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「鉄旅日記」2022年皐月 最終日(磐梯熱海-東京)その3 ‐駒形、前橋大橋、高崎、本庄(両毛線/高崎線)【日光線全駅乗降を果たし、猪苗代湖畔に遊び、磐梯熱海の湯につかり、国定忠治を訪ねた旅でございます。】

公開日: : 旅話, 旅話 2022年

鉄旅日記2022年5月8日・・・駒形駅、前橋大島駅、高崎駅、本庄駅(両毛線/高崎線)

14:27 駒形(こまがた)駅(両毛線 群馬県)にて

15:16  前橋大島(まえばしおおしま)駅(両毛線 群馬県)

駒形駅14:25着。

赤城山を右手に、妙義山を正面に見て約40分の徒歩行。こうして桐生を歩いた過去が脳裏に蘇る。景色も似たようなもの。

列車でいけば次の前橋大橋駅へは所要時間3分。広い県道に沿って上州路をひたすらに歩いた。

駒形駅も前橋大島駅も、駅前に特徴を持たず、商店もコンビニもない。前橋の名がつく町ゆえビールくらい飲めると思っていたけど叶わなかった。

まぁいい。高崎で。両毛線旅はこれで終了。次に思い立つことはあるだろうか。一期の思い出とばかりに跨線橋からの景色を写す。

「天狗争乱」を読んでいて、太平山には興味を持った。

あの山の麓に大平下駅があり、かつて降りて東武日光線の新大平下駅まで歩いたものだが、当時は周辺にまつわる歴史を知らずにいた。

意識していたわけじゃないが、両毛線で降りたことのない駅はあしかがフラワーパーク、山前、小俣の3駅となった。

16:04  高崎(たかさき)駅(上越新幹線/北陸新幹線/信越本線/高崎線/両毛線/上越線/吾妻線/上信電鉄 群馬県)

少し疲れてしまった。朝起きた時に腫れあがっていた瞼はだいぶマシになったが、そもそも疲れていたのだろうか。

とにかくビールを体に入れて紛らす必要があった。

駅構内の飾りは飛鳥~奈良時代に建てられた「上野三碑」を模した物のまま。去年の7月以来か。いずれにしても高崎は一度じっくり歩く必要がある。

「天狗争乱」に登場する高崎藩。歴戦の天狗党の進撃を避ける勢力が多い中で、高崎藩は果敢にも下仁田で挑み、結果は破れる。

日露戦争の旅順攻略戦ではなかなか戦果が上がらぬ中で、高崎連隊がある高地を占領する。その山は高崎山と仮名された。

最近頻繁に甲子園に現れる健大高崎。「機動破壊」と名づけられた足でかき回す野球は、そのフレーズと共に記憶に残る。

武勇の街と表現したい。

16:38  本庄(ほんじょう)駅(高崎線 埼玉県)

YouTubeで全日本プロレス中継を探したら1979年の映像が現れ、この街でテレビマッチが行われたことを知った。

メインイベントはタッグマッチで、ジャイアント馬場、ジャンボ鶴田×「狂犬」ディック・マードック、「アイアン」マイク・シャープ・ジュニア。元NWA世界王者の「荒法師」ジン・キニスキーが現役として最後の来日を果たしたシリーズだった。

30年振りに降りたよ。当時は熊谷を過ぎると車内でタバコを吸えた時代だった。今からすればまるで冗談だ。

その30年前に本庄に降りるきっかけを与えてくれた同僚によれば、あれから上越新幹線の本庄早稲田駅が開業したりしたものの、バブルの余韻が残っていた当時からはだいぶ廃れてしまったという。

駅も駅前もまるで覚えていないが、あまり変わってはいないのだろう。

ただ、彼が言うようにこんなにも閑散とした町だったのかという感覚は残る。

少なくとも30年前にそうした印象は持っていない。

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