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「鉄旅日記」2022年師走 初日(東京-会津宮下)その2 ‐郡山、会津若松、会津坂下、会津中川(磐越西線/只見線)【11年ぶりに全線運転再開を果たした只見線に乗りにいきました。】

公開日: : 旅話, 旅話 2022年

鉄旅日記2022年12月10日・・・郡山駅、会津若松駅、会津坂下駅、会津中川駅(磐越西線/只見線)

11:12 郡山(こおりやま)駅(東北・北海道新幹線/東北本線/磐越東線/磐越西線/水郡線 福島県)

ウイスキーハイボール2本の酔いが眠りを誘い、何度も落ちる。目覚めてみれば席はほぼ埋まっている。

きっと磐城石川駅で起こったことだろう。沿線の中核であり、友が生まれた縁深き町。眠りの中に去ってしまったか。

その友が現在暮らす街、郡山。これまでに何度降りてきたことだろう。最近じゃこうした乗り換えの際に駅前に降り立つのがせいぜいだが、友の結婚式にも参列したし、恋に似たものも味わった所縁の街。そのうち落ち着いた時間をここで持ちたい。

磐越西線が混んでいる。旅姿の人々は会津若松でオレと同じように只見線のホームに立つのかもしれない。

この秋に数年ぶりに復旧した絶景を謳われる路線。かつて代行バスに揺られた只見~会津川口間の鉄路を往けば完全乗車になる。

磐梯山をはじめ山々はうっすらと雪化粧を施している。

12:55 会津若松(あいづわかまつ)駅(磐越西線/只見線/会津鉄道 福島県)

中山宿駅の手前、中山峠に差し掛かる頃にスイッチバック時代の遺構、旧中山峠駅がホームだけの姿で遺されている。

やがて訪ねるだろう。そういう人生だよ。

猪苗代駅あたりには積雪が見られ、磐梯山に設けられたスキーゲレンデだけが雪を乗せてくっきりと浮かび上がっていた。

会津若松駅には日差しがあり、磐梯山は雲に隠れている。2年半振りになるのか。

恋人と楽しむために購入した酒は、会津藩「什の掟」締めくくりの一言を名に持つ會津ほまれ「ならぬことはならぬものです」。そして喜多方ラーメン。きっと喜んでくれる。

そしてやはり只見線ホームには鉄道ファンが集まっている。

13:47 会津坂下(あいづばんげ)駅(只見線 福島県)

西若松を出て会津鉄道と分かれると眠りに落ちる。

目覚めた世界は眠る前と何ら変わらない。会津盆地とはそんな世界。

ここで7分の停車。かつて駅前に車を寄せたことがある。15年近く前になるだろう。たばこを購入したお店でライターをもらった。そうした恩はよく覚えている。

そのたばこ屋さんを探したけど、もうなかったよ。

ここ坂下近くの戦場で会津藩の女傑、中野竹子が命を落としている。会津は今後も会津藩の記憶と共に生き続ける。

悲劇からの立ち直りは誇りを生む。現在のウクライナにもあてはまるようになるだろう。

罪深さをはじめとした人類が生まれ持つ複雑さを思うと、この星に一体何をしに現れ出たのかと思う。

14:24 会津桧原~会津西方 車窓風景

14:37 会津宮下~早戸 車窓風景

14:55 会津中川(あいづなかがわ)駅(只見線 福島県)にて

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