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「鉄旅日記」2023年七夕月 初日(東京-輪島)その2‐東京、富山、電鉄富山、越中八尾(北陸新幹線/高山本線)【令和6年能登半島地震の半年前に能登を、輪島を訪ねておりました。】

公開日: : 旅話, 旅話 2023年

鉄旅日記2023年7月15日15日・・・東京駅、富山駅、電鉄富山駅、越中八尾駅(北陸新幹線/高山本線)

6:23 東京(とうきょう)駅(東海道・山陽新幹線/東北・北海道新幹線/上越新幹線/北陸新幹線/東海道本線/中央本線/総武本線/山手線/京浜東北・根岸線/横須賀線/京葉線/成田エクスプレス/上野東京ライン/東京メトロ丸ノ内線 東京都)

北陸新幹線ホームに上がると自由席を求める列はすでに長い。やれやれと指定席を求めれば昼過ぎの便まで満席。

やれやれ。立つことを覚悟して並び、二人の紳士にはさまれた席を得た。

朝から酒を飲む男はそうはいないらしい。多少の居心地の悪さはあるが、それなりの苦労の末に得た席。楽しむのは構わない。

出かける前に見たニュースじゃ大相撲名古屋場所での錦木関の快進撃。ウクライナが反転攻勢に転じた戦場ではクラスター爆弾の使用が取り沙汰され、ロシアでは民間軍事会社ワグネル反乱後の混乱が続いていると伝わる。

コロナ騒ぎを収束させた世界の叡智にオレが絶望することはない。

9:21 電鉄富山(でんてつとやま)駅(富山地方鉄道本線/富山地方鉄道不二越・上滝線 富山県)にて

9:44 富山(とやま)駅(北陸新幹線/高山本線/あいの風とやま鉄道/富山地方鉄道市内線/富山地方鉄道富山港線 富山県)

満席の車内では浅間山を覚えている。長野止まりの新幹線は「あさま」号。かつて碓氷峠を越えていた特急「あさま」は現在に引き継がれている。郷愁を持つ。

やがて北陸。黒部では遠くに日本海。

富山に着いた。

路面電車が行き交う街を飽かずに写す。

懐かしさに誘われて富山地鉄の改札口に向かえば、3年前に寄った「越中そば」はなくなっていた。あのおばちゃんが喋っていたことを思い出そうとしたが叶わなかった。

特急「ひだ」号を待っていた。高山本線以外は第三セクター線。北陸本線の名が消えた富山駅に違和感を持つ。そして薄情にも新幹線開通前の富山駅の記憶がなくなっていることに気づく。

外国人旅行者の多さが際立つ車内。2両編成の特急列車。終点の名古屋には約4時間後に着く。ほどよい列車旅と言える。でも車内販売はない。

もとより計画を変更するつもりなど微塵もないが、ひとつ目の特急停車駅の越中八尾に降りる。

11:49 越中八尾(えっちゅうやつお)駅(高山本線 富山県)

坂の町を歩きたかった。この駅に降りるのは3度目になる。

思いと縁は切れず、「おわら風の盆」の町に誘われた。

懐かしい駅前風景を写し、かぜのまち大橋を渡り、古い家並みが続く道に進む。

八幡社にお参りして、日本の道100選に選定された黒い坂道を上がる。

諏訪町本通り。なるほど、ここが。ところどころに晩夏の祭の絵を見る。

9/1~3に風の祭は行われる。目を伏せるように笠で顔を隠した踊る姿が奥ゆかしい。きっとこの国の美が見られるのだろう。

諏訪町本通りに並行する道もまた雅。

あるいは見納めと再び諏訪町本通りに戻り、酒屋で清酒「風の盆」とウイスキーハイボールを購入。上手に商品を勧めてくれたおかみさんに町を誉めると、「田舎で」と謙遜される。

蒸し暑い道を駅へ戻った。待合室に置かれたテレビではロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が現地で躍動している。今日は先発登板日。ウイスキーハイボールを飲みながら眺める。改札脇の駅員さんもちらちらテレビに視線を送る。これも思い出。

去年伊那の飲み屋でたまたま見た福岡ソフトバンク・ホークス×千葉ロッテ・マリーンズの試合をよく覚えている。

次の富山行特急「ひだ」は4両編成で到着する。

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