「鉄旅日記」2023年新春 初日(東京-泉佐野)その2 ‐豊橋、大垣、大阪、新今宮(東海道本線/大阪環状線)【南海各支線、水間鉄道、阪堺電気軌道、泉北高速鉄道、信楽高原鉄道、、、関西乗り鉄旅でございます。】
鉄旅日記2023年1月7日・・・豊橋駅、大垣駅、大阪駅、新今宮駅(東海道本線/大阪環状線)
11:21 豊橋(とよはし)駅(東海道・山陽新幹線/東海道本線/飯田線/名鉄名古屋本線 愛知県)
静岡で豊橋行に乗り継ぐ。座れたのは西焼津だった。やがて眠りに落ちる。
断続的な眠りの中で大井川は目にした。乗客は徐々に増えて、浜松を過ぎて目覚めたら満員。きっと沼津で先にいった連中が浜松から乗ってきたのだろう。
ダイヤ乱れでは、慌てた者が割りを食う羽目になる。しかしその者たちが懲りることはなく、豊橋に着くと接続の特別快速へと我先に急いでいく。
オレはその列に加わらず、20分後に出る新快速にした。ビールと昼食を購入して、こうして悠々と座っている。先にいった連中にはおそらく大垣で追いつく。皮肉を味わうのはもうたくさんだ。
たまには豊橋鉄道側を写してみようか。いつもは新幹線側ばかりだから。
神島に渡った帰りに伊良湖岬からバスで三河田原駅に出て以来乗っていない。あれはもう4年も前のことになるのか。島で眺めたその年最後の満月を覚えている。

それにしてもさすがは独特の食文化を持つ名古屋圏。コーヒーゼリーとあんこをはさんだ「コーヒーぜんざいサンド」なるものが駅のコンビニで売られている。
興味をそそられ一度は手にしたが、肉まんとめんたいポテトまんにした。
13:09 大垣(おおがき)駅(東海道本線/美濃赤坂支線/樽見鉄道/養老鉄道養老線 岐阜県)
結局当初の予定からは1時間遅れ。
アクアウォークへと続く長い跨線橋を横目に、ホーム上にある樽見鉄道駅舎を写し、ビール売場へ。米原行にも長い列ができている。


関東も昨日は比較的あたたかかったが、じきに豪雪地帯の関ヶ原に至る東海路もあたたかかく、これまでの道中では富士山を除き雪を見ていない。
15:18 大阪(おおさか)駅(東海道本線/福知山線/大阪環状線/大和路快速/関空快速/おおさか東線 大阪府)
関ヶ原を過ぎるとまた眠りに落ちる。酒4本分の酔いがあるにせよ今日はよく眠る。雪に覆われた伊吹山が天に浮かぶような幻のような姿を見せていたのは覚えている。
米原での乗り継ぎ時間は4分。新快速姫路行はすでにホームにいる。席を得て彦根を過ぎればまた眠る。
大津では去年の夏を。京都では遥か20年前を想った。鴨川の流れを眺めて思う。しばらく帰っていないと。
祇園に居場所があった。あそこへ帰っていない。もっとも、帰る場所はもうない。同じ20年ほど前になくなっている。
また眠る。高槻に着いた記憶はない。
大阪は雨上がり。駅周辺の巨大さは東京のどの駅をも凌ぎ、まさに圧巻。同じく20年前には馴染みだった街並もまた大きく変わった。都市に観覧車がある風景。どんどん置いてきぼりにされていく気分に近い。


この街で恋がしたかった。
京都が身近だった頃に大阪から働きにきている女性がいた。あるいは東京に出てきて同じ職場にいた女性とか。もちろん誰でもよかったわけじゃない。ただ、彼女たちはオレの憧れを映す対象として十分に魅力的だった。街往く女性たちもまた美しい。
大正駅に着いて、乗ってきた労働者風のオッサンが何事かつぶやき、しきりに鼻をすする。
乗っている大阪環状線は空いている。
15:40 新今宮(しんいまみや)駅(関西本線/大阪環状線/南海本線/南海高野線 大阪府)
都会の電車に乗っている。
東京人が大阪に紛れ込み感じる違和感。あるいは覚束なさ。土地や乗り換えに不案内なこともある。その違和感を楽しんでいる。じきに慣れてしまうものではあるけれど。
通天閣が見えるはず。ホーム上をうろうろするが見当たらない。そんなはずはないよな?でもやはりオレは大阪を知らない。

南海電車に乗っている。急行で天下茶屋、堺、羽衣と過ぎた。羽衣からは高師浜線が出ているが、バスに乗れとのアナウンスが流れる。
分岐していく高架線が見えたが、その高架はところどころ断絶していた。高架化のために運行を止めているのだろう。南海全線完全乗車を目指して今回の旅を思い立ったが、高師浜線はまた出直し。
大阪を訪ねる理由にはしばらく事欠かない。
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