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「鉄旅日記」2023年新春 2日目(泉佐野-彦根)その2 ‐貝塚、住吉大社、粉浜、岸里玉出、汐見橋、桜川(南海本線/南海高野線)【南海各支線、水間鉄道、阪堺電気軌道、泉北高速鉄道、信楽高原鉄道、、、関西乗り鉄旅でございます。】

公開日: : 旅話, 旅話 2023年

鉄旅日記2023年1月8日・・・貝塚駅、住吉大社駅、粉浜駅、岸里玉出駅、汐見橋駅、桜川駅(南海本線/南海高野線)

6:38 貝塚(かいづか)駅(南海本線/水間鉄道 大阪府)にて

7:22 住吉大社(すみよしたいしゃ)駅(南海本線 大阪府)にて

7:28 粉浜(こはま)駅(南海本線 大阪府)にて

7:57 岸里玉出(きしのさとたまで)駅(南海本線/南海高野線/南海汐見橋線)

水間観音から貝塚に戻り、6:45発の区間準急で堺まで。堺から普通列車で3駅目。住吉大社駅で降りる。

かつて阪堺電車がここまで伸びていた。それもほんの7年前まで。廃止された住吉公園駅跡が残っていると知って降りたのだが、それを示すものは見当たらず、駅構内に設けられた商店街を抜けると、次はこっちだとばかりに粉浜商店街がアーケードを保ったまま粉浜駅まで続いている。

大阪人からは「すみよっさん」と呼ばれるという住吉大社の門前町として、その始まりを明治時代に持つという商店街。

歩くこと6分。粉浜駅に着く。駅下にはスーパーマーケットという皮肉な現象が見られるが、文化と生活においてどちらも欠かせない。地域住民による両立的な態度を望みながらさらに高架沿いに歩いていった。

それからまた16分。大阪は商店街の街。そんな街の風景がとても好きなんだ。

この駅は興味深い。南海本線と高野線はV字に交わり、汐見橋線ホームは健気とも言える姿で一番端にある。

粉浜方面から駅に入ると移動に数分を要する。ひたすらに殺風景なコンクリート通路を歩いてきた。

ミナミの中心へ乗り入れる南海鉄路は地上を往くのか。半信半疑なまま揺られている。

8:09 桜川(さくらがわ)駅(阪神なんば線 大阪府)にて

8:27 汐見橋(しおみばし)駅(南海汐見橋線 大阪府)

ミナミの中心へと向かう風景とはこのようなものか。主に住宅街を走る華々しさのない沿線風景に阪神高速の高架橋が交じる。4名だけを乗せたまま間に4駅を置き、汐見橋線は地上を走り続け、約10分で終着駅に着いた。

予備知識を持たずにいたんだ。地下駅を想像していたよ。着いてみると、よくぞこの場所で、しかも地上駅として残っていたと称賛を惜しまない旧い駅。

でもさっきも言ったように運んできた者はわずかに4名。岸里玉出~汐見橋間を往く列車は1時間に2本しか運行していない。廃線を囁かれることもあるだろう。天下茶屋~天王寺間を走った南海天王寺支線は1984年と1993年に2段階に分けて廃線となった。

忘れ去られたような姿には老優が放つ哀愁を感じる。隣接する阪神桜川駅は地下駅で、対照的な姿を見せている。

桜川は大阪難波の次の駅。そんな場所柄だと概ね認識していたからこそ汐見橋駅も地下駅を想像していたが、まるで奇跡に遇ったかのような姿を心から愛でた。

1900年の開業時は道頓堀駅で、早くも1年後に汐見橋駅に改称され、現駅舎には壁面アートが描かれている。

道頓堀川を見に行く。憂歌団が歌った「大阪ビッグリバーブルース」。オレの大阪原風景はおそらくこうしたもの。先には大阪ドームの銀屋根が見えた。

コンビニで酒を購入して、駅と行き止まりのプラットフォームを何度も愛でる。

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