。

玉川繁栄会の歓迎門が立つ玉水駅前。
国道へとつながる門の先に出店は見られない。

駅構内には昭和28年に南山城水害が町を襲った記憶を留める記念石が置かれている。
京都人には珍しく大きな声で喋るオバサンが駅の外にいる。
京都というより、山城の国なのだろうな、ここは。

上狛(かみこま)駅(奈良線 京都府)にて

上狛~木津間(徒歩)

7:18 木津(きづ)駅(関西本線/奈良線/学研都市線 京都府)
ひとつ手前の上狛駅で降りる。

山背古道の表示に後ろ髪をひかれつつ、まずは走る。
約20分後に木津を出る加茂行に乗らなきゃならなかった。

木津川は地図で見るより近かった。
徳川家康はここを通過したのち、現在の学研都市線に沿って大坂夏の陣へと向かったようだ。

木津は今に至るも交通の要衝に変わりはないが、渺々としたまま発展の計画から漏れ続け、最近改装された駅周辺も2年前と変わらず何もない。
ただ、このあたりを流れる木津川は護岸工事が施されることもなく太古に近い姿を見せているのかもしれない。

渡河後、また走って学研都市線の踏切で鉄路を眺めて遊んだ。

2013年撮影

7:32 加茂(かも)駅(関西本線 京都府)
加茂族というのがいたらしい。
最近顔を合わせていない同じ姓を持つ友人はその末裔にあたるのか。

駅の案内板じゃ、このあたりの歴史は奈良時代で終わっている。

大規模な高層住宅が建つが、駅前風景は木津からさらに鄙びた。
関西本線はこの先、紀勢本線と合流する亀山まで非電化の閑散区間となり、運行も1時間におおよそ1本。
そして、ここで列車の乗り換えを強制される。

9:07 貴生川(きぶかわ)駅(草津線/信楽高原鉄道/近江鉄道本線 滋賀県)
携帯ゲーム機とアイドル写真を見つめ薄笑いを浮かべているおかしな青年には心を曇らされた。
腹筋運動をするように体を前後に揺らし、おもむろに鼻をほじったりする。
どこから来てどこへ行くのか。
利用者の少ないローカル線に乗ると謎めいた者をよく見かける。

関西本線では、笠置まで見えていた渓谷美が殊の外よかった。
あのあたりで夕暮れを迎えるイメージができつつある。
ビールを売ってる店があるかが心配ではあるけれど。

柘植で草津線に乗り換える。
乗り換え時間は僅か。
駅の外に出る時間はなかった。
そして草津線の鄙びた風景にも魅せられた。

近江鉄道に乗るためにここ貴生川で降りる。
水口観光を謳う駅前には何もなく、京進塾のみが記憶されている。
台風被害で運休していた信楽高原鉄道が動いている。
またひとつイメージが膨らんだ。

関連記事

「鉄旅日記」2020年文月【コロナ禍でございます。内緒の旅でございました。余部鉄橋へ。萩へ。霧の街へ。東京五輪延期で浮いた4連休の記録でございます。】初日(東京-香住)その2‐静岡、浜松、豊橋、名古屋、大垣(東海道本線)

鉄旅日記2020年7月23日・・・静岡駅、浜松駅、豊橋駅、名古屋駅、大垣駅(東海道本線) 8

記事を読む

「鉄旅日記」2017年春【近鉄に乗る日々】2日目(新大宮-大阪難波)その3-橿原神宮前、六田、吉野、近鉄御所、御所、尺土、二上山(吉野線/御所線/南大阪線)

鉄旅日記2017年3月18日・・・橿原神宮前駅、六田駅、吉野駅、近鉄御所駅、御所駅、尺土駅、二上山駅

記事を読む

「鉄旅日記」2017年冬【会津へ。会津へ行きたかったのでございます。】最終日(喜多方-会津若松-会津高原尾瀬口-下今市-東京)その1-会津若松、笈川、堂島、喜多方、会津若松(磐越西線)

鉄旅日記2017年12月3日・・・会津若松駅、笈川駅、堂島駅、喜多方駅(磐越西線) 2017・12・

記事を読む

「車旅日記」1996年秋【夏をあきらめきれず、秋。再び夏のルートへと向かったのでございます。】2日目(新潟‐象潟‐鳴子温泉) 道の駅豊栄、道の駅朝日、道の駅温海、象潟駅-茶房くにまつ、蚶満寺、九十九島、矢島、鳴子サンハイツ

車旅日記1996年11月2日 1996・11・2 8:17 7号国道‐豊栄(道の駅) よく眠れた

記事を読む

「鉄旅日記」2013年如月【休日おでかけパスで、上総下総途中下車旅&習志野シンフォニックブラス(NSB)演奏会】その1-我孫子、東我孫子、新木、湖北、布佐、小林、木下、安食、下総松崎、成田空港、酒々井、物井、東千葉、本千葉、西千葉、新検見川、幕張、東船橋、津田沼(成田線、総武本線)

鉄旅日記2013年2月17日その1・・・我孫子駅、東我孫子駅、新木駅、湖北駅、布佐駅、小林駅、木下駅

記事を読む

「車旅日記」1998年夏【20代最後の旅でございます。青森港から北海道上陸を目指して北へ向かったのでございますが・・・。】初日(東京-青森フェリー埠頭)-東京町田、加平PA、千代田PA、東海PA、差塩PA、福島松川PA、泉PA、金成PA、北上金ヶ崎PA、岩手山SA、湯瀬PA、津軽SA、青森フェリー埠頭

車旅日記1998年8月12日 1998・8・12 7:21 東京町田 夏の第1ラウンドのツアーか

記事を読む

「車旅日記」2005年初夏【長岡、会津、庄内。戊辰戦争ゆかりの地を巡りたかったのだと記憶しております。】最終日(新潟-五泉-弥彦-柏崎-長岡)走行距離246㎞ その2-青海川駅、安田駅、北条駅、長鳥駅、来迎寺駅、長岡駅、東京葛飾金町

車旅日記2005年7月18日・・・青海川駅、安田駅、北条駅、長鳥駅、来迎寺駅、長岡駅、東京葛飾金町

記事を読む

「車旅日記」2000年春【一年のブランクを経て、旅再開。出発場所は東京町田から、下町葛飾へと変わっております。】初日(東京‐足利‐鬼怒川‐会津若松‐新潟豊栄)その1‐葛飾金町、幸手駅、古河駅、渡良瀬遊水地北エントランス、藤岡駅、佐野厄除け大師、足利駅

車旅日記2000年5月3日 2000・5・2 東京葛飾金町 前夜祭 旅に出る前夜。 これほどの

記事を読む

「鉄旅日記」2018年弥生【青春18きっぷを握り、目指したのはまたしても会津。練馬から旅立つ最後の旅でございます。】最終日(会津若松-新潟-吉田-三条-東京)その3-燕三条、北三条、三条、長岡、水上、高崎(弥彦線/信越本線/上越線)

鉄旅日記2018年3月4日・・・燕三条駅、北三条駅、三条駅、長岡駅、水上駅、高崎駅(弥彦線/信越本線

記事を読む

「鉄旅日記」2006年晩秋【浜名湖へ。そして飯田線に乗って、友に会いにいったのでございます。】初日-掛川、尾奈、リステル浜名湖(東海道本線/天竜浜名湖鉄道)

鉄旅日記2006年11月3日・・・掛川駅、尾奈駅(東海道本線/天竜浜名湖鉄道) 2006・11・3

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

「鉄旅日記」2021年夏【4度目の緊急事態宣言前。飯山線に乗りたくて旅を思い立ちました。湯檜曽駅で夏の第一声を聞き、信越路を歩いた記録でございます。】初日(東京-上田)その4 ‐長野、御代田、小諸、上田(信越本線/しなの鉄道)

鉄旅日記2021年7月10日・・・長野駅、御代田駅、小諸駅、上田駅(

「鉄旅日記」2021年夏【4度目の緊急事態宣言前。飯山線に乗りたくて旅を思い立ちました。湯檜曽駅で夏の第一声を聞き、信越路を歩いた記録でございます。】初日(東京-上田)その3 ‐しんざ、十日町、越後鹿渡、津南、戸狩野沢温泉(北越急行ほくほく線/飯山線)

鉄旅日記2021年7月10日・・・しんざ駅、十日町駅、越後鹿渡駅、津

「鉄旅日記」2021年夏【4度目の緊急事態宣言前。飯山線に乗りたくて旅を思い立ちました。湯檜曽駅で夏の第一声を聞き、信越路を歩いた記録でございます。】初日(東京-上田)その2 ‐湯檜曽、水上、越後湯沢、六日町(上越線)

鉄旅日記2021年7月10日・・・湯檜曽駅、水上駅、越後湯沢駅、六日

「鉄旅日記」2021年夏【4度目の緊急事態宣言前。飯山線に乗りたくて旅を思い立ちました。湯檜曽駅で夏の第一声を聞き、信越路を歩いた記録でございます。】初日(東京-上田)その1 ‐金町、上野、高崎、水上(常磐線/高崎線/上越線)

鉄旅日記2021年7月10日・・・金町駅、上野駅、高崎駅、水上駅(常

「鉄旅日記」2021年皐月【ツレと房総に出かけました。宿泊地は勝浦でございます。房総横断鉄道に乗り、養老渓谷でも思い出深い時を過ごしたのでございます。】最終日-勝浦駅、大原駅、大多喜駅、上総中野駅、養老渓谷駅、五井駅(外房線/いすみ鉄道/小湊鉄道)/養老渓谷2階建てトンネル

鉄旅日記2021年5月23日・・・勝浦駅、大原駅、大多喜駅、上総中野

→もっと見る

    PAGE TOP ↑