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「鉄旅日記」2023年新春最終日(彦根-東京)その4 ‐小淵沢、甲斐大和、四方津、新宿(中央本線)【南海各支線、水間鉄道、泉北高速鉄道、阪堺電気軌道、信楽高原鐡道、、、関西乗り鉄旅でございます。】

公開日: : 旅話, 旅話 2023年

2023年1月9日・・・小淵沢駅、甲斐大和駅、四方津駅、新宿駅(中央本線)

17:25 小淵沢(こぶちざわ)駅(中央本線/小海線 山梨県)

次は始発の高尾行。17分ある。展望台から雲に隠れた八ヶ岳、富士見パノラマスキー場ゲレンデの明かり、甲斐駒ヶ岳をはじめとする南アルプスを写す。

思うようにはいかなかった信濃路だが、これでいいと思える。上諏訪、小淵沢での行動は昨夏の恋人との旅を思わせる。オレも少し変わったのだろう。

特急あずさの遅れにより、高尾行の発車も数分遅れている。

18:43 甲斐大和(かいやまと)駅(中央本線 山梨県)

少し眠り目覚めると勝沼への上り坂に差し掛かっていた。中央本線屈指の車窓風景が見られる。時間帯が早いこともあるのか甲府盆地の夜景はいつもより明かりを落としていた。

特急あずさ通過待ち7分の停車。このあと四方津でも似たような停車時間がある。3年前に恋人と甲府への帰りに乗った列車と同じなのだろう。その夜は高尾の雑居ビル2階にある古いレストランで食事をして、彼女は中野で降りた。

甲斐大和は20号国道にある道の駅も含めて思い出深い。あぁまた甲斐大和か。文字にすれば飽き飽きしたような表現ともとれるが、深い愛情を込めてその言葉を発している。

19:23 四方津(しおつ)駅(中央本線 山梨県)

特急あずさ通過待ち8分の停車。少なくとも3年前までは旧い姿を保っていた駅舎は建て変わっていた。

曲線を感じる優しげなデザイン。よく見かけてきた簡易駅舎風でないところに主張があって素敵に思う。

3年前にも恋人と見上げた謎の上昇装置は、丘の上にできたニュータウン「コモアしおつ」と駅を結ぶ斜行エレベーターならびにエスカレーターとのこと。

20:32 新宿(しんじゅく)駅(中央本線/山手線/総武線/埼京線/成田エクスプレス/湘南新宿ライン/小田急線/京王線/京王新線/東京メトロ丸の内線/都営新宿線/都営大江戸線 東京都)

高尾から接続1分で中央特快に乗り継ぎ新宿まで。3連休最終日。夜の移動者は思ったより少なく、山手線でなんなく座れている。

世界一乗降客数が多いと言われる新宿駅だが、大阪駅の巨大さを見てきた後だけあって見劣りする。見慣れているという単純な事情ではないだろう。

青春時代の4年間を過ごし、いくつも恋に落ちた小田急百貨店がなくなったと当時の仲間から年賀状で伝えられて、あらためてその事実に気づいた。

嘆かわしいことじゃない。その最後の日々がいつなのかを恋人からも知らされていたが、特に興味は起きなかった。

感傷的になるにはあまりにも過去だ。一昨日も書いた。オレは今も青春の中にいる。

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