*

「鉄旅日記」2020年睦月 最終日(鷹ノ巣-東京)その3‐余目、三瀬、羽前水沢、間島(陸羽西線/羽越本線) 【秋田内陸縦貫鉄道に乗りにいきました。五能線の名所も歩いた旅初めでございます。】

公開日: : 最終更新日:2025/05/05 旅話, 旅話 2020年

鉄旅日記2020年1月13日・・・余目駅、三瀬駅、羽前水沢駅、間島駅(陸羽西線/羽越本線)

14:02 余目(あまるめ)駅(羽越本線/陸羽西線 山形県)
古口の手前で最上川と再会。
それ以前に鮭川などの河川が複雑に入り組む様を眺める。

長いトンネルを抜けると深い谷合。
そしてまた長いトンネルが続く。

最上川は河口に向けて川幅を広げ、滔々と流れている。

かつてオレがいたドライブインが見えたよ。
滝が落ち、麓には鳥居がある。
あの滝が御神体ということか。

無常の世で、あの景色が変わらずあることが奇跡のように思える。
人とはこうして傲慢になっていくのか。

清川駅があるが、清川八郎の生地だろう。
幕末に生まれ、新選組が生まれるきっかけを創り、やがて非業の死を遂げる彼の評価は芳しいものではないが、時代を動かした男であることは間違いない。

余目に近づくにつれてまた大地は開け、最上川は遠ざかる。

陸羽西線の所要時間は46分。
南野駅の手前から真っ白な鳥海山が姿を見せた。


余目はUFOの町と知ったのは最初の訪問の後。
駅横広場にオブジェがある。


そりゃ人類も宇宙に出るんだ。
地球人が唯一無二の存在と思うのは傲慢に過ぎる。

乗り換え時間7分。

14:58 三瀬(さんぜ)駅(羽越本線 山形県)
余目で接続した上り羽越本線はあつみ温泉行。
日本海に出る手前の三瀬駅に降りる。

何があるわけでもない一帯を小学校に向けて下りていく。
途中、外壁にチャップリンを描いた家を通る。
特に感想はない。

一周して戻る。
まるで雪はなく、真冬にしては穏やかな気候。

鳥の声を聞いていると、寂しいとか侘しいとか、そういった気持ちになる。

他に音はない。

そしてこの旅もまもなく終わりに近づいているとぼんやり思う。
ひと駅を引き返す。

15:22 羽前水沢(うぜんみずさわ)駅(羽越本線 山形県)
滞在時間は8分。
そして三瀬方面に再び引き返す。

酒屋がありビールを購入。
そして巨大倉庫を写す。


庄内平野は晴れて、やがて日が暮れる。
そんな予感しかない午後。

入線する新津行が逆光に映えた。

途中長時間の停車を繰り返しながら新津に着くのは18:47。
そして再び三瀬に着く。

あの山を越えれば絶景の日本海が見える。

16:46 間島(まじま)駅(羽越本線 新潟県)
飽かずに日本海を眺めていたよ。

寂しい車内。
並行する国道を行き交う車も少なく、気紛れのような日差しを寄越す空は鈍色。

笹川流れの桑川駅を過ぎたらもう日本海は望めないと思いきや、間島駅前にも広がっている。
貨物列車通過待ち11分の停車。

海岸線に出る。
12月にその存在を知った粟島が見える。

スサノオが司る海は神聖なるもの。
口の中が少ししょっぱい。

間島を出てしばらく、羽越本線は内陸に進路を変えて、日本海が去っていく。
行く手に夕焼けが見える。

関連記事

「車旅日記」1998年夏 最終日(志賀高原湯田中-中込-東京)-湯田中、菅平湖、中込ローソン、竜王駅、道の駅甲斐大和、藤野駅、東京町田【伊那、木曽から志賀高原へ。気乗りのしない旅で選んだ行き先は、初夏の信濃路でございました。】

車旅日記1998年7月20日 1998・7・20 7:25 湯田中‐某クラブ志賀高原 486㎞ こ

記事を読む

「鉄旅日記」2008年初秋 初日(東京-羽咋)その2-新西金沢、野町、加賀一の宮、西金沢、羽咋(北陸本線/北陸鉄道石川線/七尾線) 【秋になると北陸に行きたくなるものでございます。能登半島をはじめ、いくつもの終着駅へと行き着いたのでございます。】

鉄旅日記2008年9月13日・・・新西金沢駅、野町駅、加賀一の宮駅、西金沢駅、羽咋駅(北陸本線/北陸

記事を読む

「鉄旅日記」2018年如月 初日(東京-直江津)その3-梓橋、姨捨、北長野、三才、直江津(大糸線/篠ノ井線/しなの鉄道/えちごトキめき鉄道)【冬の町を見たくて、週末パスを買いました。】

鉄旅日記2018年2月10日・・・梓橋駅、姨捨駅、北長野駅、三才駅、直江津駅(大糸線/篠ノ井線/しな

記事を読む

「鉄旅日記」2009年初夏 【上信越ひとり旅】最終日(長岡-東京)-長岡、東三条、吉田、新潟、新津、会津若松、郡山、磐城石川、磐城塙、玉川村、常陸大宮、金町(信越本線/弥彦線/越後線/磐越西線/水郡線/常磐線)

鉄旅日記2009年7月20日・・・長岡駅、東三条駅、吉田駅、新潟駅、新津駅、会津若松駅、郡山駅、磐城

記事を読む

「鉄旅日記」2012年春 その2-富士宮、身延、鰍沢口、市川大門、南甲府、石和温泉、山梨市、塩山、甲斐大和、四方津、梁川、上野原、国分寺、武蔵境(身延線、中央本線) 【青春18きっぷで、相模・駿河・甲斐途中下車旅】

鉄旅日記2012年3月20日その2・・・富士宮駅、身延駅、鰍沢口駅、市川大門駅、南甲府駅、石和温泉駅

記事を読む

「車旅日記」2004年夏 4日目(鹿児島-田原坂-長崎)走行距離384㎞その2-田原坂古戦場跡、大牟田駅、肥前山口駅、長崎ニューポート 【九州を一周してみよう。そう思いたった、真夏の日々でございます。】

車旅日記2004年8月14日・・・田原坂古戦場跡、大牟田駅、肥前山口駅、長崎ニューポート 2004

記事を読む

「鉄旅日記」2017年春【近鉄に乗る日々】初日(東京-新大宮)その1-近鉄富田、富田、近鉄四日市、湯の山温泉、伊勢若松、平田町、鈴鹿市、鳥羽、賢島(名古屋線/湯の山線/鈴鹿線/山田線/鳥羽線/志摩線)

鉄旅日記2017年3月18日・・・近鉄富田駅、富田駅、近鉄四日市駅、湯の山温泉駅、伊勢若松駅、平田町

記事を読む

「鉄旅日記」2011年夏【みちのくひとり旅】初日(東京-秋田)-保谷、高崎、長岡、新津、新発田、村上、鼠ヶ関、酒田、上浜、秋田(西武池袋線/高崎線/上越線/信越本線/羽越本線)

鉄旅日記2011年8月13日・・・保谷駅、高崎駅、長岡駅、新津駅、新発田駅、村上駅、鼠ヶ関駅、酒田駅

記事を読む

「車旅日記」1998年夏 2日目(木曽-野麦峠-信州新町-志賀高原湯田中)-道の駅日義 木曾駒高原、木曽福島駅、木曽福島タイムリー、開田村、野麦峠扇屋、奈川渡ダム、道の駅信州新町 【伊那、木曽から志賀高原へ。気乗りのしない旅で選んだ行き先は、初夏の信濃路でございました。】

車旅日記1998年7月19日 1998・7・19 6:28 19号国道‐日義 木曽駒高原(道の駅)

記事を読む

「車旅日記」2004年春 最終日(稚内-旭川空港)走行距離353㎞その1-稚内サンホテル、稚内公園、ノシャップ岬、サロベツ原生花園、サロベツ河畔、パンケ沼、下沼駅、幌延駅、雄信内駅 【旭川に下りて、思う存分に北の大地を走った旅の記録でございます】

車旅日記2004年5月5日・・・稚内サンホテル、稚内公園、ノシャップ岬、サロベツ原生花園、サロベツ河

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

「鉄旅日記」2023年七夕月 初日(東京-輪島)その2‐東京、富山、電鉄富山、越中八尾(北陸新幹線/高山本線)【令和6年能登半島地震の半年前に能登を、輪島を訪ねておりました。】

鉄旅日記2023年7月15日15日・・・東京駅、富山駅、電鉄富山駅、

「鉄旅日記」2023年七夕月 初日(東京-輪島)その1‐金町、北千住、日暮里(常磐線)【令和6年能登半島地震の半年前に能登を、輪島を訪ねておりました。】

鉄旅日記2023年7月15日・・・金町駅、北千住駅、日暮里駅(常磐線

「鉄旅日記」2023年桜時 ツレと訪ねた横須賀~大宮旅でございます。そして江戸川堤菜の花の頃。佐野元春さん「sweet 16」永遠にありのままで。/横須賀駅/横須賀中央駅/大宮駅/内宿駅【Facbookへの投稿より振り返ります。】

【雨の軍都から江戸川堤。そして静かな午後】 2週にまたがる週末

「車旅日記」2001年盛夏 最終日(松山-東京)その3-伊吹PA、浜名湖SA、由比PA、足柄SA、海老名SA、葛飾金町【思い出深き四国初上陸でございます。福山に帰省していた友と待ち合わせ、いつも想っていたのは京都の彼女のことでございます。】

車旅日記2001年8月15日・・・伊吹PA、浜名湖SA、由比PA、足

「車旅日記」2001年盛夏 最終日(松山-東京)その2-新倉敷駅、相生駅、明石SA、桂川PA【思い出深き四国初上陸でございます。福山に帰省していた友と待ち合わせ、いつも想っていたのは京都の彼女のことでございます。】

車旅日記2001年8月14日・・・新倉敷駅、相生駅、明石SA、桂川P

→もっと見る

    PAGE TOP ↑