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「車旅日記」2001年盛夏 2日目(琵琶湖西-高松)その1-レイクサイド琵琶湖、四条烏丸、長岡京駅、淡路SA【思い出深き四国初上陸でございます。福山に帰省していた友と待ち合わせ、いつも想っていたのは京都の彼女のことでございます。】

公開日: : 旅話, 旅話 2001年

車旅日記2001年8月12日・・・レイクサイド琵琶湖、四条烏丸、長岡京駅、淡路SA

2001・8・12 8:15 某リゾートクラブレイクサイド琵琶湖

出発が少し遅れている。でも構わない。慌てない。夢では「プロレスリング・ノア」三沢光晴の新日本プロレスG1クライマックス参戦が決まっていた。

そんな馬鹿な。まさに夢だ。こうして琵琶湖を眺めていること自体夢のように思うけど、そうじゃない。

今日も明日も素晴らしい日がやってくるんだ。そう確信している。慌てないよ。今回からのオレは。

蝉の声が夏に生きていることを教えてくれている。外に出ると案外涼しかった。日陰に止めていたおかげで車内もひんやりしている。

部屋からじゃ暑く思えたけど、外はとても爽やかだ。何も問題ないよ。

この空気、夏の音、空の色、雲、すべてを忘れたくない。

この国の素晴らしい夏を感じている。

9:38  四条烏丸交差点付近 623km

161号国道から477号国道。突き当りで367号国道に乗り換えて有料トンネルをくぐり、大原より京都市内へ。

京都全域はオレにとっては聖地みたいなもので、どこを見ても美しい。スクラップ同然の車が乗り捨てられているのを見かけたのが例外で、山里の暮らしの中に雅を感じ、その後も清潔で品のいい家並が続いていた。

鴨川を越えると京都御所、烏丸通り。彼女に会っていこうと思ったのはついさっきのことだ。そしてひと月振りにここにきた。

電話は通じなかった。今日はどこにいるのだろう。あるいはまだ眠っているのかもしれない。角を曲がれば彼女が暮らすアパートがある。

祇園祭最中の4週間前に、あの部屋で愛し合った記憶が色褪せることは終生ないだろう。

少し車を走らせ、すぐに思い立って車を降りた。並びの新明神社に彼女の無事を祈るために。

心はとても穏やかで、気持ちは果てしなく澄んだ。

11:18 長岡京駅 638km

京都駅から3駅分進んだだけらしい。かつての都も今は急行の止まらない街として存在している。

少しの停滞だ。さすがに1時間近くも同じような場所にいると倦怠感が芽生える。9号国道の渋滞に参加していた人々は一体どこへ向かっていたのだろうか。

桂川の風情が印象深い。その前後に水の絶えた川を渡った。

今日は気温も上がっている。

16:36 神戸淡路鳴門自動車道 淡路SA  736km

大阪~神戸間でかなりいたぶられてしまった。予想通りと言えるかもしれないけど、少しアテは外れてしまった。

久しぶりに大勢の人がいるところに来ると疲れを感じる。あまり楽しんでいなかったのかもしれない。そう思うことはとても悔しいし、果てしなくムダだ。

道中二人の友と連絡をとった。あの時は気分も晴れたけど、今はあまりスッキリしない。やっぱり悔しいよ。またイヤなことや、くだらないことを考えたりしていた。

神戸はすっかり復興していたようだけど、感慨に上がることはたいしてなかった。現地で今も苦しんでいる人には詫びたい気持ちでいる。

橋に通じるトンネルは未来都市を感じさせ、明石海峡大橋は壮観だった。あの時ばかりはさすがにそんなクサクサした気持ちも飛ぶ。

今日の関西圏は気温34度。曇っていたし、鈍い暑さがずっとまとわりついていた。

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